ピコ森 メル友掲示板

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 狂愛詩 

1: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 15:37:10 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


逃げられない



もう何もかも



見られている



ほら…また



「捕まえた。」


             . 狂愛詩
                 Tiho




2: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 15:44:03 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp



私達は普通のカップル。




普通に惹かれあい





普通に付き合い始め




普通に愛し合う





はずだった。






3: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 15:47:56 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp



…―cast―…





末永 真柚 mayu suenaga




加藤 工  takumi katou




…――――…





4: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 16:05:43 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
1.


高校1年の冬だった。


半袖のユニフォームを着て


一生懸命ラケットを振っていた君に


惹かれた。



いや



惹かれてしまったんだ



「あれ?何見てるの?真柚。」


じっと外を見続けている私を不思議に思ったのか友達が声を掛けた



「え?テニス部。」


「ふーん」



変なの、と言われたのも私には聞こえず


一人の男の子だけを見ていた





5: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 16:14:49 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「あー、あれ加藤か」


「加藤?」


加藤工。



それが彼の名前だった




特に女子に人気があるわけでもなく



平凡な男



と知られているらしい



「クラス、は?」



「2−A。隣のクラス」



「そっか。」



「何?好きなの?」


「ちっ、ち、違う。そんなんじゃないよ」



好き、なのかもしれない




そう思ってた




6: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 16:32:09 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp



2.


高校2年になって、夏を迎えた



あの人とはクラスが同じになり


結構喋れるようになった




優しい性格でもなく、不良でもなかった
一人称は“俺”。私の事を“末永”と呼ぶ




名前を呼ばれる度に、鼓動が高まった



想いは伝わるのだろうか



ずっと、それだけが不安だった








ミーンミーンと蝉の声が盛んに聞こえ



汗を流しながら教科書を持ち教室に向かっていれば



正面にこちらを見ている彼が居た



目が合ったので視線を逸らし彼の横を通り過ぎようとしたとき



「好き」






聞こえた





「え?」

「好き」



頭の中は真っ白
でも彼は確かに私のほうを見ていた



「誰が、誰を?」

「俺が、末永を。」


「どういう意味で?」

「女として」



私は喜んで


付き合うことになった




でも






喜ぶべきじゃなく





逃げるべきだった






7: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 20:27:50 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

3.


「帰るぞ、真柚」



付き合って2日目。今まで“末永”と呼ばれていたが




呼び捨てになり




「工」




私も、彼を下の名前で呼ぶようになった





帰り道。工と肩を並べて歩けるのが、今でも夢のよう



「真柚、手ぇ出して?」


「え?手?」


いきなり手を差し出されて戸惑っていれば



「手ぇ繋ぐんだよ。」


「…――うんっ!!」



不器用だけど、何所か優しい工が




だいすき




・・・
だった






8: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 20:44:59 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp



「なぁ、真柚。」


「な、何?」


工は、少し怒ったような、



暗く、低い声で私の名を呼んだ




「何で…今日C組の男と話してたんだよ」



「え?あぁ…あれは」





C組の男子と話していたのは事実




告白…されたんだよね




でも…言わないほうが良いかな…





言わないほうが、良いよね





「工の事を、自慢してたんだよ。」



作り笑顔を工に向ける

「ホント?」


「うん、モチロン。」


「あっそ…」



フイッと顔を逸らした工は




頬が少し赤くなっていた




“言わないほうが良い”






誤った選択肢。







9: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 20:53:57 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
4.



朝。日差しが眩しくて片目を瞑って家を出ると



「おはよ、真柚」


「え…工…?」



工はニコニコと笑いながら



「迎えに来たよ」



と言った



いきなりだったので、私も少し驚いていた。


「な、んで。また…」



「なんでって…




     真柚に邪魔な虫が付かないように」





そういった工の笑顔は




目が笑っていなかった








10: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 21:03:06 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「む…虫…って?」


目の笑ってない工の笑顔から



視線を逸らすことができない



もし逸らしたら



今にも何かされそうで




「虫は虫だよ。俺以外の男」


「ど…ゆう…」


「真柚に…俺以外の男はいらないだろ?さ、行こう」


私の右手を掴むと



ギリッと力を入れて



学校へと向かった



「いた…痛い…痛いよ、工」

「え?ああ、ごめん」



工はそう言うと、力を抜いてくれた






怖い









11: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 21:13:02 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


下駄箱へ靴を入れて上履きを履こうとしていた時








「なぁ!知ってるか!?C組の早川が殺されたって!!」








こんな声が耳へと届いた



早川…はやかわ…ハヤカワ



ドクン



昨日…話してた…




私は怯えながら工を見た



工の口からは



「…物騒な事もあるんだな」



と。







12: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 21:46:14 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


“物騒な事もあるんだな”



その後にすごく小さく工は呟いた





















「まぁ…俺が殺ったんだけどね」























嘘、


嘘、



嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ





違うでしょ…?



これが現実と知ったのは



この日の夜






13: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 21:53:34 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


5.




怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い







怖いよ、嫌だよ。







工は…そんな事してないよね?






私の空耳だよね?





ねえ…







答えて







ねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ







ねえってば…!!







14: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 22:01:11 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp



工は私には聞こえてないと思っているのか



「どうした?汗出てる。暑ぃ?」


とタオルを私に差し出した





「ち、違う、何でもない」




ガクガクと震える足をどうにかして動かし


工と共に教室へと行った



「真柚、やっぱり変。俺何かした?」


「ななな、なんでもない」


「ほら、またどもった。やっぱり…」


「だからなんでも無いんだって!!!」


ピタリ


私と工の間の空気が凍った


「あ、ごめ…た、工…」



怖い



「本当に…なんでもないの」




怖い





「だから」






怖いよ







15: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 22:08:51 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「わ、悪い…真柚。」



え。




意外だった





「う、ううん。私が悪かった」



「…じゃあお互い様。教室、入ろ」




工はニコッと優しく微笑んだ




いつもの…いつもの工だ




・ ・ ・
いつも?







16: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 22:22:35 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
6.


夜。


ドサッと音を立ててベッドへ寝転がる私



「ふぅ…」



〜♪〜♪



携帯のメール受信音が鳴った



受信者:工

窓の外見て

―END―


窓の…外?



私はカーテンを開けて下を見てみた



そこには






信じられない光景が







17: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/13(土) 22:31:10 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


木の葉にマッチで火をつけた



木の葉は炎を上げて燃え始めた




その木の葉の中に工が入れようとしていた物は



物?



物じゃない




者だ




「早川…くんっ…!?」




工の手には血で真っ赤に染まった早川くんの身体…



いや



死体




工は小さく口角を上げて



死体を




燃え上がる炎の中に




放り込んだ







18: 名前:まぁほ☆12/13(土) 23:48:54 HOST:softbank221020126003.bbtec.net
ぎゃぁぁぁぁっ!!
工怖いっっ!!
応援してますっ!怖いけどっ・・・
がんばってください☆


19: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 08:45:01 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

…―――――――…

 . まぁほ様



応援ありがとうございます。

頑張りますっ



 . Tiho


…―――――――…


20: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 09:15:20 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「た…く、み…?」



死体を炎に放り込んでいる工の姿は




正しく





…――悪魔…




〜♪〜♪〜♪



「ひっ!」



いきなり携帯の着信音が鳴って声を上げた




工…?




ピッ


「もしもし…」


『あ、真柚?どう?これ』

窓の外を見てみると炎を指差している工

「…どう、って…?」



「お前さ…


         コイツに告白されたんだろ?」



な…んで




どうしてそれを






21: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 09:24:35 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

7.


「な…ど、して…」


『俺、真柚の事ぜーっんぶ知ってるからさ』


全部…?


「そ…その火の中に入れたの…」

『んぁ?コレ?ああ…コレか…



           早川クンだよ』


「何で?何でそんな事するのっ…!?」


『何でって…真柚には俺以外の男は要らないから』


「誰もそんな事言ってないじゃない!」





『…何、真柚は俺よりコイツが好きなの?』




「え?」



何を…







22: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 09:51:31 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

「何を…言ってるの?」


『俺よりコイツが好きなの?』
『私も好きって言ったのは嘘かよ?』
『真柚は俺のものだろ?』
『真柚は俺の事だけが好きなんだろ?』



質問質問質問質問質問質問質問質問



もう



わけ分からなくて




「私は…工が…好きだよ」




『俺も…真柚が大好き』





違う





私は工が好きなんじゃない







怖いだけ







23: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 09:58:26 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


炎は消え
木の葉は炭になり



死体は
灰になって



風に乗り
何処かへ飛んだ



いや…


いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや


いや…!!!!


「工…」


『真柚。』


『明日も、迎えに行くからね』




それは、こう聞こえた






お前が逃げないように








24: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 10:17:40 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
8.


朝。相変わらず朝陽が眩しい


やはり家の外には


「…工…。」

「おはよ、真柚」


ニコニコと明るく笑みを浮かべ私の手を引き


「行こっか」


「うん…」


まるで昨日の事は無かったかのように


明るい笑顔で


でもやっぱり


目は笑ってなくて



私といると



楽しくないのかな…



「ねえ…工」






25: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 10:25:45 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「何?」


「私と…私と居て…楽しい?」


工はピタリと歩いていた足を止めて


「…何でそう思うの?」

「だって…私と居るとき、目が笑ってない」



「楽しくないわけないじゃん。真柚の事愛してるんだから」


「そ、そっか」


いわれて嬉しい筈なのに



なんで喜べないの


やっぱり私は


何処か工に怯えてる…





26: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 13:38:57 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

9.


工と手をつなぎながら学校へ着き、校門を潜ると


「おっはよー、工」
「お?それが加藤の彼女?」


工の友達と思われる男が2人来た


「えと…末永真柚です。」


ニッコリと工の友達に笑顔を向け挨拶した


「おっ、ホント可愛いねー」
「加藤じゃなくて俺にしねぇ?」

「えー」



工の友達って、面白い人なんだなぁ



「行くぞ、真柚。」


工に思い切り腕を引っ張られた


「えっ?あ、うん。じゃあ」

「「バイバーイ、真柚ちゃーん」」

「あはは」


ギリギリギリギリッ…



腕に激痛が走った


「ッ…!!??」


工…?







27: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 14:02:42 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

「痛い…痛いよッ、工ッ」



工の方を見て必死で訴えた









離してくれることは無かった



それどころか



ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ


どんどん力が増していって


爪を立てられ


血が出るんではないかと思った程握られた


「離してよ!!」


大声を張り上げ






28: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 15:11:26 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


私が大声を出せばさすがに驚いた工。


そして、優しく手を離してくれた


私の手には真っ赤な痕が付いている。


ズキズキと痛む手を庇いながら私は言った


「工…変だよ…。どうしたの?」


工はキュッと下唇を噛み締めた


「俺が変なのは…真柚の所為」

「え?」


言っている意味が分からない



「真柚、ちょっとこっち来て」



返事をする間もなく


工に引っ張られた








29: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 15:59:43 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

10.


「工、工、何処行くの!?」


どんどんと加速していく工の足


「煩い、黙ってろ」


ビクッ



あの時と同じ


暗くて低い声



怖い



怖い




怖いよ




コワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ




工に連れて行かれた所は




…――屋上







30: 名前:奈留☆12/14(日) 16:22:31 HOST:KD125055159002.ppp-bb.dion.ne.jp
怖いヶドめちゃ面白いです♪
応援してます☆
頑張ってくださいッッ


31: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 16:23:28 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


ザァァと風が吹いて


私は乱れた髪を直していた


そんな中


「真柚。真柚は誰が好き?」



何を今更、と言いたかったが

今そんな事言ったら…


「工…」


やはり作り笑顔だが、工に向ける


「だよな」


工は、満面の笑みで私に近づいてきた


「…何?」


後ずさってしまった



ヤバい






32: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 16:28:28 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


…―――――――…


 . 奈留様


怖いですか!!ありがとうございます!
応援アリガトウございます、頑張りますね。



 . Tiho

…―――――――…



33: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 18:52:10 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

11.


ジリジリと近づく工。



どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしよう



頭にはこの言葉しか回ってなかった



私はとうとう壁と工に挟まれた



「俺が…好きなんだよな?」


怖い



私はコクリと頷いた



「そっか。」


工は再び明るく笑った






「じゃあなんでだよ!!何他の男と仲良く喋ってんだ!!俺以外の男に笑顔向けてんだよ!!」





工は大声を出した



意味が分からない






34: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 19:16:33 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「い…いいじゃん、別に私が誰とどういう話していたって」


私は馬鹿だった


何で、こんな事言ってしまったんだろう


「…誰に向かって言ってんだよ」


工は明らかに不機嫌だった






嫉妬






工は嫉妬しているのだ

男の子の嫉妬は可愛いと、誰かが言っていた

誰だっけ



でも工は全然可愛くなど無かった



寧ろ




怖かった


「ああ…真柚は悪い子だなぁ…そんな子には

             お仕置きが必要だな」




お仕置き?



おしおき?




オシオキ…?






35: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 20:27:56 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

12.


お仕置き?


お仕置き…



やだ






怖い



助けて



怖い


「真柚…真柚…真柚…真柚、真柚真柚真柚」


愛おしそうに何度も私の名を呼ぶ工。


コイツ頭イカれてんじゃないのかと言うくらい、呼んだ


「工…?」


「大好き…真柚…」

フ、と微笑み





数秒後









36: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 20:52:41 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「ひぁッ…ぅ…!!???」



首を掴まれた




ギリッ…


「いやッあ゛あッあああ゛…」


「真柚は俺のだ!!誰にも渡さない!!分かってくれよ…なぁ!!」


息が…



出来ない…



死んじゃうの?




私…




「た…っ…く…み…」


目から零れる雫は床へ落ち


今の声は…届いた…?


「…何?」


首を掴んでいた手は開放され


息が出来るようになった


でも



呼吸の仕方が分からなくて



「…――工…」

「…―真柚…」

「私は…私は…

           工が…好きだよ…」


「…うん。」



工は



私をそっと



抱き締めた





37: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/14(日) 20:54:38 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp




私は





覚えた





嫉妬は





やがて






殺意に変わると。









38: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/15(月) 17:16:31 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

13.



「教室、行こう、工。」


「…そうだな」


フフとお互い微笑み合い、手を繋いで教室へ向かった





昼休み。工は委員会があると言って、教室を出て行った


「暇だな…」


いつもは工と話したり、勉強したりしてるから。


私は、廊下に出て、適当に歩いていた


ドンッ


「あ…ゴメン。」


知らない男の子にぶつかって、謝られた


その人は


ツヤのある黒髪に白い肌。整った顔立ちに、香水の香り


すごく、美しくて


数秒間見ていた。





39: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/15(月) 17:24:07 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


数秒間見られていて相手も不思議に思ったのか首を傾げ


「…何?」

「えっ、いや、別に」

「…そ。」


そう言うと、男の子は歩き出し、2−Dへ入っていった


「…D組、かぁ。」


「真柚?何してんの?」


ビクッ





「工…?」

「うん、委員会終ったから」

「そ、そか。じゃあ、教室…行こ?」

「?おう…」


ヤバい


他の人と喋ってる所なんか見られたら



また…何されるか分かったモンじゃない



幸い、工はさっきの事を見ていなかったらしく


何も追求してくることは無かった





40: 名前:さリい☆12/15(月) 18:20:00 HOST:b228d1w61T4OH6eY_softbank.co.jp
あげる!笑

41: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/15(月) 20:56:16 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


…―――――――…


 . さりい様

上げアリガトウございます


 . Tiho


…―――――――…



42: 名前:みみ☆12/15(月) 21:51:49 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
かいてーーーーきになるよーーーーー

43: 名前:みみ☆12/15(月) 22:05:54 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
かいてかいてかいてかいてかいてかいて

44: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/15(月) 22:15:43 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

…―――――――…

 . みみ様

すいません、私の事情により今はかけません。
明日になれば更新出来ると思うので待っていてください。
それと、急かされると困りますのでその辺宜しくお願いします。申し訳ありません。

 . Tiho

…―――――――…



45: 名前:みみ☆12/15(月) 22:25:22 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
こちらこそすいません私明日引っ越し準備でこれないからあせりました
明日できればフル更新してください・・・。
あさってみにくるから


46: 名前:のの☆12/16(火) 17:45:40 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
かいてーーーーーたのしみにしてますーー

47: 名前:さリい☆12/16(火) 18:33:54 HOST:b228d1w61T4OH6eY_softbank.co.jp
>>45>>46さン
同じですガ?
ホスト同じだカら、主さンにあンま迷惑カけなLl方ガよいですよ?
乱文しつれいっ
主さンのペースで頑張って下さい(ω)ノ


48: 名前:のの☆12/16(火) 19:37:23 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
ああいってなかったけど
みみは姉さんですよ?
私は妹ですし。
カラダ小説のほとんどの方にはいってあるけど
ホラー小説の方にまだいってませんでしたね
ホストが同じで同然です



49: 名前:のの☆12/16(火) 19:38:12 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
すいません
注意されてんのにえらそうにして


50: 名前:さリい☆12/16(火) 20:05:14 HOST:b228d1w61T4OH6eY_softbank.co.jp
そうなンですカ、 すいませんでした

51: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/16(火) 20:22:00 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
…―――――――…

 .のの様

すいません;楽しみにされるのは本当に嬉しいのですが、「かいて」などと言われると、
逆に書く気が失せてしまう事もあります。
>>47のさりい様の言う通り、私のペースで頑張ってゆっくり更新していきます。
妹様でも、一日のコメントは少なめにお願いします。
読んで下さっているのにこんな言い方スイマセン、宜しくお願いします。

 . さりい様

ご注意アリガトウございますっ!!
私のペースで頑張って行きたいと思うので宜しくお願いします。


 .Tiho


…―――――――…


52: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/16(火) 20:31:02 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

 14.


…工Side…


「なぁ…真柚」


「なっ、何?」


おかしい。


明らかにおかしい


俺が委員会に行った後から、真柚の様子が変だ


無駄にビクビクしているし、俺と目を合わせない


…――浮気?


いや、そんなワケない。

浮気なんかしたらまたさっきみたいになるという事を

自覚している筈だ。


「大好き」

「っ…、照れるよ…っ」


真柚には俺以外の男は必要ない


真柚は俺のもの


真柚は


一生俺から逃げられない





53: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/16(火) 20:58:44 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


でも異様に気になる。どうして、どうして真柚は俺を避ける?


嫌われるような事をしたか?

首を絞めたのも、俺の愛情表現なのに


受け取ってもらえないのか?


「真柚、今日も一緒に帰ろうな」

「う、うん…」


ほら、まただ


何でだ


何で何で何で何で何で何で何で何で何で



何なんだよ胸糞ワリィ






54: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/16(火) 21:09:35 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

…真柚Side…


どうしてだろう、さっきぶつかった男の子が頭から離れない


工にはバレてないみたいだし…今度工が居ないときに教室に行ってみようかな


「真柚、帰るぞ」


それにしてもカッコよかった。性格も良さそうで…


「…―柚、真柚、真柚?」

「っえ?あ、何?」

「帰るぞ。」

「え?もうそんな時間?」

「どうしたんだお前」


首を傾げる工に私は“なんでもない”と首を横に振った






55: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/16(火) 21:53:10 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
 
 15.


「真柚…熱でもあんのか?」


ビクッ

工が額に手を当て、もう片方の手で自分の額に手を当てていた。



「…俺が、怖い?」


「な…なんで?」


どうしよう

気付かれてるのか

そうだったらどうしよう

「なんか…無駄に怯えてないか?」


そっち、か。


「…そんなことないよっ、ほら、歩こう?」

「真…「あっ!!そうだ、私、用事があるんだ!!また今度!じゃあね!!」


私はそう言うと、全速力で家へと向かった






56: 名前:のの☆12/16(火) 22:38:01 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
主様すいません・・・・
しつこくて
主様が私の事うざいとかおもってるのならもう来ないでっていってもいいんですよ?


57: 名前:みみ☆12/16(火) 22:42:28 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp

に同じです。


58: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/17(水) 20:27:47 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
…―――――…

.のの様、みみ様

すいません、そういう意味ではありません。
読んで下さってくれるのはとても嬉しいのですが
コメはなるべく控えめでお願いします。
一日に一度、ではなく一週間に一度程度にしてもらいたいです;
小説を書かなくてレスが進むのは大変困るので…
お願いします。


.Tiho

…―――――…


59: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/18(木) 20:06:48 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


家へ帰る前に、公園に寄っていった



…どうしよう…



工は私の事『好き』って思ってくれてるのに


私はもう工の事を好きって思えない…


だってそうでしょ?


首を絞めたんだよ…?


普通…好きな人の首を絞める?


もしかして、工は私の事好きじゃない?


それなら…別れたほうがいいよね?



大体…私には好都合じゃん。




「…別れればいいんだ」



私は頬を伝う雫を拭いながらポツリと呟いた




「へぇ…何で?」






私の背後から、声が聞こえた



誰…?



もしかして…






工!?









60: 名前:みみ☆12/18(木) 20:45:11 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
がんばってください!!
マイペースに更新してくれれば私もいいです・・・
これからも見に来るのでがんばってくださいね!!


61: 名前:のの☆12/23(火) 10:54:40 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
がんばっ

62: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/23(火) 10:56:50 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

 16.


ザッ…ザッ…ザッ…



さっきの声の者と思われる人の足音がどんどん近づいてくる




怖い




「そんなに怯えんといて。お前さんの彼氏じゃあらへんから安心しとき」



…関西…弁?



私は恐る恐る振り向いた。
私の目の先には、学校でぶつかった男の子


「あ…。」

「よぉ。」


片手を上げ、ニコッと微笑む男


「学校では…すいませんでした。」
「気にせんといて。それより…お嬢ちゃん、名前は?」
「末永…真柚です。」
「真柚いうんか、可愛え名前やなぁ。」
「そんな事いっても何も出ません」


こんな会話をしていれば、私の心はどんどんと晴れていった







63: 名前:みみ☆12/23(火) 16:39:54 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
おーーー進んでる!!これからもがんばってください

64: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/24(水) 10:03:06 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

 .のの様、みみ様

ありがとうございます、これからも頑張りますね^^


 .Tiho



65: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/25(木) 19:51:36 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「・・・貴方の名前は?」

「俺?あぁ、俺は…柳原風雅。」

「ふう…が?」


変わった名前、そう付け足すと、風雅はへへっと恥ずかしそうに笑んだ


「ところで、な…」

「何?」


風雅は言い辛そうに言葉に詰まってた


「真柚は…彼氏おるやん?」

「…うん。」

思い出したく、なかったんだけどな・・・。



「その…なんか…怯えとるよな」

「そ…そんなことないよ?なんだそう思うの?工と話した事ないんじゃない?」



私がそういうと風雅は下を向いた



「・・・風雅?」

「悪い、急用があったの思い出したわ。ほな、またな。」



風雅はダッと公園から抜け出した




・・・?







66: 名前:のの☆12/25(木) 21:06:30 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
きゃーーー書いてーーきになるよー

67: 名前:のの☆12/28(日) 19:34:33 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
がんばっ

68: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/29(月) 09:47:09 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


のの様

頑張りますね^^
ちょっと頭が回らなくて書けませんでした←


Tiho


69: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/29(月) 20:32:07 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

 17.


工Side


やっぱり、最近の真柚はおかしい。
声を掛ければビクビクするし、目を合わせないし



・・・・・・・逃げるし



好きな奴でもいんのか?
んなわけねぇよな、俺の事好きっていったしよ

真柚は俺だけ見てればいいんだし
真柚は俺だけに愛されればいいんだし

真柚を愛していいのも俺だけだ
真柚を触っていいのも俺だけだ

・・・。



まぁ、真柚に好きな野郎が居たら
どんな手段を使ってもその野郎を



…―――消す、だけだけどな。







70: 名前:☆12/29(月) 20:35:36 HOST:compression02.stkn.mdsg-pacwest.com
あげ

71: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆12/29(月) 20:39:50 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

 .ゆ様


あげありがとうございます^^


 .Tiho



72: 名前:のの☆12/30(火) 13:52:54 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
きゃーーー書いてー
たのしすぎます!!


73: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆01/01(木) 13:44:56 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

  18.


真柚side


74: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆01/01(木) 13:45:27 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
↑ミスです;

すいません


75: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆01/01(木) 13:55:23 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
 
  
  18.

真柚side


「帰ろう・・・。」

そうポツリと呟けば、その声はすぐに消えていった


私は立ち上がり鞄を持って公園を出ようとした時


「あれ、真柚。」

「た・・・工」

キョトンとした顔で工が居た


「何で・・・居るの」

「いや、ちょっと気になったから」

ハハッと笑う工は先程の風雅を見なかったっぽい。

「そっか・・・アハハ」

目を合わせ気力の抜けた笑いをする。


工はニッと口角を上げ

「家まで送るよ」

と私の手を引いた。





恐怖






この言葉が頭を過ぎった








76: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆01/01(木) 13:59:54 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


         ご注意

※ ここから暴力的表現が多くなります。 ※
  不愉快だと感じた方、苦手な方は見ないで下さい
  宜しくお願いします




77: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆01/01(木) 20:11:17 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


この公園から私の家までに距離はあまり無い
でも今日は何故か公園から家までの距離が、凄く長く感じた。
迷った森の様に


「・・・―柚・・・真柚」
「あっ、うん?」

頭からそんな事を外そうと私はふるふると頭を振って工のほうへ視線を向けた


ぎゅっ



工は私を引き寄せ、抱き締めた

「たたたた・・・たくみっ」

私はバタバタと反抗したら、もっと力を入れられた


「・・・嫌?」


工は私の耳元で呟いた


「嫌じゃないよ・・・」




怖いんだ




「嫌なんだろ?俺が怖いんだろ?」


その通りだけども

頷いてみて?私は死んでしまうかもしれない

さっきみたいに首を絞められて


「嫌じゃないってば・・・」

私もきゅと小さく力を込めて抱き返すと




「嘘つき」







工は低い声でそう言った









78: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆01/01(木) 20:17:53 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp

  19.


「嘘つき」





「・・・え?」

「嘘つき・・・嘘つき嘘つき嘘つき」


工は狂ったようにそう連呼した

「ちょ・・・っと待ってよ。意味分かんない」

ドン、と押し返すと

工は恐ろしい形相で此方を見た


「真柚・・・お前男の臭いがするんだよ!!」






「な・・・んで」

「俺の真柚の臭いじゃねぇ・・・」

違うんだよ、と大声をだせばまた私を抱き締め

「また誰かと喋ったんだな?駄目だな・・・わざわざ教えなくちゃ分からないのかよ」


ニヤァッと不敵な笑みを浮かべた後







私の背中に激痛が走った










79: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆01/04(日) 16:53:24 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「っ・・・!!??」


言葉にならない、初めて感じた痛み

何が・・・起こったの?


「俺を妬かせる事が、どれだけ大きなことか分かってるのか?」


笑顔の消えた工が持っていたもの、は



赤く染まったカッターナイフ



私はハッとして背中を押さえた



ヌルッ


・・・嫌・・・・・・・

「嫌ぁあぁぁああ…」


私の手には真っ赤な血



背中を、切られたんだ







80: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆01/04(日) 16:54:23 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp
あー・・・ミスです

×俺を妬かせることが
○俺を妬かせたことが


です。すいませんoyz


81: 名前:みみ☆01/05(月) 12:26:34 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
きゃーかいてー

82: 名前:奈留☆01/09(金) 22:30:21 HOST:KD125055159002.ppp-bb.dion.ne.jp
上げ


83: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆01/11(日) 16:35:32 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


・・・―――――・・・

みみ様、奈留様

上げありがとうございます


    .Tiho
・・・―――――・・・




84: 名前:みみ☆01/14(水) 02:03:46 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
がんばれーー
応援しています。


85: 名前:みみ☆01/19(月) 14:31:01 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
がんばれーー

86: 名前:みみ☆02/01(日) 17:35:25 HOST:p4048-ipbf504sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
かいてー

87: 名前:てんとう虫☆02/05(木) 14:09:33 HOST:ser357012018691026
あげです^_^
頑張ってください


88: 名前:ピアノ☆02/05(木) 17:23:40 HOST:cg-out-f136.google.com
気になる〜

89: 名前:。。☆02/08(日) 16:25:39 HOST:KD125055159002.ppp-bb.dion.ne.jp
あげ

90: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆02/10(火) 21:35:12 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


…――――――――…

皆様、たくさんのコメントありがおとうございます^^
これからゆっくり更新していきますね


.Tiho




91: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆02/10(火) 22:41:56 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「痛いッ・・・痛いよっ!何でこんな事するのっ!?」


激痛に耐えながらも私は工を睨みつける


「俺のほうが・・・そんなんよりもずっと痛かったよ!!」


工は涙目になりながら私の肩を掴んで揺らす


意味が、分からない


「意味・・・分かんない」


震えた声で私は言った


「お前が他の男と喋ってると心が痛ぇってことだ・・・」



工は俯いて、小さく言った
コンクリートの地面には小さなシミが出来ていた
工の涙。


「ご・・・ごめ、ごめん」







92: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆02/11(水) 11:59:28 HOST:i114-180-153-170.s05.a010.ap.plala.or.jp


「誰と話してたんだよ」


工は見た人が凍るような眼でこちらを見ていた



「工の…知らないひ「いいから答えろ!!!!!!」



この静かな通り道に、工の声が響いた



「や・・・柳原風雅・・・くん」


私は、下を向きながらポツと小さく呟いた


「っえ・・・・・・・・?」



「でも止めて!風雅には何もしないで!!お願いだから!」




「風雅・・・・・・?」






工は顔を上げて、驚いたように目を丸くしていた






風雅を、知ってるの?










93: 名前:れもんてぃ☆02/11(水) 14:54:23 HOST:softbank221080107126.bbtec.net
超面白いです!!!これからも頑張って下さいね^^

94: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆02/21(土) 19:17:19 HOST:i114-180-162-99.s05.a010.ap.plala.or.jp


  >れもんてぃ様

ありがとうございます^^頑張りますねー

  Tiho




95: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆02/21(土) 19:21:31 HOST:i114-180-162-99.s05.a010.ap.plala.or.jp


「工…?風雅の事知ってるの?」


ズキズキと痛む背中を押さえながら言う


「…知らない」



「うそ、知ってるでし「お前には関係ない!!!!!」











何なの



私の事は知りたがるくせに



自分勝手すぎるでしょ



背中を切りつけたり、首絞めたりもしたじゃん




「もう…工なんか知らない…バイバイ」


「真柚!!」



掴まれた手を振り払って、私はひたすら走っていった








96: 名前:Tiho (tuI4P0PD9Y)☆02/21(土) 19:26:03 HOST:i114-180-162-99.s05.a010.ap.plala.or.jp


何よ、何よ、何なのよ!!!!


気付くと私はベッドの上に転がっていた


背中の痛みも消えた



工なんか知らない



もう関係ない



これで自由だ



自由になったんだ


嬉しい事だ


「ふふふ…ふふふっ…やった!」


私はベッドの上でゴロゴロと喜んだ



“自由”



そんなの間違い



まさか工が、あんな事するなんて








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