ピコ森 メル友掲示板

■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50
 地獄姫 

1: 名前:レイ☆12/17(水) 19:12:59 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

こんにちわ(^ω^)
ホラー小説は
初めて書きますが
読んで下さると光栄です☆



14: 名前:レイ☆12/17(水) 22:28:27 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

キリキリと
心臓が傷んだ

目を瞑ればそこには
もう1人の自分

もう1人の私が私を
見つめている
思わず私も見てしまう


何故だろう?
涙が出てくる

そしてもう1人の私は
私に向けて鎌を
振り落とそうとしている


「や……めて!」


そう呟き私は
見えなくなった



-------軌羅side


「まだ大丈夫か…」

倒れた美夜を抱える
俺は小さい頃から知っている


美夜は両親が居ない
何故か何て知っている

そのためにこの村に来た
すべてを教えるために




15: 名前:レイ☆12/17(水) 22:40:28 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


いつものように来る朝


「夢……?」


どうなったのか
覚えていない

昨日、軌羅に聞いた事
何かを聞いた…

思い出せないのは何故?



軌羅の居る場所へ
階段を降り向かう


「おはよう」


いつも通りの軌羅に
私は安心する


「早く飯食えよ」


「うん」


会話があまりない私達
昔はもっと話して
いた気がする


…昔?

この村に来てからの私は
変な気がする







16: 名前:レイ☆12/17(水) 22:50:43 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

「美夜ちゃーん!
オハヨッ」


学校に着き
珠璃ちゃんが挨拶してきた


「おはよう」


ニコっと笑ったつもりの私
笑った私はどんな顔?



「美夜ちゃんっ、この子達が
仲良くしたいって
言ってるんだけど…」


珠璃ちゃんの後ろには
2人の女の子


「東城 桜と
音川 ヒナっていうの」


珠璃ちゃんが紹介する
仲良くしたい…すごく嬉しかった


『よろしくねっ』


「うん、美夜で良いよ」


『私達の事も名前で
良いからねっ』


私は恵まれて
いるかもしれない



17: 名前:レイ☆12/17(水) 23:03:45 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


--時が過ぎた頃

私達は4人グループで
仲良くなった

桜は私より少し短めの
黒のセミロング

ヒナは綺麗な栗色の
ショートヘアーに
前髪にいつも可愛い
ピンを付けていた


「美夜ーっ、次移動だよぉ」


珠璃が私に言う
そうだと気付き急いで
教科書を取り出す


「ごめんー先行ってて!」


あれから何もないように
楽しい日々が続いた

軌羅は家に居る事が
少なくなったり
私と話す事も少なくなった


そしてあの夢…が
少しずつ進んでいった



18: 名前:レイ☆12/17(水) 23:10:29 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


ふと見ると窓側の席に
1人の男の子が寝ている

クラスメイトの相場 純
いつも寝ている気がする

私は何故かコイツの
名前が気に入らない


でも可哀想だし
起こしてやろうと思った


「相場君、移動だよ」


ユサユサと揺する


「…地獄姫だ」


え…今何て?


「寝ぼけてないで…
起こしてあげ
てるんだからさ」



「お前、地獄姫だろ」


ムクッと起きた相場は
私を軽く睨んでいた



19: 名前:レイ☆12/17(水) 23:17:32 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


「何言って…」


「俺の名前嫌いだろ?」


何で…よ
何で分かるのよ……


「うるさいわね…」


無性にイラッとした私
普段イラついたりしないのに

地獄姫…知らない
でも知ってる…


「赤眼とか縁起悪いし」


何で言われなきゃ
ならない訳?


「うるさいっ!!」


手をブンッと振りまわした
何かを出した私が居た


この鎌ってもう1人の
私が持ってた……


少し血が付着し
錆びかけた鎌

前にも使っていたような
私はこの鎌で誰かを殺した…


心の中で殺せと
リピートしている







20: 名前:レイ☆12/17(水) 23:26:50 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

「ほらお前のお得意事。
俺にする気?」


お得意事……?
した事なんか…ないはず

相場の睨みつける
緑の瞳が怖い

綺麗すぎて苦しかった


「…ッ、やめてよ……」


ボロボロと涙を溢した

悲しくなんかないのに
何も知らない私なのに

鎌はフッっといつのまにか
消えていた



「じゃあな…」


そう言って相場は
居なくなった



---------

「美夜……」


気がつけば軌羅の腕の中
また覚えていない

ただ手の感触だけ
鎌を持った時の胸騒ぎ

それだけを覚えていた……


「軌羅…もうやめてよ」


この時私は気付いた
この人が、軌羅が記憶を
消しているのだと










21: 名前:レイ☆12/18(木) 17:44:47 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

「美夜…今日何言われた」


「知っていたのでしょう?
私が地獄姫だって…」



夢のもう1人の私が
言っていた言葉


―地獄姫
お前の使命はただ
無意味に殺す事

苛立つ者でも良い
無関係者でも良い

それが私が必要と
しているの―


「……それは」


初めて見た
軌羅が戸惑う姿


「下ろして…」


私が軌羅にそう言うと
軌羅はそっと地面に下ろした




22: 名前:レイ☆12/18(木) 17:56:08 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

その瞬間に私は走る
あの山の頂上へ

誰かが呼んでいる


「美夜っ!!」


軌羅が私を呼んでいる
それでも無視して駆け登る

血が騒ぐ
早く早くと急かせている

私を必要と
する者のために
大事な大事な……
人のために

私は我を忘れ走る


何故だろう、
必要としてもらうのが
とても嬉しいと思うのは


―愛情なんて知らない


生まれた頃から
愛された覚えなど無い

それが欲しいのかも
知れない


23: 名前:レイ☆12/18(木) 18:05:17 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

頂上に着き
私は祈る


「誰かに…必要とされたい」


ボソリと呟く
ふと気がつけば
今日は満月
綺麗な星が美しい夜に
散りばめてある


「綺麗…」


―こんな事を
思って良いのか

心臓が高鳴り
そう言われる



力が…出てくる
殺したい、殺したい

誰かを殺さなければ
私に開いた穴は埋まらない


―殺せ
お前は必要と
されたいのだろう?


「……そうよ」


誰でも良いわ
私を求めて、さまよって
そして狂って、嘆いてよ




24: 名前:レイ☆12/18(木) 18:13:00 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


「美夜…ッ!! やめろ!」


軌羅が私に追い着いた


「……遅いわ」


私は軌羅が煩い程に
着けろと言っていた
十字架のネックレス

それをブチッと千切った
自分の力ではない様な


「アハハハハハ!遅いのよ!!
私は地獄姫、殺す事が使命
そう告げてたわ」


狂った様に言う私
そうあの人のために……

もう1人の私が
教えてくれた

そして大切にしてくれる


軌羅はいつもの
冷めた目付きで私を見る
どこか寂しそうに


手を伸ばす
すると鎌が現れてくれる


懐かしい…
綻び血が付着した鎌が






25: 名前:レイ☆12/18(木) 18:33:17 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


軌羅の所にコツコツと
ローファーを鳴らして歩く


「あんたのその目が
私は大嫌いなのよ」


軌羅はそれでも何も
言わない


でも何故か私は
軌羅を殺したいとは
思わなかった

この人を殺したら
私は後悔する…なんて
思っていた


そう思う内に私の手から
鎌は消えていた


「美夜、帰ろう」


そう言って軌羅は私の
手を引いた



―瞬間に涙が
零れそうになるのを
押し殺し私は歩いた



26: 名前:レイ☆12/18(木) 18:42:26 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


---------


「付き合って下さい!」


他のクラス…確か3組の
相良 海斗(SAGARA KAITO)に
呼び出され告白される



―あの日から1週間
血が騒ぐのを押さえた
何故かは分からない
けど密かにそう告げる
私も居た

地獄姫…私の脳から離れない




この人、相良とは
喋った事はない

もちろん外見も中身も
文武両道といった人


「…良く君の事知らないの」


嫌いではない
ただ感情が無いだけだった


「俺は…如月の事が
好きだから」


相良は照れながら言う



27: 名前:レイ☆12/18(木) 18:47:52 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

正直、私も女だし
照れる


「気持ちは嬉しいの…でも
私さ、どうすれば
良いのかなって…」


分からない
告白された事はある
けどその時は興味が無かった


「じゃ、今週の土曜日さ
1日だけ付き合って…
それで決めるのはどうかな?」


それなら良いかも
知れない


私は少しでも
地獄姫なんていう名を
隠したかったから

忘れたかったから


「うん…良いよ」


「やった!ありがとな 
じゃーね」


笑顔でお礼を言って
相良は何所かに行ってしまった


…土曜日かあ


28: 名前:レイ☆12/18(木) 18:56:29 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


―あっという間に
時は過ぎて今日は土曜日


「ごめんなさい!」


正直寝れなかった
軌羅にはもちろん嘘を付いて
アリバイもバッチリだった


「良いよ♪じゃ、行こう」


そう言って
手を差し伸べてくれた

おもわず受け取る私




行った所は
お決まりのような場所

あまり行った事のない
遊園地


ファーストフード店で
お喋りしながら
食べる昼食


美味しいカフェで
一息付いて…



あっという間に
流れていった

意外と楽しいと感じた



「今日楽しかった?」


相良が笑いながら
聞いてくる



「うん…ありがとっ」


思わず久しぶりの
本当の笑顔になる私





29: 名前:レイ☆12/18(木) 19:04:28 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


―ドクン 

また心臓が高鳴る
普段より大きく聞こえる


そしてまたあの時の声…



―何笑ってるの?
お前は地獄姫
使命を忘れたのか


ガクッと私は地面に
座りこんだ


「大丈夫!?調子悪いのか?!」


相良の声…心配してる声
それが強調されている


―ウルサイ
黙れ、殺せ、殺せ!


我を忘れた様に
私はスッと立ち

腕を軽く振ると
愛しく思った鎌



「……如月さん!?!?」


相良は驚いてる
いきなり出したのだから



30: 名前:レイ☆12/18(木) 19:14:24 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


目を瞑り、また開く


「如月さん…目が……!」


逃げようとしている
そんな事させない

止められない


「やめてくれえええぇ!!」


必死に嘆く目の前の男


「アハッ・・・アハハハ!!」


狂った様に鎌を振り落とす
純白のワンピースを
着ていた私に赤の飛沫が舞う

当たり前の様に
赤い雫は目立つ


何回も何回も刺していく
殺意を描きながら



―素敵だ
地獄姫…
お前は赤が似合う


褒められた
だからもっと刺して
赤い雫を流した





31: 名前:愛佳☆12/18(木) 22:47:23 HOST:ser355766013723249
こわっ(*_*;)ォ

続き気になります!
頑張って下さい


32: 名前:レイ☆12/19(金) 19:02:58 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp
* 愛佳様 *
怖いですか!?
正直ホラー系あんまなかった
ので詰まんないかな…と
思ってましたが嬉しいです!


-----------------------*





「お父様…素敵ですか?」


不意に出てきた言葉
……この声はお父様なのだと


―さすが私の娘
地獄姫…



嗚呼、私は必要と
されている

嗚呼、私は脆く
残酷な地獄姫



「もっと…殺なきゃ」


褒められるために
必要とされるために


血まみれになった
純白…汚赤のワンピースに
黒色のブーツを
鳴らしながら私は歩く

途中に出歩いた者を
次々に殺していく私





33: 名前:レイ☆12/19(金) 19:22:32 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


「ひっ……!!」


見る者が私を恐れ
奇声を上げる

逃がしはしない
目で縛りつける様に恨む


「逃げないでよ…?」


コイツは確か
クラスメイトの
徳川 愛美(HASIMOTO MANAMI)

いつもイきがっちゃってた
かなりイタイ子

丁度良いじゃん


「美夜ちゃん…よね!?
何その格好…!目がっ…」


私は首を掴み
愛美を黙らせた


「ウルサイのよ、
黙った方が身のためよ?」


自分では思えない程の
力で首を握りしめる



34: 名前:レイ☆12/19(金) 19:24:40 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp
訂正です><

×(HASIMOTO MANAMI)

○(TOKUGAWA MANAMI)です…

すみませんでした…


35: 名前:レイ☆12/19(金) 19:41:49 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

「ウッ……アァ!」

苦しそうに嘆いている
それに私は血がさらい騒ぐ


左手を伸ばし使え刃を
出そうとする

いつもの長い鎌じゃ
やりにくい
接近しているから…

そう思うと手に
出てきたのはダガーナイフ
これも新しくなく
血がこびり付いている

私は思いっきり
戸惑いもなく刺した


「地獄で恨みなさい……」


そう言い放つ私


「ア…ァァ……」


そしてバッと
ダガーナイフを引き抜く

地獄で恨めるなら
恨みなさい

私は地獄姫
地獄の支配者なのよ…




36: 名前:レイ☆12/19(金) 19:49:57 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


ザクザクと躊躇いを
感じない私は刺す


特にこの人なんて
恨んでいなかった

恨んではいけないと…


「軌羅…が」

言っていたのを
忘れていた

その時手が止まり
握っていたダガーナイフが
砂のように跡形もなく
消えていった


そして私は
フラッ…と立ち


「帰ろう…」

無性に家に帰りたい
私は帰るんだ

さっきより汚赤に染まった
ワンピースをよそに走る


家は遠くはない
近い方だ

誰も居ない道を通りながら
私は走る 走る 走る


血は騒いだままに




37: 名前:レイ☆12/19(金) 19:58:22 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp






家が見えて来た
私の家は少し離れた所にある
だから人は少ない


…家の前に軌羅が居る
軌羅は気付き私に駆け寄る


「美夜……!」


驚くのも無理がない
顔は血塗れで
頬に沢山飛び散った血痕
純白のワンピースは
汚赤に染まり
手は血が乾いていなく
ポタポタと滴っている


「軌羅っ、ごめんなさい……」


下を向きながら言う
軌羅は私の顔を細い腕で
クイッと上げて

私の目を見つめた


「すまない…美夜」


そう軌羅は言った




38: 名前:レイ☆12/19(金) 20:07:38 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


さっきから皆が
目の事を言っている


家に入る
血塗れな私は
シャワーを浴びた


軌羅の部屋に入る


「ねぇ…軌羅、私の目は
何色なの?」


もう正直に言って欲しい
言ってくれるよね…軌羅?


そして軌羅は
机の引き出しを探り
人の顔が1つ映る鏡を出した

無言で私に渡す
私は恐る恐る見る


「……ッ」


赤色…の瞳
血よりは薄い色
珠璃が言っていた言葉の
意味が分かるようになった




39: 名前:レイ☆12/19(金) 20:26:07 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


肌はとても白い
もうすぐで青白いとも
言えるだろう




「美夜…俺はお前が地獄姫だと
知っていたんだ」

軌羅はまだ続けようとする
それに黙る私


「美夜が地獄姫に蘇る時は
満月の夜、左目が青色になる
右目は赤色で刻印が入っている」


だからおぞましい顔を
していたんだ…


「お前の前世、零美(Reimi)は
元々存在してはいけなかったんだ
その時で地獄からの娘…
地獄姫と呼ばれていた、それでも
母親は知っていたが育てた」


ゴクリと思わず息を呑む





40: 名前:レイ☆12/19(金) 20:45:19 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

「零美は最初は地獄姫とは
思えないほど幸福を
齎し、天使と
呼ばれてたんだ
ある時を境に零美は目覚め
地獄姫になった

母親が殺される
瞬間を見たからだ

そして零美は殺した
美夜と同じように。

そして酷くならない内に
この村が封印したんだ
それで零美は決めたんだ
100年ごとに地獄姫を
存在させようと

それが美夜
5代目の地獄姫」


すべてを聞いた
私の中に零美が居る

そう実感した……


「私は…どうしたら良いの?
これから満月の夜に私は
人を殺さなきゃいけないの?」


私が我を忘れた時…
あれは零美だった

私の意識があっても
心も零美だった


私は居ない


41: 名前:レイ☆12/19(金) 20:56:17 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

「分からないんだ
でも…俺は地獄姫が
こんなにも早く蘇るとは
思わなかった…

俺は美夜を助ける使命が
あるから、大丈夫だ」


軌羅はいつも
私を助けてくれる

私はありがとうと言い
部屋に戻る


ベットに腰を掛ける
考えれば考える程に
心が痛くなる


……次の満月の夜が怖い
これからは好きだった
星空も綺麗な月も見れない

見たくても…見れない
怖いから、零美が居る事が


夢に出てきたもう1人の私
あれは…零美。

私じゃない
私なんかじゃない


違うのよ
あれは私の意思じゃ…ないの








42: 名前:☆藍☆☆12/20(土) 15:30:59 HOST:116-65-6-166.rev.home.ne.jp
ホラー小説は持ってないんだけど、結構怖い感じ;;
コレからも頑張って下さい!! UPまってます^^


43: 名前:レイ☆12/27(土) 20:07:32 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp
* ☆藍☆様 *
ありがとうございます(^ω^)
怖いと言ってもらい光栄です!
はい、頑張りますね(*´ω`*)!



44: 名前:レイ☆12/27(土) 20:16:49 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp



どんなに辛くても
必ず朝は来て

動きたくなくても
動けと命じる自分が居る


今日は…
誰かを殺すのだろうか


制服に着替えて
下に降りる


「…美夜行くのか?」


「うん…行く」


軌羅は私に優しく
問いて来た


「休んでも良いぞ?」



「行く…行きたいの」


何でだろう
こんなにも行きたく
なるのは


45: 名前:レイ☆12/27(土) 20:30:45 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


軌羅と私は無言で
家を出てゆっくり歩く


「なぁ…美夜」


いきなり軌羅が口を開く
少し驚く私

軌羅の方を少し向いた


「…これやる」


軌羅がくれたのは
小さなガラス瓶に
透明な水色の液体が入った
ネックレス

瓶の中に入ってる
液体がとても綺麗だった


「…いいの?」


「魔除けみたいなもん
中の液体は聖水」


…本当に魔除けじゃん


「嬉しい…ありがとう」


さっきまで暗い気持ちも
明るくなった


私はネックレスをそっと
首に掛けた

前のネックレスは…
どこにやったのだろう


思い出せない…私が居た







46: 名前:レイ☆12/27(土) 20:49:22 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp



何事もないフリして
教室に入る


「あっ!美夜聞いて〜!!」


珠璃と桜が私に
近寄って来た



「昨日、3組の相良と
クラスメイトの愛美が
殺されたんだってぇ!!」


ドクンと心臓が鳴る
…知らないフリ


「そうなんだ…」


思わず視線を逸らす私
下手なお芝居


「原因不明でね〜自殺って
考えられてるんだって!」


……え?
私があんなに
刺したはずじゃ・…

ありえないよ、それ




47: 名前:レイ☆12/27(土) 21:07:44 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


珠璃は話を続ける

「愛美はどうでも良いし〜
それより相良!美夜さ
仲良かったじゃんっ?」


何となく気付いたけど
珠璃は愛美が嫌いだったんだ…
普段愚痴言わないし
桜もウンウンと頷く


「あ…ヒナはどしたの?」


「風邪で休みだよ〜」


嫌な予感がした
気のせいかも知れない



チャイムが鳴る

私は席に座る
窓側だから太陽が眩しい
今日は風がない

蝉が大きく鳴いていた


授業なんて聞いてない
ただ黒板に文字を真似て
書き続いたノートだけ


私は小さくノートの隅に
"どうしたら許してくれるの゛
と書いた




48: 名前:レイ☆12/27(土) 21:31:10 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp









全ての授業が終り
今は放課後


珠璃と桜が私に近寄る

「ねえっ、今日さ美夜ん家
行きたいっ!お願いーっ」


…へ?


「軌羅君が見たい…て
桜が…カッコイイって…」


「そうだけどっ、珠璃も
でしょーが!」


2人は漫才の様に語る


「別に良いけど…っ?」


少し安心した私
最近…すぐに疑う私


「わーいっ!じゃウチら
先に下で待ってるね!!」


そういって珠璃と桜は
行ってしまった……


嵐のようだったなぁ
そんなに軌羅カッコイイのかな?


乙女心って分からない…



49: 名前:さや☆12/28(日) 12:08:45 HOST:ser359942010640555
話を進めるの、お上手ですね!
続きがとっても気になります♪


50: 名前:みー☆12/28(日) 14:07:15 HOST:KD124214181222.ppp-bb.dion.ne.jp
面白い!実におもしろい!
馬鹿にしてる口調ですよね・・・
すません><

でもホンとにおもしろいです!
うちの小説もみていってください!
またきます><


51: 名前:レイ☆12/28(日) 20:37:06 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp
* さや様 *
上手ですか(゚Д゚)!?
お褒めのお言葉とても
嬉しいです♪
ありがとうございました☆



* みー様 *
面白い…すごく嬉しいです><!
ありがとうございます!
はい見ますね♪タイトル
教えてもらっても良いですか?
また来てくださる
なんて光栄です☆



52: 名前:レイ☆12/28(日) 20:46:06 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

帰る仕度をする


「おい…地獄姫さん」


寒気がし、ハッっと
後ろをすばやく向く

居たのは…相場 純


「何よ…用は?」


嫌いな奴
地獄姫なんて呼ばないで…
忘れたいのに


「お前だろ、殺したのは?」


私の顔が引き攣る
平然を保たなきゃ
いけないのに何でだろう


事実から逃げたかった
現実から離れたかった

自分から触れたくないのに…


「そうよ、だから何?」


私の顔は今きっと
冷たい桶の地獄姫

コイツは知っている
だから隠したくなかった

いっそ開き直ろうとした



53: 名前:レイ☆12/28(日) 20:56:33 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

「お前は…本当に辛いな」


意味が分からない
その言葉に優しさも
入ってる気がしてたまらない

止めてよ…聞きたくない


「……ッ、お前誰よ?」


知ってる気がする
昔コイツと会った
そして私はコイツに何かをした


「お前と縁があって、
敵対な俺」


思い出せない…
知ってるのに、思い出せない


「そして…俺はお前が大嫌いだ
憎いぐらいに殺したい」


次のコイツの
言葉に耳を疑った


「…お前何を恨んでいるの?」


冷たい眼、低い声
なのにコイツは何故か温かい



「覚えてないのかよ……」



羨ましくなった
コイツのすべてが

優しい所が羨ましい
何もかも、何の言葉も

純粋に聞こえて







54: 名前:レイ☆12/28(日) 21:07:00 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

「聞いているの、私」


覚えてないから
教えて欲しかった

私は私の事知らない


「…ごめん、俺言いすぎた」


一瞬コイツの顔はハッと
なり、元に戻った気がした

そして思い詰めた顔をして…
何かを知っていると私は思った



「いいの…ごめん、帰るね」


無理矢理笑って教室を出た
上手に笑えてただろうか








「あ〜〜来た来た
遅いよっ、美夜!!」



「ごめんっ、ちょっと先生に
捕まっちゃって…」


嘘吐き、今の自分嫌い







55: 名前:レイ☆12/28(日) 21:24:42 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


「そっかあ〜 ま、行こ!」


珠璃はどうやらごきげんだ
あんな物騒面…私だけだろうか
どこが良いのか分からない




「軌羅君と美夜はさっ、何で
同居してるの?」


ヒナが目をキラキラさせながら
聞いてきた


何で…だろう
私も良く分からないんだよね…


「わかんない…だよね」


「え〜…じゃ、関係は!?」


次は珠璃が身を乗りだして
聞いてきた
…鼻息が荒い


「幼馴染だけど…?」


多分だけど…
本当に私の事は知らない
…むしろ覚えていない


珠璃は身を下ろして
ガクッとなった

期待とか…してたのかな




56: 名前:みー☆12/28(日) 21:33:11 HOST:ser355289013483979
レイさんの小説かなりうまい★!!

いいですねーっ^^

「─…イケナイんだよ?」です!!


57: 名前:レイ☆12/28(日) 21:46:54 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp
訂正です(つд⊂;)
ヒナが目を…の所は
ヒナじゃなくて桜です><
間違え多くすみません…

-----------------


確か軌羅は私の
覚えている頃では…
私が9歳頃から一緒に居たかな

いつも小さい頃は優しくて
いつも守ってくれた

私の目の色をからかわれた
時も…確かボコボコにしてた



珠璃と桜が軌羅の事で
2人盛り上がってる時に桜が


「きっと美夜は軌羅君に
大切にされてるんだろうねっ♪」


…大切にされてるのかな
今度お礼の一言ぐらい言おうかな








「ここだよ〜」


家に着き、珠璃と桜に
教える



『でっか!!』


2人はボーゼンと立ち
声を揃えて言った







58: 名前:☆12/30(火) 16:38:25 HOST:p4107-ipbf904souka.saitama.ocn.ne.jp
あげです♪

59: 名前:レイ☆01/03(土) 21:42:19 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp
* みー様 *
もったいないお言葉
ありがとうございます><

分かりましたっ

* 夏様 *
あげありがとうございます☆
これからも宜しくお願いします^^


-------

少しの間来れません…
ですが放置とかでわ
ないので宜しくお願いします!



60: 名前:レイ☆01/07(水) 15:22:15 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


「ただいま」


『おっじゃましまぁ〜すッ』


家のドアを開けると
軌羅が二階から降りて来た



「友達?」


「うん…来たいって言ったから」


私の後ろで珠璃と桜は
頬を赤らめて見ている


「仲良くしてやってな」

いつも笑わない軌羅が
珠璃達に笑い掛けた


『はっ…ハイ!!』


…ちょっぴりムカついた
私に少しも笑い掛けたり
しないのに何で と。





61: 名前:レイ☆01/07(水) 15:31:35 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp

「はあぁぁ〜やっぱ軌羅さん
カッコイイよお・・・」


珠璃がポーと
私の部屋の天井を見て言った


「うん〜本当カッコイイ……」


桜もポーと天井を見ている




「あーーーー!」


いきなり桜が叫び出した



「何がぁ!!」

桜は驚きながら
問っている

…すごいな


「なっ…何?!」

私もビックリしたんだけど



「美夜が何でモテるのに
振ってばっかなの分かったなりー!」


なりー…って
珠璃興奮しすぎ
こうゆう子じゃないよ…




62: 名前:レイ☆01/07(水) 15:39:15 HOST:FL1-125-198-184-101.aic.mesh.ad.jp


「おおおぉ!それはすごい!!
何だと思うのかね?」


…誰だよ
桜なんだけど


「そ・れ・はっ♪
小さい頃から軌羅さんに
会ってるからだー!」


珠璃がビシィっと
私を一指し指で差す
すごい目に近いんですが……


「ほほう!それは何でだね?」

…桜、意味分かってないんか


「だから…軌羅さんはあのとーり!
眉目秀麗・成績優秀・運動抜群でしょ?」


…絶対褒めすぎだって
桜、納得してるし


「最高にカッコイイ人に会って
しまったので〜軌羅さんと
比べてしまいます!!」


…そうなのかなあ?





名前
アイコン選択
HP(省略可)



投稿にあたっての注意
・お小遣いサイトの宣伝は禁止します。
・チェーンメールの投稿は禁止します。
・中傷や嫌がらせは禁止します。
・個人情報の投稿は禁止です。
・売買、交換は禁止です。


悪質な投稿をするとネットができなくなります。