| 美亜がぶつかったのは、校舎だった。
「え…?」
美亜は立ち上がり、学校の窓をのぞいてみた。
「ここは…」
美亜が見た場所は、図書室だった。
「ここから職員室に行けばいいや」
周りに誰かいないか確かめて、静かに窓を開けた。
なぜだか鍵が開いていた。
「トッ…」
足音が響いた。誰かに聞こえていないかハラハラしている。
図書室はまっくらで、ヒンヤリしている。
美亜は本棚をズラーッと見ていくと、変わった本を見つけた。
「これは…?」
だいぶ昔の本だ。すすけていて文字が見えない。
美亜はホコリをはらうと、だんだん文字が見えてきた。
「ミ…イラ…?」
そこに書かれていたのは、『ミイラ』だった。
「ミイラ…」
美亜がその本を開けようとした瞬間…
「ガラガラッ」
図書室のドアが開いた。
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