ピコ森 メル友掲示板

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escape‐エスケイプ‐

1: 名前:紫音☆01/05(月) 11:58:29 HOST:57.155.183.58.megaegg.ne.jp




なんで、
なんでこんなことになってしまったんだろう...



泣いたって

戻れやしないのに、



俺はただ、ただ後悔するしかないんだ.




/escape‐エスケイプ‐


2: 名前:羽月☆01/08(木) 19:50:41 HOST:c210-211-42-179.customer.mni.ne.jp
おもしろそう♫

期待アゲ↑↑

がんばぁ


3: 名前:紫音☆01/11(日) 23:46:28 HOST:57.155.183.58.megaegg.ne.jp
羽月サマ

アゲありがとうございます!!
がんばります^^


4: 名前:紫音☆01/12(月) 00:04:13 HOST:57.155.183.58.megaegg.ne.jp


主人公:河井 弘貴(カワイ ヒロキ)

____________________________



「弘貴−。起きろ」
「んん…っ」


うるさいな…。

毎朝兄ちゃんの声が俺の耳に響く。
朝が弱い俺には迷惑この上ない。


「マジ後15分−…」
「今8時過ぎなんだけど」
「えっ!」


途端に布団から飛び起きた。
遅刻じゃん!やべえじゃん!
なんて思ったのも束の間……


「は……7時?」
「うっそーん。お前こうでもしないと起きねえんだもん」
「はあ…!? ふざけんなよ…」
「はは。ま、たまには早起きもいいんじゃね?」


高らかに笑いながら
兄ちゃんは俺の部屋から出て行った。

くっそ−。
やられた。

はあ、と溜息をついた後
制服に着替え、朝食を取り、俺はいつもより早く家を出た。




5: 名前:紫音☆01/12(月) 12:19:52 HOST:57.155.183.58.megaegg.ne.jp
季節は夏。
外は蒸し暑い空気に包まれている。


「暑……」


太陽がギンギンに地面を照らす。
俺の額からは自然と汗が流れる。

つか、こんな早く学校行っても
なんもすることねえよ。


「あー…マジ最悪」


ボソッと呟いた。

10分も歩けば学校は目前で。
生徒の姿がちらほらと確認できた。

俺も校舎の中へと入り、
外靴から上靴へと履き替え、教室に上がった。


「あ、弘貴じゃん」
「お−。隆太」


教室の中にはすでに親友の坂野 隆太(リュウタ)がいた。


「弘貴がこんな早く来るとか珍し」
「失礼な」
「冗談」


はは、と笑う隆太。
たまには早く来るのもいいかもな、
なんて俺は思った。


6: 名前:紫音☆01/12(月) 14:31:36 HOST:57.155.183.58.megaegg.ne.jp
「今日あちーな」


隆太は言って窓の外を眺める。
俺もそうだな、と頷いた。


「あ、そういえば」
「ん?」


何かを思い出したように
隆太は俺に顔を向けて言った。


「今日さ、転校生来るらしいよ」
「え、そうなん?」
「そ。しかも、女!」


嬉しそうに隆太は騒ぐ。
俺はそんな隆太を見ながらどんな子だろうかと
想像していた。


「可愛い子だったらいいな」
「え、何弘貴まさか狙う気?」
「可愛かったら、ね」




……他愛もない話をしているうちに
HRが始まった。

そして、


「今日は転校生を紹介するぞ−」


担任の声で俺と隆太はニヤニヤしながら
扉のほうに目を向けた。


「入っていいぞ」


瞬間、扉が静かに開かれた。




7: 名前:紫音☆01/14(水) 00:35:44 HOST:ser359941011870435
「失礼します」


小さな声がやけに教室に響いていた。


「えー今日からこのクラスの仲間になる、北川千恵さんだ。はい、拍手」


クラス全員が拍手を終えると、彼女は口を開いた。


「えっと…北川千恵と言います。よ、よろしくお願いします」


どこか覚束ない表情で頭を下げ、担任に指示された席へと移動する。


「は、マジかよ…」


その北川という女は俺の隣に座るらしい。

俺は思わず顔を顰めた。


「弘貴どんまい」


離れた席の隆太が口パクでそう言いながら笑っていた。




こうして、今までとは少し違う一日が始まりを告げた。



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