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[Story04]
それから私は、放心状態だった。
皆が泣き叫び、トイレに駆け込んだりするところをぼーっと見ていた。
結局学校は、3時間で集団下校という形になった。
とぼとぼと、だるそうに家に着くと、お母さんの泣き声が聞こえてきた。
ソファーに頭を擦りつけ、クッションをびしょびしょにぬらしているお母さんを見ると、悲しくなってきた。
私が殺してしまったことを、お母さんは知らない。
「ただいま…」
「おか、えり…うっうっ…」
私は、その時有紗の事を言おうか迷った。
でも言えなかった。もしかしたらお母さんが狂ってしまうかもしれないから。
「どうして…、どうしてっ!!麻耶が…!!」
その時、お母さんは泣きながら私の顔を見た。
そして、叫んだ。
「あの時、麻奈も家に居たでしょう!?なのに、どうして…、どうして!!あの時、麻耶の部屋のベランダの鍵は閉まっていた!だったらドアしか入れないの!!だったら麻奈、犯人の姿を見たんじゃないの!?もし見なくても…、いえ、絶対に見たはず!!それなのに、あんたは何をしていたの!!!!!」
お母さんは泣きながら叫び、私に飛び掛った。
髪の毛をつかみ、引っ張る。痛くて叫びそうになる。
お母さんはこう言いたいのだ、きっと。
麻耶を殺したのは、私だと言っても同然だと。
けど、私は認めたくない。
私が麻耶を殺したのはゲームの中だけ。
全ては偶然だと、そう思っていた。
それなのにお母さんは私を疑い続ける。
「やだっ…、違う!私は…!!!」
「嘘つき!嘘つきいいいいいい!!!!」
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