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2.
高校2年になって、夏を迎えた
あの人とはクラスが同じになり
結構喋れるようになった
優しい性格でもなく、不良でもなかった 一人称は“俺”。私の事を“末永”と呼ぶ
名前を呼ばれる度に、鼓動が高まった
想いは伝わるのだろうか
ずっと、それだけが不安だった
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ミーンミーンと蝉の声が盛んに聞こえ
汗を流しながら教科書を持ち教室に向かっていれば
正面にこちらを見ている彼が居た
目が合ったので視線を逸らし彼の横を通り過ぎようとしたとき
「好き」
と
聞こえた
「え?」
「好き」
頭の中は真っ白 でも彼は確かに私のほうを見ていた
「誰が、誰を?」
「俺が、末永を。」
「どういう意味で?」
「女として」
私は喜んで
付き合うことになった
でも
喜ぶべきじゃなく
逃げるべきだった
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