ピコ森 メル友掲示板

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_夢の様に儚くて_

1: 名前:CatI (8G7mNCS8Rw)☆09/11(木) 21:22:04 HOST:05004010083693_me.ezweb.ne.jp



「鉄ちゃん、だーい好き」



「俺も夢の事大好きだよ。」






そう言って笑いあえたのは、

一体、いつの頃だっただろうか―――…。


17: 名前:CatI (8G7mNCS8Rw)☆09/22(月) 07:19:20 HOST:05004010083693_me.ezweb.ne.jp



>>16(くるみ)

本ですか()そんな良い代物ではございませんよ?(汗

こんな小説に見に来てくれるのが凄く嬉しいです><;謝らないで下さーい((泣

でも頑張ります!!←おい
くるみ様のお陰で頑張ってますから!!←

ありがとうございます、忙しいけどお互い頑張りたいですね><
今日は学校休みなので更新いっぱい(?)します☆←

早く話しを進めたくてですね(笑



【本当にありがとうございました!!】


18: 名前:CatI (8G7mNCS8Rw)☆09/22(月) 07:26:50 HOST:05004010083693_me.ezweb.ne.jp



「ったく…、暇人だなー?お前」

「違げーよ!!無理矢理、夢乃に連れてこられたんだよ!」

「夢乃ー?またあんたー?」

「だってー、暇だったんだもん…、とにかくさ!一緒に遊ぼうよ!」

「また鬼ごっことか?校舎内を走るなーって言われたでしょ?」

「へーき、へーき!誰が鬼かじゃん拳ね!」





「じゃんけん…、ぽん!」



結果、



「えー、また私?」
「はは、夢乃はじゃん拳弱いからね!」



皆して屋上から出ていった。
目を瞑ると涼しい風が感じられた。






十秒数えて、私も屋上から出た。















































―――――…この後の恐怖も知らずに。


19: 名前:CatI (8G7mNCS8Rw)☆09/22(月) 07:59:39 HOST:05004010083693_me.ezweb.ne.jp



私は校舎中を走り回ってやっと鉄ちゃんを見つけた。



「鉄ちゃん居たー!」
「あれ?兄ちゃん達は?」

「それがまだ見つかって無いんだ…」



それから二人で手分けして一時間位、探し回ったけど二人はいっこうに見つからない。

もう夕方になっていて、運動場に部活をしている生徒も少なく校舎内に残っている生徒は一人も居なかった。

「ねぇ、鉄ちゃん…、可笑しいよね…」

「そう…だよな…」
―…まさか帰っちゃったとか?
約束忘れちゃったとか?

「俺、もう一度教室探してくる…。」
「うん、じゃあ私はここに居る。」

鉄ちゃんは教室の方に走っていった



――――…その時。






「夢…乃ちゃん」
後ろから、鉄ちゃんのお兄さん、尚君の声がした。

私は心底安心した。

「もう、尚君達さがしたん――――――…」
























「  尚…君!!??」

そこに居た尚君は全身血だらけで胸あたりにはナイフの様な物が刺さり、息切れしていた。



「尚君!尚君!!どうしたの!?何が…、鉄ちゃーん!!!」

鉄ちゃんを呼んでも、探しに行ったのだから聞こえるはずがない。
「大、丈夫…。ごめんな…、怖い思いさせて」
「尚君…!?きゅ、救急車呼ばなきゃ!!」

「…、大丈夫…。
それより菫を―…」

菫―…?
お姉ちゃんの事?
お姉ちゃんがどうしたの―…?

「駄目だよ、尚君死んじゃうよ!?」

私が立ち上がった時、尚君は私を見据えて



「鉄夜に―…、お前はしっかり支えろよって…、伝えといてくれ」
と一言うと、がくりとして動かなくなった

「しょ…尚君!尚君!」

「夢乃、居たか?」
その時向こう側から疲れた鉄ちゃんの声がした。

「鉄ちゃん!!!!尚君がぁっ…グスッ…」

「は?」











































「兄…、ちゃん?」

兄の変わり果てた姿に膝をつき、放心状態の鉄ちゃんと、涙が止まらない私に、更なる悲劇をもたらす声が―――――――…。


20: 名前:CatI (8G7mNCS8Rw)☆09/22(月) 08:07:28 HOST:05004010083693_me.ezweb.ne.jp






「きゃぁぁぁぁ!!」

外から悲鳴が聞こえ、泣き崩れていた私は顔をあげた。



「―…菫ちゃん!!!!????」
外から更なる声が聞こえ、私はバッ…と立ち上がる。

「お姉ちゃんが…」
鉄ちゃんも立ち上がる。



私は一目散に走り、校庭に向かう。
本当は鉄ちゃんも尚君の側に居たいはずなのに、一緒に来てくれていた。



校庭に上履きにも関わらず走り出た。

向こうに人混みが見えた。
そこに二人で向かい、中に割り込んだ。




























「お姉ちゃん…?」

もう辞めて…、こんな劇

見たくも無い。









目の前に、血だらけのお姉ちゃんが横たわっている。





―…なんで



ドウシテ?






ドウシテ?ドウシテナノ?






ドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテ…



ドウシテ?





「いっ…、



   いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


21: 名前:CatI (8G7mNCS8Rw)☆09/22(月) 08:31:59 HOST:05004010083693_me.ezweb.ne.jp






気付いたら私は、病院のベッドにいた。

側には鉄ちゃんの泣いた後の顔。

「鉄…ちゃん」
「夢乃…、良かった気が付いて。」



「私…、どうしたの」





私はあれから泣き叫んで、泣き崩れ、狂った位に暴れ回ったらしい。



それを止めてくれたのが…、



「…鉄ちゃん、なんだよね?」

また涙が溢れだした。どうして、こんな短時間の間にこんな展開を向かえなければならないのか―…?

どうして、二人は死んでしまったんだろう

「菫さんは…、屋上からの転落だって。」

「そうなん…だ。



   あ、尚君がね。『お前はしっかり支えろよ』って言ってたよ…、意味はよく分からないんだけど…。」



「そう…か。」



―――…あれから結局、自殺として事件は片付けられてしまった。
勿論、二人共。

一時間前には笑顔で遊んでいた人があんな死にかたする訳ない、のに。



それから、お姉ちゃん達の高校で、お姉ちゃんが所属していた調理部と尚君が所属していた理科部は、気味が悪い、と廃部になったと聞いた。






そして、中学は鉄ちゃんとも別れた。

小学校の卒業式で『また会おう』と言われ、中学は離れ離れになり、次第にお互い前に進んでいった。












しかし、今年の4月。
高校の入学後。



私は、お姉ちゃん達の分まで頑張ろう。と決め、お姉ちゃん達が通っていた高校へと進学を決めた。



見事合格と聞いて、涙が出るほど嬉しかったのを覚えている。



「1Bか…。」

自分の教室へ向かい、扉を開けると、知らない顔ばかりで少し緊張した。
けれど、中学からの幼馴染みもいて楽しく喋っている時だった。




























「―――…夢乃?」
聞き覚えのある、優しい声がこだました。







「鉄…ちゃん。」












――――



これが五年前から今までの話し。
あれから鉄ちゃんに告白もした。

結果、お互い『好き』という漫画の様な展開で、無事(?)付き合う事になっり、廃部になっていた部活も、1年のメンバーを集めて調理部も理科部も再部になった。


22: 名前:CatI (8G7mNCS8Rw)☆09/22(月) 08:50:10 HOST:05004010083693_me.ezweb.ne.jp






そんな幸せそうに過ごす私達にも、やっぱり辛い過去は消えなくて、お互いに気を使う事も最初はあった。






『―――…チャラリー…」
携帯の音楽がなって、私は枕から顔をあげた。






---------------------
from.千鶴

To.yumeno-cyouribu@xxxxx.ne.jp

件名:無し

本文



今日、爽君の様子がおかしかったんだけど何か知らない?

-----End------






千鶴か…。



To.千鶴



件名:無し

本文



知らないよ?どうしたの?



-------End------

『送信』



千鶴は、私の部活仲間。

クールで、物静かな子。
私と鉄ちゃんの進めで、理科部の



北島爽(キタジマ サヤ)君と仲良し作戦中。






返事は






本文



なんか目とか風景とか変だったから…。

-------End-------



大丈夫だよ、気にしない気にしない!おやすみね☆

そう送るとメールは途切れ、私も布団に入り、眠りについた。


23: 名前:CatI (8G7mNCS8Rw)☆09/23(火) 08:19:34 HOST:05004010083693_me.ezweb.ne.jp

次の日の朝、私はいつも通り玄関にたった。
「―…夢乃っ」
明るい声、もう直ぐに誰か分かるよ。



「鉄ちゃん、おはよう」
ニコリと微笑む私に、鉄ちゃんもニコリと笑った。

「学校、行くぞ」
「うん!」



「おはようございます。」

「あ、ゆ…「雪君!おはよう」
「おはようございます、夢乃ちゃん」



彼は理科部員、秀才と呼ばれる 東条雪(トウジョウ ユキ)君。
爽やかで誰にでも敬語を使う礼儀正しい子。
「なっ…雪!!俺は無視かっ!」
「さぁ夢乃ちゃん、教室までお見送り致しますよ。」

「ありがとう」
そんな風に鉄ちゃんをからかいながら、私達は教室に入る。

私と雪君達はクラスが違う為、別れた。



クラスに入ると、目の前に千鶴の泣きそうな顔が。

「夢、乃…」
「うっ…。ち、千鶴おはよ…?」
普段クールで大人しい子のキャラが崩れると、少し戸惑うのが私の性格。



「…昨日のメール、忘れて」
「は?」
「爽君…、普通だった…から」

あ。以外と千鶴って、天然さん?
「う、うん…。それは良かった」

それを聞くと安心したのか、自分の席についた。

「ちづちゃーん?遊ーぼー!」
廊下から可愛らしい声がしたと思うと、バンッ!と勢いよく椅子から立ち上がる千鶴。

「あーっ、夢ちゃんだぁ!久しぶりだねぇ!」
「…久しぶり、爽君」
そう、この超可愛い女の子っぽい男の子こそ、北島爽、本人なのだ。

「ねぇねぇ、夢ちゃんはさぁ?今からちづちゃんと遊ぶ約束あるぅ?」

「え、は…?無い、よ?」
「そっかぁー!じゃあ、ちづちゃん借りてくねぇー!」



そう言って、千鶴の腕を掴み、走って行く二人。
皆して呆れ半分に見ていたが、もう慣れからなのか気にしなくなっていった。


24: 名前:CatI (8G7mNCS8Rw)☆09/26(金) 20:30:34 HOST:05004010083693_me.ezweb.ne.jp
【本当の本編編T】






「―…で―――…になる。では復習をする。」






あぁ…、どうして数学の授業はこんなにも退屈なんだろうか。

いい加減別の等式やれよ、と思うのは俺、柚木鉄夜な訳だが



   俺の嫌いな授業No.1の数学は頭にも入っていかない。

「夢乃…」
はっ…、と気付くと夢乃の名前を口にしていて、何とも不思議な感覚が蘇る。

それは昨日の放課後だったか。
帰り支度が終わり、夢乃を向かえに行こうと教室に行った時。






「―…みーっけ…?」
俺は一瞬、手に血塗れの調理包丁を持って真っ赤な鬼みたいな目でうつ向いている様にみえた。



“―…鉄ちゃん…”

やっと振り返ってこちらに顔を向けた。
「―…!!??」
それは―――…、俺が知っている夢乃の目では無かった。

それに…、手には包丁が――――…、










   ナ   イ―…?

よく考えれば夕陽が反射して見えた幻覚で、目がおかしかったのも幻覚―…、だったのだろう。
しかも元通りの顔の夢乃、その顔にはどことなく怯えている様子があった気がした。

「どした?そんな怯えた顔して」

そうは言ったものの、手の震えは止まらず苦笑いの状態だったと思う。

でも、無理矢理笑顔になって本当は部活あるのにサボってまで俺と帰ってくれる夢乃と少しでも一緒に居たくて、

俺は無理矢理、夢乃の腕を引っ張って校門をでた。






そう、これが



本当の本編とは知らず、

これから血濡れる愛とは知らず






.....【本当の本編編T終】


25: 名前:くるみ☆09/28(日) 23:21:09 HOST:cld148.nctv.co.jp
久しぶりぃぃぃぃ(><)
やっと体育祭おわったと思ったら次はもうすぐてすと。。
最悪;;
ずっと聞きたかったことが。。
catlは何歳?今さらだけど名前なんてよむの(><;)
馬鹿でごめんね=3
ちなみに私は13歳♪
てかcetlの小説ってまじはまる!!
メリーちゃんの電話も面白かったし今回のもまじおもしろくて続きめちゃ気になってきになって。。
まじ最高(><)
私もテスト頑張るからそっちも小説頑張ってね!!


26: 名前:奈々氏☆10/01(水) 11:01:04 HOST:PPPbf2992.tokyo-ip.dti.ne.jp
あの〜
メリーちゃんの電話を読んでいたもの
なんですが、
「今、貴方の家の前に居るの」
「今、貴方の後ろに居るの」

というところ
パソコンの恐怖の館(?)か何かで見た事
あるんですが


27: 名前:CatI (8xpRJGNu3k)☆10/02(木) 21:53:09 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
>>25(くるみ)

お久しぶりです!体育祭、私の学校も終わりました!名前は(キャット アイ)です。分かりにくくてすいません((汗
私も13の中学生です☆←
ありがとうございます、本当に嬉しいです!!
放置になってしまい、ごめんなさい・・・。  もう少しお待ちください><

>>26(奈々氏様)

本当ですか! それは申し訳ないです・・・。また見てみようと思います! 


28: 名前:くるみ☆10/03(金) 19:13:46 HOST:cld148.nctv.co.jp
テスト終わったぁぁぁ!!
同い年かぁ♪ヤッター!!
名前キャットアイかぁ!
ありがとう♪
てか小説ちょう面白い!!てか続きがきになるぅ!!
これからも頑張ってね=3
また見にくるねぇ♪
(><)ノシ


29: 名前:CatI (8xpRJGNu3k)☆10/03(金) 21:43:11 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
>>28(くるみ)

おない年ですね*'`))
いえいえ、こちらこそ いつもありがとうございます!
時間ができたので、更新頑張っ・・・(黙


30: 名前:CatI (8xpRJGNu3k)☆10/03(金) 22:12:29 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
【本当の本編編U】


_______________チャイムが鳴って、みんな休み時間に入る。

「夢乃ーっ!」

私が顔をあげると、珍しくも蓮華の姿がそこにあった。
「蓮華・・・珍しいね。」
そう言うと照れくさそうにクスッ...と笑う。
「あのさ、今日部活帰り暇?」  「え?う、うん。」

「じゃぁさ、みんなで“あの場所”


                行かない??」






「・・・いいよ。行こう」
「ありがと!じゃぁ部活で会おう!」
そう言い残し、蓮華はまた教室から出て行った。結局サボるのか・・・。
“あの場所”か・・・久し振りだな。 私たちにとって、最高の思い出の場所であり、悲しい場所でもある。






香月ちゃん・・・        








                  元気かな。



【本当の本編編U 続】


31: 名前:未來☆10/06(月) 18:43:24 HOST:i118-17-123-208.s10.a034.ap.plala.or.jp
あーげ

32: 名前:CatI (8xpRJGNu3k)☆10/07(火) 22:57:02 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
>>31(未來様)

あげ、ありがとうございます。沢山は更新出来ないのですが、少しだけ更新したいとおもいます。





【続】







___________________________








「・・・いやぁぁぁぁぁぁーっっっ!!」


・・・声が聞こえる。
「__________私たちがっ・・・何をしたって言うのっっ!!??


絶望で満ちた声。






「ただっ・・・


















                好きになっただけなのに・・・」



わかった・・・
         お姉ちゃんの声だ・・・。

「お姉ちゃん!!お姉ちゃんなんでしょっ!!??」
「うわぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!」


「返してっ・・・、返してよおっ・・・


      幸せだった生活とか
            みんなとか








       尚を・・・
           返してぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」









「_______め_っ____夢__っ!    夢乃っ!!」

「・・・!?」
「やっと起きた・・・。もう授業終わったよ、部活いこ」
私が気がつくと、私と千鶴以外誰も教室にいなくガランとしていた。

「ごめん・・・、先行ってて。」
「・・・わかった。」

千鶴が教室を出てからは暫く立ちすくんだままだった。
ヤな夢。 きっと、お姉ちゃん達が・・・

あの日だろう。
     なんだかそんな気がした。


“返して・・・”

お姉ちゃん・・・
   いったいあの日・・・
               


               何があったの・・・?


33: 名前:くるみ☆10/11(土) 20:44:22 HOST:cld148.nctv.co.jp
ごめんね!!テストで見に来るの遅くなりました。。
てか超おもしろい!!
私あなたの小説のとりこのなちゃった♪
これからも頑張ってね!!
また見に来ます!!


34: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆10/22(水) 21:50:34 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
 
皆様、長い間の放置申し訳ありませんでした・・・><
学校関係の選挙や資料作りなどで、どうしても更新ができず・・・、という様なかたちになってしまいました。
そして、もう暫らくの間申し訳ないのですがあまり長文の更新などが困難かと・・・(泣
本当に申し訳ありませんが、完結するまでは・・・。の勢いです 笑


>>33(くるみ)

わわわっ・・・!
感動のあまり涙が・・・←
テストで、お忙しい中来て頂いて本当にありがとうございます!!
返信遅くなり、申し訳ありませんでした。
これからも、くるみや皆様の応援を元に
頑張っていきます!どうぞよろしくお願い致します!!


35: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆10/22(水) 22:00:36 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
申し訳ないです、トリップが違いました・・・、というか忘れてしまったので(おい
トリップは以前と違うのですが、ご了承ください((笑


36: 名前:くるみ☆10/23(木) 22:30:39 HOST:cld148.nctv.co.jp
やっときたぁ!!!
早く続き読みたいよぉ。。
頑張って更新してね!!!!!!!!
忙しい中たいへんだけど頑張って!!!


37: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆10/25(土) 16:15:34 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp

>>36(くるみ)

わわ!さっそく、ありがとうございます!お待たせして申し訳ないです><
よく見たら色々おかしい所が目立ちますが・・・←

とにかく頑張ります!


38: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆10/25(土) 17:39:51 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
【香月編T】


その時丁度、皆の声がぴたりと止んで我に帰った。

「HR始めるぞー。」
担任を見て溜息をつく。

私は、今日は体育の気分なのに、国語か・・・。なんて、子供染みたことを思ってしまった。




(放課後)










「さぁて!恵実ちゃんも来たことだし。部活はじめようかぁ!」

「「いぇーい!」」



私たち、調理部には2・3年生の部員がいない。それは5年前の事件でみんな気味悪い・・・とされているからだった。
だから私が部長を務め、 それは理科部も同じことだった。

恵実とは辻村実里の妹で、隣の中学に通う中1の女の子のことだった。
本名、辻村恵実莉(ツジムラ エミリ)こと恵実ちゃんは中学の部活に入ってない分、時々調理部に遊びにきている。

「また恵実莉は邪魔しにきたー。テスト近いんだから帰ったら?」
「お姉ちゃんは黙っててよ、どうせテストなんていい点取れやしないんだし。 ね?夢乃ちゃん。」

「あはは・・・。」

多少生意気な所もあるが一応、調理部の一員だった。






「・・・では、出席確認します。」
「「はーい。」」



「加藤蓮華。」
「ほーい。」

「蓮、学校のときはネイルアート取れって言ったでしょー?」
「うわー、先公と同じこと言ってる・・・。」

皆からの忠告をヘラヘラ交わすのは、ある意味すごいと思った。

「はい、次・・・暁桃。」
「はい。」
暁桃(アカツキ モモ)は、調理部の優秀な副部長。とてもしっかりしていて、頼れる存在。

「辻村美里。」
「はーい!」
「悠木千鶴(ユウキ チズル)」
「はい・・・。」

「辻村恵実莉。」
「はいはーい!」


「うん、そして私。中原夢乃もいます!今日は自分が今食べたいものを2品作ろう。では始めてください。」
そう言って、今日も部活がはじまる。

今年度の部員は、私も含めて6人。
とっても楽しく過ごせる唯一の場。ここに居れば、悲しいことや辛いことも忘れることができた。


・・・そう、さっきの事だって・・・。


【香月編T 終】


39: 名前:くるみ☆11/03(月) 21:37:58 HOST:cld148.nctv.co.jp
久しぶりぃ!!
って見に来るの遅くなってしまい(T・T)
あげます(><)
また最初から読んでしまった(笑)
これからも更新がんばって!!!
また見にきます!!


40: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆11/06(木) 20:19:26 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp

>>39(くるみ)

長い間、お待たせしまして申し訳ありません;←それしか言えない 笑
また間が空くかもしれませんが、頑張ります!
本当にいつも ありがとうございます><


41: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆11/06(木) 20:23:36 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
【香月編U】





{理科部side}






「あーぁ、お隣のお隣さんの部屋からめっちゃ良い匂いするー。」
 
「ホントだよねぇ〜、祐くん。」

「今日のメニューは自由課題だな。」

「先輩方・・・。」



「あー、もう煩い!!真面目にやれ!」
「そんな事言って。本当はお前が一番食べたいんじゃないの?」

「煩い!!」

「裕介。それ以上無駄口たたくと顔に熱した液体ぶちまけますよ??」
「す・・・すいません・・・。」

この、我々が所属する理科部で一番怖いといわれる、東条雪、理科部の副部長が満面の笑みで言うと、冗談に思えないから怖い。

「わぁお、ゆっきーがご機嫌斜めになっちゃったね。ここは、桃ちゃんに慰めてもらうし・・・「爽。あなたも同じですよ。」


と、俺は 柚木 鉄夜。2・3年がいない、この理科部の部長。
そして今は、部活中・・・のはずだったが、二部屋隣から匂う料理の香りにやる気も失せてきている様だった。
そして時酉祐介、北島爽、クールで格好いいと人気の 矢沢信悟(ヤザワ シンゴ)、それから隣の中学から恵実莉の付添できている 大谷遼(オオタニ リョウ)。

が部員だった。

「・・・さて、まだ追及のプリントを出していない 祐介と爽。明日の朝までに提出出来なかった場合、即刻あなたたちのお弁当にエタノール液を投入しますからね。」
「そんな酷い・・・」

「忘れましたか?提出期限は一ヶ月と13日前です。」



妙に落ち着いた(?)ふいんきの中、信悟が口をひらいた。

「そういえば今日、香月のとこ行くんだろ?」
そう言った途端、シーンとなって誰もが顔を打つむ褪せた。

「・・・うん。」

大石 香月(オオイシ カズキ)、俺たちにとって大切な存在でもあり悲しくいっその事、忘れてしまいたい存在でもあった。



むしろ、邪魔な存在だったのかもしれなかった。


【香月編U 終】


42: 名前:くるみ☆11/06(木) 22:18:51 HOST:cld148.nctv.co.jp
更新されてる!!
てかまた最初からよんでしまった(笑)
あげ!!
ゆっくりでもいいから頑張って!!!!!!!!!!!


43: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆11/08(土) 20:18:40 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
>>42(くるみ)

いつもいつも、応援ありがとうございます!もう涙が・・・←

最初から・・・、本当に嬉しいです(´つω;`)。゜。
はい、がんばります!!そして今日は更新します笑!!←


44: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆11/08(土) 20:20:08 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp


【重なる悲劇T】    (鉄夜side)




__________________________












「ごめーん!おくれたー」

俺たちが先に部活を切り上げ、校門で待ってるとき
やっと部活が終わったのか、夢乃たちが大急ぎで走ってきた。
「遅い。7分遅刻。」
意地悪に言ってみた俺だが、夢乃はあっさりと答えをかえしてきた。


「ごめんねっ、片づけに手間取って!」
それぞれ自然ペアと組み、歩き始める。俺は夢乃と、祐介は蓮華と・・・という風に。そして久しぶりに部活の話題や授業の話題で盛り上がった。
  






10分後。俺たちは“あの場所”についた。

そこは冷たい風が吹く河原。みんな固まった様に河岸を見つめていた。


「・・・行こう・・・?」 不安な顔つきで恵実莉が俺達の顔を見合わせていた。 「あ、うん・・・そだな、行こう。」次に遼が前へ出、後に続く。
河岸の方の草原をかき分けると、枯れたコスモスの花束が置いてあった。これはずいぶん前に俺らが置いたもの。

彼女、菊川香月(キクガワ カヅキ)は3年前にこの河原で溺れ、亡くなった大切な“仲間”だった。ただ、香月が死んだその日は雨も風もない晴天の日だった。
そこから 謎の死 と、当時の新聞の一面を大きく飾った。でも、その後には続きがあった。

それは何かって・・・?
ある新聞記者のもとに、一枚のコピーが送られてきたそうだ。その内容は



 コ レ ハ 、 サ ツ ジ ン ジ ケ ン ダ



そしてここからが悲劇だった。 それは続きがあったからだった。




{虐めにあっていた_____が、幼馴染の香月に泣きつき、助けを求めた。そして香月は周りの批判なども無視し、
「__は、大切な妹みたいな存在・・・、絶対に守る。」と虐めから__を守り続けたがその内、香月までも虐められる様になった。
そこで、自分を守ってくれない。役に立たないと逆上した__が香月を殺した。}

という漫画でも、そうそうありえない文だった。自殺などなら話はわかるかもしれない・・・が。
誰もが嘲笑い、丸めてゴミ箱に捨てるはずだった のに





記者達は、それを捨てるは愚か

それを世間にばらまいたんだ。
もちろん世間はそれを信じ、大きな大きな話題に組み立てた。その紙に書かれていた犯人の名前は____・・・。


“ばっしゃぁぁぁん_!!!!”


突然、大きな水音がして、ハッと我にかえる。
「なんだ!?どうし・・・「「ふざけないでよっ!!!!」」




は・・・?






「何が言いたいの!?嫌味!?」
「おい、おちつけよ・・・桃・・・。」

「祐介は黙ってて!!」


俺の目の前に広がる光景は、どれひとつ訳の分からないものばかりだった。

まず、 目の前の川にはびしょぬれの雪が千鶴に抱きかかえられて、起き上がり座り込んでいる。
皆、驚いた様な怖い・・・という様な顔をして立ちすくんでいた。
恵実莉は泣きながら実里に抱きつき怯えていた。


「どうしてこうなったんだって・・・?


            そんなの・・・
                            



                            あたしのせいに決まってんじゃないっっ!!!!!」





【重なる悲劇T 終】


45: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆11/08(土) 20:28:37 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp




【重なる悲劇U】         (鉄夜side)











「どうしてこうなったんだって・・・?そんなの、あたしのせいに決まってんじゃないっっ!!」


まるでそれは、この間の夢乃の幻覚の様な、あの鬼の様な眼をした桃が雪に叫んでいる。雪は俯いたまま。


「だから桃、おち・・・「うるさいっていったでしょ!?聞こえなかっ・・・」






「桃っっっっっっっ!!!!!!!!」






俺はまた硬直した。
桃、と叫んだ夢乃があの日の“眼”をしていた。

鬼の様な眼、冷たく恐ろしい、人間ではありえない様な・・・。



「もう今日は帰ろう?みんな・・。」
「え、でも・・・」

『カ エ ロ ウ?? 』


眼だけじゃない。おかしいのは夢乃達の空気もそう。夢乃が夢乃じゃない、桃が桃じゃないみたいだ・・・。
「・・・僕たちはかえろっか。」「そうね、帰りましょう・・・。」

それまで、唖然と立ちすくんでいた爽と千鶴は不安そうにしながらも皆に“帰ろ?”と訴えているようだった。
それに気づいたのか蓮華達も立ち上がる。
千鶴が持っていたハンカチを雪に渡し、俺に“後をお願い”と耳元で囁き足早に皆を連れて帰って行った。



後をお願いといわれてもどうすればいいのか・・・。

「・・・桃。落ち着いた?」
先に口を開いたのは夢乃だった。
「・・・なさい」
「え?」



「ごめんなさい・・・。」
「俺もごめんなさい。無神経でした。」
雪は立ち上がり、ほほ笑んだ。

「ごめん・・・本当に・・・、自分でもよく分からなくて・・・。」

「泣かないで、桃らしくないです。」


2人とも最後は笑って仲直りできたみたいだった。夢乃も、普段通りに戻ったみたいで良かった。
え?喧嘩の理由?
それが、教えてもらえなかった。
ぼーっとしてる方が悪いとか、終わった事だし。と言われただけ。             ま、いつもどおりになったんだしいいや。
と思って、俺もそれ以上は問わなかった。









“あの場所”______。




ザッ__・・・。


砂を踏む足音と共に一人の少女は笑った。

小柄な身長に似合わぬキリっとした細目な瞳で。


これから始まっていく、いや始まっている悲劇を思って。
重なっていく悲劇を思って。


まだ鬼の存在は消えない。
終わらせない・・・と。

黒い長髪が風に吹かれ靡く(なびく)。

彼女の手には一枚の紙切れが握られていた。







【コ レ ハ 、 サ ツ ジ ン ジ ケ ン ダ









虐めにあっていた桃が、幼馴染の香月に泣きつき、助けを求めた。そして香月は周りの批判なども無視し、
「桃は、大切な妹みたいな存在・・・、絶対に守る。」と虐めから桃を守り続けたがその内、香月までも虐められる様になった。
そこで、自分を守ってくれない。役に立たないと逆上した桃が香月を殺した。


                                 犯人は 暁桃だ。】








 【重なる悲劇U 終】




















46: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆11/08(土) 21:37:55 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp







【千鶴編T】   (千鶴side)



【新着メール一件】


ピッピッ・・・ピッ・・・。





【メールボックスを開きますか?】


「はい・・・っと。」


【暗証番号を入力して下さい】

ピッ・・・ピッピッピッ。



____メールボックス____





ぴぴぴっ・・・



________





from.爽君

To.saya_kitazima@xxxxxxxx...
件名:無し

本文


     悲劇は始まる。
_____End_____







「んー・・・またか・・・。」


私、悠木千鶴は先日からのメールに悩まされていた。
一週間前から続く、おかしなメール。
最初は送り違いかな、と思ったが、どうもそうでは無いらしい。


ためしに二週間前のメールも開いてみた。


from.爽君

To.saya_kitazima@xxxxxxxx...
件名:明日はぁぁ☆★

本文


明日のお昼ご飯はぁ〜、あまぁぁい卵焼きがいいなぁぁ〜(^O^)
作ってくれないかなぁ〜??食べたいなあ☆
お返事待ってるねぇっ(*^_^*)

_____End_____




明らかに空気違うでしょ・・・。
何度爽君に聞いても「僕じゃないよぉ〜?」と返されるだけ。


じゃぁ誰が・・・?



「千鶴ーっ」
「お兄ちゃん?なに?」

「電話。どっかの子供から。」
「子供?」
「そ。小学生か・・・幼稚園生くらいの子からだと思う。」


だ、だれ・・・?私は恐る恐る受話器にでた。

「も、もももしもし・・・。」








「ちづちゃんですかぁぁぁ〜??」

あぁ・・・幼稚園生ね・・・。

「はい・・・千鶴です・・・。」
「良かったぁ〜!」
「ご用は??」

「あのねぇー、今ちづちゃんから変なメールが届いてねぇ〜?」
     「え?」

「悲劇は始まる・・・ってやつぅ〜」



え・・・?それって私のところに届いた・・・。
しかも私、そんなメール送ってない・・・。


「わたしはメ・・・「それでねぇ、ちづちゃん・・・。」











『それって、どういう意味なんだよ。』







ゾクッ・・・。

まただ・・・。前に夢乃に相談した、爽君が変って、やっぱり気のせいじゃなかったんだ。


コワイ、ダイスキナヒトナノニ・・・、コワイ。


「・・・もしもしぃ〜?ちづちゃん?」
ダレ?ワタシニイマ、デンワシテキテイルヒトハ・・・ダレ??


「ちづちゃんってばぁ〜?」

「さ・・・爽くん?」



『・・・ふっ・ふ・・ふははははははははははははははは・・・』
「ひっ・・・」


爽君なんかじゃない。
誰?
     今しゃべっている、笑っている人は・・・
                                 ダ              レ・・・??



「イッ・・・イヤアァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!!」





【千鶴編T 続】


47: 名前:CatI (NXPnKTJCg2)☆11/10(月) 19:57:22 HOST:p4126-ipbfp302sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
申し訳ないです、今日は更新できないのですが、ミスがあったのでお知らせいたします・・・;

>>41では、大石香月 となっているのですが、>>44では菊川香月 となっていました;;
ですが、大石香月 でお願いします・・・;

部活の試合もはいってしまっていますので更新も少なくなってきていますが、なるべく更新早めに頑張ります!よろしくお願いします!!

               CatI


48: 名前:くるみ☆11/10(月) 21:27:50 HOST:cld148.nctv.co.jp
更新されてる♪
まじCatIさんの小説はまるわぁ!!!!
まじ更新たのしみ♪

部活おつかれさま!!
小説に部活もがんばって!!!


49: 名前:CatI (NXPnKTJCg2)☆11/24(月) 19:28:54 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
 

きゃぁぁぁ(ノД;)←
気づいたら二週間以上の放置・・・!!←
ほんとに申し訳ないですー!!!!もう少し早くに気づけばよかっ(ry
・・・(´ω`;)では、頑張って今日中に次を仕上げ、明日バンバン更新いたします!!(おい!
身勝手な主ですが、これからもIlove夢乃ちゃん でいきますので!!(え?

>>48(くるみ)

いつも有り難うございます!とっても嬉しいです(;д;)
期待を裏切るような更新ペースでごめんなさい;
部活も落ち着いてきたので、更新もバンバン頑張ります!


50: 名前:くるみ☆11/24(月) 21:48:21 HOST:cld148.nctv.co.jp
おぉ!更新がんばれ!!
早く続き読みたいな♪
てかメリーちゃんの電話とこの話さぁ、本にできると
思う!!
それぐらいはまるわぁ(笑)
更新がんばって!!
明日みにくる♪(行けなかったらごめんね↓↓)
更新ワクワク♪


51: 名前:CatI (NXPnKTJCg2)☆11/25(火) 21:12:49 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
【千鶴編U】  (千鶴side)


___次の朝___



「・・・学校行きたくない。」

昨日、あれからどうしたのかはよく覚えてない。
確かお兄ちゃんが私の叫び声を聞いて、とんできたけど私は叫び続けていて・・・


ドウシテ?

それは・・・。


偽物の爽君がいて・・・
“ドクンッ・・・”心臓が小さく跳ねた。
だって,

あんなの爽君じゃない・・・から・・・。


_______四か月前_______

私がまだ、調理部に入っていない頃の話し。


「悠木さんっ」
この高校に入学して、まだまもない放課後。
帰り支度をしていると、ふいに後ろから声をかけられた。


「今日ね、皆でカラオケ行くんだけど・・・悠木さんも、どうかなって思って。」
この子は確かクラスメートの橋川唯。学級委員長でかわいいと有名な子。
「お誘い嬉しいけど、私はそんな暇じゃないの。ごめんなさいね」
「う・・・うん。こちらこそごめんなさい、また今度。」

今の私には“作り笑い”というのがぴったりなんだと思う。

「なによ、あれー」
「感じ悪ーっ」
「気にすることないぜ、橋川。」
「そーだよ。俺らだけで行こうぜー?」

まただ・・・。私はいつも悪者。 仕方がないのだけど、 やっぱり辛い。
私は鞄を持って校舎を出、帰り道を急いだ。

「カラオケ・・・行きたかった・・・。」


___家



「ただいま帰りました。」
大きな扉を開けると、そこは無駄に広い部屋。
「何をしていたの?遅かったじゃない。今日は大事なパーティーがあるといったでしょう?」
「すいません、莉衣叔母さん。」
「もういいから早く着替えてきなさい。」
「はい・・・。」



あの人は莉衣(リイ)おばさん。私が幼い頃亡くなった両親の代わりに、悠叔父さんと一緒に私を育ててくれた人。
けど、叔父さんたちは超一流会長だったお父さんの後を継ぎ、大金持ちになった途端。
パーティーや講演会などに私を連れて行き婚約者を決めようとしていた。

そうすれば、自分の会社をもっと大きくできるから・・・。
私は真っ赤なドレスを身にまとい、お化粧を済ませて髪やアクセサリーも整えた。
「くだらない・・・。」

できるならこんなもの今すぐ脱ぎ捨てて、今時風の制服を着てカラオケで朝まで歌い続けたい。

お父さん・・・お母さん・・・。
もうこんなつまらない事はしたくない。    もっと自由に・・・。


「千鶴ー!行くわよー!」
「・・・はい。」

ちょっとした一息も終わり。私は一生、人形として生きていかなければならないのは変わらない・・・、



車で一時間ほど。もうあたりは真っ暗で、明るい街のネオンが光る時間。
大きなビルに入って扉を開ければ、もうそこは、パーティー会場。

「ではまた後で。」
「はい。」

いつもと同じ言葉で別れ、適当にふらつく。時々、少しお酒も飲んじゃったりして。
「あれっ!もしかして悠木さんかなぁ?」
「へ?」

「やっぱりそうだぁ!君んちも王手会社の家庭だったんだね!」
「クラスの・・・」

「飯塚恭平だよー!」
こういう男は苦手。ヘラっとしてて、何考えているのかわからない。
「それにしてもやっぱりすっごい美人だね、ドレス似合ってるよ」
「ありがとう」

これもくだらないモノにすぎない。冷たくあしらって、「失礼します」
と言い、会場を後にしようとしたとき。



「待ってよ?」

腕をつかまれて、鋭い目線で見つめられた。
さっきとは違う・・・、1トーン低いテノールは、お世辞にも優しい声などとは言えなかった。


52: 名前:CatI (NXPnKTJCg2)☆11/25(火) 21:13:37 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
【続】




むしろ、身の危険さえ感じられた。

こんなのは放っておけばいいのだが、所詮私は女で奴は男。
力で敵うわけがない。
しかも、ここは叔父さんも叔母さんもいて、少しでも相手に対して無礼な態度をとったら後で何を言われるかわからない・・・。

・・・こいつは、それを利用してるのか・・・?




「なにか、お話なら表で。」
「いいよ。」
ニヤッと笑って、表にでる。もちろん手は離さないまま。
あぁ、利用する・・・なんて考えられないほどの頭のよさか・・・。
と半分呆れ気味にため息をつく。

「で・・・、ご用件は。」
「クラスメートなんだから、二人っきりの時は敬語はいいじゃん。」

「じゃあ、用はなに。」
「ははっ、冷たいね。」

「あんたにへらへらする理由なんてない。」
「そだね。
       それよりさぁ・・・






           僕と遊ばない??」




「いや。」
「そう言うと思ったよ、だけどもう遅いよ?」

いつ用意したのか、黒い車があって。すごい力で車の方に私を引っ張っていく。

「やだっ!はなして!触らないで!!」
どれだけ必死に抵抗しても、相手はびくともしない。
その内、手で口を塞がれ、助けを呼ぼうにも呼べない。

もうダメだ・・・、そう諦めかけた時。



“バキッ!バコッ・・・ドサッ!”
と耳を塞ぎたくなるような近距離で、何かを殴り倒す音が聞こえたかと思うと、塞いでいた手が離れ
私はその場にへたり込んでしまった。

「え・・・。」



昔、アニメでこんな展開があった気がする・・・。
街で、不良にからまれた主人公の女の子。

ピンチになったとき、一人の格好いい男の子がきて、そこから主人公を助け出して「大丈夫か。」なんて半分、ぶっきらぼうに囁く。
そこから二人は恋におちて・・・なんて甘いシーン。


少し期待して、次の言葉を待った瞬間。





「あれあれぇ〜?もしかして同じ学年の悠木さんだよねぇ〜?」


・・・え?

「どうしたのー?こんなところでー?」


・・・あまりにも、中途半端な感じ・・・。

あいつと似たような言葉なのに、悪い感じはしない・・・けど、想像していた甘い言葉とは程遠い。

にこにこしながら首をかしげる目の前の・・・


「・・女の子?」

「え、僕?僕はねー、男の子!」


                        ・・・男の子。



「・・・ぷっ、」

「んぅ?」

「はははっ、あははっ」
柄にもなく、吹いてしまった私をきょとんとした顔で見つめ、その内一緒に笑っていた男の子。

その声は、昔見たアニメの男の子よりも優しくてあたたかい、まるで私を包んでくれそうな
     そんな柔らかなテノールだった。


53: 名前:CatI (NXPnKTJCg2)☆11/25(火) 21:26:20 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp

>>50(くるみ)

いえいえ!!とんでもないです;皆さん、とんでもなく上手くて逆に私が浮いてる感じですかr・・・(ry
ですが、まだまだ頑張ります!(`・ω・)←
メリーちゃんも、早く保管庫のほうに入れたいのですが・・・w
なぜかストッパーがかかっていてですね・・・(笑)入らないのです;;
近々、メリーちゃんの番外編も考えていますが・・。
どうなんでしょう(笑)
最近暇な国語の授業中にでも考えてm((殴

はい、長話しごめんなさいでした(・∀・*)


54: 名前:くるみ☆11/27(木) 21:32:04 HOST:cld148.nctv.co.jp
明日みに来るとか言って来れなくてごめんね。。
あげ!!!
まじめにこれ本にしたら売れるよ??
絶対に!!!
まじはまるし(笑)
メリーちゃんの番外編とか読みたい!!♪
この小説とメリーちゃんの電話番外編はやく読みたい♪
国語の時間とか(笑)で国語って眠くなる。。Zz
あ!!私も長いコメントごめんね(><)
早く続き読みたいぃ←しつこい


55: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆11/30(日) 20:25:48 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp

またまたお久しぶりです;←
久しぶりに更新したいと思います(*´ω)ノ

>>54(くるみ)

いえいえ!見に来て戴けるだけで感謝感謝です(泣)
メリーちゃんのほうも、頑張って製作中です☆←(国語の時間に 笑)
ほんと眠くなりますよね><;
私の席は、割と後ろの方なので・・・w
あ、コメントは気にしないでください^^*
続き頑張ります(`・ω・)b


56: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆11/30(日) 20:30:51 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
【続】



それなのにそれなのにそれなのにそれなのに・・・。

「ふっ・・・ははははっ、はは あはははははははははは!!!!!」

どこで何をどう間違えてしまったのか、


あの頃、いや つい最近までの彼はどこへ行ってしまったのか?
あの電話の向こうにいるのは誰だったのか・・・?




       蘇る記憶___

「あはははははははははははっ・・!!!!」
“ちーづーちゃんっ!”
「くっ、はははははは!!」


その内、私自身がカタカタと震えだす。


「千鶴ー!早く起きてきなさい!」

熱が出てきた気がする。
頭が痛い気がする。
吐き気がする気がする。
今すぐ倒れそうな気がする。




“ねぇ・・・”






だ れ ? 



“ね ぇ ・・・・?”



 も し か し て 




私はベッドから飛び出して窓の外を見た


        その時だった。



「いっ・・・」




窓の外には、『あの眼』をした






「いやあああああああああああああああああっっっ!!!!!!!!!!」



“ねぇ・・・、 ち づ ちゃん 行かないの・・・?



       がっこう 。”













【千鶴編U・続 終】


57: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆12/01(月) 19:17:55 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
【すれ違い編T】 (祐介side)








最近、皆の様子がおかしいと思っているのは俺だけだろうか?

鉄夜は何か怖いものを見たような目でボーっとしているし、夢ちゃんも何か言っても考え込んでいて、相手にしてくれない。桃もこの間の様子で、雪も怖い顔・・・。
しまいには、ちづちゃんも爽も今日は病欠・・・。



皆どうしたのか・・・。

「祐介ー?」
「・・・うぇっ!?」

「うぇとは酷いでしょ!」
「蓮華・・・。」

「ねー、これあげる!」
そう言って蓮華が俺に差し出したのは、購買で売っている苺パン。
表面に少しピンク色がかかっている。どうやら中に苺のクリームが入っている様だった。

「苺とかビミョー・・・。」
「はいはい、そこ文句言わないー。」

そう言って蓮華は俺の横に腰を下ろし、同じ苺パンの袋を開け、それにかぶりついた。

「よく食うな。」
「べぇづじ!ばぁざだべでだいづげだし!」(別に!朝食べてないだけだし!)

「分かったから、食ってからしゃべろ。汚い。」

それを聞くに、蓮華は一気に顔を真赤にさせて急いで飲み込んだ。

「・・・ッ・・・乙女に向かってそれは無い!」
「ははっ、悪い悪い!」


話がひと段落ついた時、蓮華の口から意外な言葉が飛び出した。


「ねー、あたしさぁ・・・」
「ん?」


「最近の皆の様子、すっごいおかしいと思うんだよね。」


「!・・実は俺もそうおもっ・・「                           祐介も含めて、ね。」







   はっ・・・?  


「えっ・・・?」





「だって、最近祐介さ何か言っても上の空だし。」
「あ、それは俺も皆のこと考えてて・・・・・・っ!!??」





真横にいる蓮華は        いつもと違う気がする。

だって・・・。





「ねぇ、祐介・・・、」
「な、なに・・・?」

“眼”が・・・。







「この間の祐介の眼、こんなのだったんだよ・・・。」






鬼のようで・・・。
怖くて・・・。





「 れ・・・んげ・・・?」








蓮華までも・・・一体どうしたんだ・・・?









コ     ワ       イ       ノ  … ??



     ド ウ シ テ … ?









ワカラナイ…。




ドウシテ コワイノカ…。


メ ダケジャナイ キ ガ スル…。







                     じゃあ・・・、どうして?


【すれ違い編T 終】


58: 名前:くるみ☆12/06(土) 23:08:36 HOST:cld148.nctv.co.jp
遅なってごめんね。。
おもしろい!!
はまるわぁ(笑)
最初からまた読んだ♪
でも本当に本にできそう!!できたら買いたいくらい(笑)
メリーちゃんがんばってつくってね!!

国語だるいよね(苦笑)
私せき一番前だから↓↓
寝れない。。←まじめに授業きけよ


59: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆12/13(土) 13:52:46 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp

おぃぃぃぃ(゜д゜;;)
どんだけ放置してんだぁぁぁ!!!!←誰??


・・・ごめんなさい
・・・本当にすいません

・・・ごめんね、夢ちゃn((ry

というわけなんですが、はい、ちゃんと頑張ります←何回目だよ

といっても、メリーちゃんのほうも進みつつあるので
ご期待ください!!
今日か明日、更新できるので出来るだけ更新したいと思います!(`・ω・)


60: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆12/13(土) 13:58:49 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
ごめんなさい、間違えました;


>>58(くるみ)

長い間の放置、申し訳ありません;
いつもご好評ありがとうございます・・・泣

国語はかっ●るいです(∀)
もー、私にとって、一番眠たい授業ですb←


61: 名前:レモン☆12/20(土) 22:08:42 HOST:ser355286010850598
メリーさんのほうも
読みました
面白いですね
才能がありますし


62: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆12/28(日) 09:36:01 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp


あぁ…、いったい何日放置すれば気が済むのと
自分も頭を抱える始末です…。
「申し訳ない」と謝るのも何か申し訳ない気がする・・・(´;ω;)
えーっと…、15日前に「今日か明日更新する」と言ったまま更新できず…でした;;
なので!!!!!!
今日、今日こそは!!
必ず、愛すべき読者様に誓って!←(えw

必ず、更新しまぁぁす!!!!!
メリーちゃんもできれば、少しだけ書いておきたいな。と思っています!
学調もちかく、たくさんは出来ぬかもしれませんが
どうぞ、よろしくお願いいたします…!!

>>61(レモン様)

ご挨拶が遅れて申し訳ありません!!
高いご評価、感謝感激です…><
才能なんてまだまだなのです(;ω;)
コメありがとうございました!
更新頑張りたいと思います!


63: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆12/28(日) 10:57:59 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
久しぶりの更新です!更新を楽しみにしてくれていた読者の方々、本当にお待たせしました!!


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【未来編T】









「ハア…ッ…、ハァ…」



タスケテタスケテタスケテタスケテ・・・


私は一死に走る。

「きゃぁぁぁぁぁっ!!!!」


ボロボロとこぼれおちる涙と溢れかえる想いが交差する。



遼に手首をつかまれ、ふらついてしまう。
すると、すぐにガシッと肩をつかまれ壁に押し付けられる感覚がする。

___目の前には、昔から馴染みのある顔


 「りょっ…うぅ…うくっ、ひぐっ…」

          ・・・遼だった。



その遼が、私に鋭い刃の先を私に向けてくる。
その眼は優しい遼の眼では無い。



      「・・・・・・うぁぐっっ!!!!」



遼が一歩下がる。
私の胸辺りには刃物が刺さり、血が溢れかえっていた。

苦しい。
息ができない。
ちゃんとした声が出ない。




「う・・・あ・・あっ・・・」

いつも使っている調理室に、私の血が広がっていく。

キ モ チ ワ ル イ… 



あぁ・・・遼が笑っている・・・。

泣いてるのかな・・分かんないや・・・。









             「おはよう、お嬢さん。」






     頭がボーっとする。
                それと同時にほわほわした感覚が周りを囲う。





声がした方を見ると、黒髪の美しい女の子が笑っていた。



            「誰・・・?」

             「仔雛だよ。」
            「仔雛・・・?」
              「そうだよ。」
           「あれ、私・・・?」



                     「仮の死を受け持ったのよ。」


      仮の死・・・?

           「ここはどこ?」
          「ここは夢の世界。」


             「仔雛ちゃんの眼・・・」

 「あなたが知っている人にそっくり?」
 「う・・・ん・・・。」


やだ、また涙が溢れ出てきた。

    「あなたはいつ、あの道をたどるのか・・・。」
「え?」

仔雛ちゃんは静かに言った。
               「答えは一つ・・・





           ・・・・・・・もう少し先の未来で、よ。」




 ・・・もう少し先の・・・未来?


  「だからあなたは仮の死。


 …でもいずれこうなる。覚えておける?」
「うん・・・?」

私は話がよくつかめないまま、こく…っとうなずいた。

    「今はまだいいわ・・・、じゃあまたその未来が来たとき。」
「え、ちょまっ・・・」

私の声をかき消すように、そのふわふわした感覚も
あの綺麗な女の子も、すーっと消えていくのがわかった。

最後に聞こえた静かな声は

「あなたが夢と同じ道をたどるのは・・・もう少し先の未来で、よ。」

と言っていた。
それが記憶の中で蘇った言葉なのか、今囁かれた言葉なのかは、よくわからなかった・・・。


【未来編T 終】


64: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆12/28(日) 11:04:46 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp
【未来編 U】




「__みり!!____り!_え___恵実莉っっ!!!!」



「・・・ふわぁっ!!??」








________そこは放課後の高校の図書室。





「もー・・・、恵実莉は・・・。」
「お姉ちゃん・・・!?」



  私・・・  生きてる・・・。



           じゃぁ、 あれは・・・     夢?





「なに?まだ寝ぼけてる?」

「え、いや・・・べつに・・・。」




「あははっ!恵実莉、遼君と同じ反応っ!」



ドクンッ・・・。



「りょ・・・遼・・・?」

「どしたの?」
「う・・・ううん、怖い夢見ただけだから!」
「ふーん・・・。」

納得いか無げに返事をして、何かを考え込む姉の横顔は
何かをいろいろ駆け巡らせ、考えるような複雑な顔になった。 



「そ、そういえば部活は・・・?」     
「今から。今日は、あんた。先帰ってなさい。」

「ええっ!?どうして!!」
「顔色良くないし、風邪菌が皆の料理に入ったら大変でしょ?」
「・・・。」







--------------------------------





「・・・。」 



・・・お姉ちゃんは時に意地悪。
もう少し優しい言い方だってあるくせに、わざときつく言ってくる。

そうでもしなければ、私が言うことを聞かないとでも思っているからなのか。 
そんな子供扱い、嬉しくもなんともない・・・。


そう思いながら校門をでて一人、帰り道を行く時。




「えと…、恵実莉・・・っ・・・」
背後から、戸惑いがちに声をかけられた。
もう考えなくたって分かる。


「遼、なに?」

「すげぇ恐い顔してる。…鬼みたいな。」
そう言って遼はヘラっと笑って見せた。
勿論、無理やり笑った感はありまくりだけど。



「ふーん・・・。」
なぜか肩が震える。
手や額にも冷や汗が伝う。

冷たくあしらってしまう。


_____先ほどの夢が脳裏に蘇ってくるからだった。

「どうしたんだよっ・・・?」
遼が私の手首をつかんだ瞬間、夢での“あの瞬間”が全身にこだました。


【ガっっ・・・!!!!!!】





「・・・うっ・・・」
静かに声をあげたのは、私のほうだった。
しばらくして、自分のしたことが理解できた。


わたしは、差しのべられた遼の手を地面にたたきつける勢いでそれを振り払ったのだ。
遼は驚きの表情を隠せないでいる。
でもそこに、罪悪感という思いは無かった。
震えは、もう全身に行き通っていた。

顔を伏せて、歯を食いしばる事で最大限の気力は制御したつもりだった。

               「「あなたが夢と同じ道をたどるのは・・・もう少し先の未来で、よ。」」


仔雛ちゃんが言ってた。
     もう少し先の未来・・・。

                 でも彼女は、       ソ レ ガ イ ツ カ ハ 、 イ ワ ナ カ ッ タ。


・・・そう、それがいつか言わずに消えた。

     そして、その未来が今だったとしたら・・・・ 
                  あの夢と同じことになる= 私は遼に殺されることになる・・・。

「えみ・・・」




私は走り出した。

・・・・・・今は死にたくない・・・!!
お姉ちゃんやお母さんたち、友達、夢乃ちゃんたちだって、




     遼    だっているのに・・・っ!!




嗚呼




  この溢れる涙は、私をどうさせるもの・・・?


   この震える躯は、誰のものなの・・・?





【未来編U 続】


65: 名前:CatI (6QTmVd6jn2)☆01/03(土) 19:43:01 HOST:p1045-ipbfp301sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp


読者の皆様っ(ノω・*)


ご挨拶が遅くなりました><
三が日の間にしておきたいと思います!

明けましておめでとうございます!
もう、メリーちゃんを始め半月
読者の皆様にお世話になっています・・・。
相変わらず、文章力もなくつまらない小説かもしれませんが
精一杯頑張ります!!
更新も非常に遅いのですが、1月前半にあるテストさえ終わればまたバンバン更新できると思うので、よろしくお願いします(*´ω`)

どうぞ、今年もよろしくお願いいたします(・∀・*)



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