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いつもと変わらない。 特に変わったことなんて何にもなくて…
昨日までは。
でも、今日からは変わるはず この想いに気付いてしまったから。
「あ゙ー! どんな顔して会えばいいんだ」
そんなことを言いながら、いつもの通学路を通った 毎日通ってるはずなのに短く感じる… 何より、この信じがたい感情。 照れくさいが、先輩が好きだ。
「いや好きなんだけどなー…何と言うのか…」 「よっ! 柏木?」
誰だっけこの声… 聞き覚えはあるんだけどな? まさかまさかの…おい神様、なんの悪戯だ
「あ、ども」
俯きがちで返事を返した。 …ししし篠原先輩じゃんかよ 目さえも合わせられない!! 心拍数が一気に上がりだしたのが分かった。
「なんだ、気分わりいのか?」 「い゙や、そうじゃないんですけどね…はは」
やっぱり、この態度は不自然なのか。 いつも通りにしたいけど、無理なわけで …何だか急に女々しくなったな俺。
「そうかそうか、でもちゃんと部活来いよ? じゃあ放課後な!」 「えあ、はい。じゃあ」
もう行っちゃうのか…と言っても、もう学校着くな。 せいぜい走って2、3分てところか?
「でもめんどくせーからいいや」
短く感じた通学路も、先輩と話してたら なんだかあっという間だった。 早い事に、もう下駄箱か…もっとゆっくりでも良かったな とその時始まりのチャイムが鳴った。
「あああ、やべえチャイム鳴った!」
バタバタ上靴を履いて、教室廊下まで続く階段を 駆け上がった。
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