| やっとめんどくさい授業が終わって、家に帰れる。
「美幸っ!」
『沙織ー』
「今頃言うけどさぁ、美幸、チャットですごいねー!
…で、昨日どうなった?」
『すごいでしょ! 昨日は…』
「なに…? どうしたのっ!?」
『死神とか言う奴に逆らったのね。
そしたら…』
あたしはなぜか自然と涙が出てきた
「美幸っ!? なにがあったの!?」
『あたしの周りの人が一日一人いなくなっていくって…』
「そんな…っ
昨日、あたしが行けばよかったんだ…!
昨日ね、パソコンつけるの禁止にされて…!」
あたしは今気づいた。
母親も沙織もいなくなってしまうんだと…
『そんなことどうでもいいっ! 沙織、あたしに近づいたらダメ!』
「なんでよ?」
『沙織も死んじゃう…』
「あたしはいつも美幸の味方だから…
離れるなんてあるわけないじゃん?」
沙織は目から涙があふれそうなのに笑顔で言ってくれた。
『ダメッ!!』
大声で言って、全力疾走で家に向かった。
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