最新ニュース
「漫画ってなに?」人気サイトランク ピコ森 メル友掲示板

■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50
 傍にいて。 

1: 名前:Mayuri☆01/06(火) 17:56:09 HOST:ntnara027232.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

初めて書かせていただきます、[Mayuri]と申します。

暇であれば読んで下さい。



2: 名前:Mayuri☆01/06(火) 17:57:31 HOST:ntnara027232.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp


追記。

ちなみにBLです。



3: 名前:Mayuri☆01/06(火) 18:29:07 HOST:ntnara048119.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

1・ Ensemble


『…ソウちゃんはさ、本当に、俺のこと好きなの?』
生野蒼は、数時間前に“彼”から言われた言葉を繰り返し脳内再生していた。

『…好きだよ『だったらどうして!』

『だったらどうして、……俺の横にいるの…?』


…ったく、複雑だよな。
三角関係って。

『言ったじゃん、ユマの傍に行けって!』
彼、柳瀬和紀が涙を流しながら言った姿は未だに忘れられない。



4: 名前:Mayuri☆01/06(火) 18:42:39 HOST:ntnara028049.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp


『ユマは、蒼ちゃんのことが好きなんだよ!』
柳瀬は叫んだ後、咳込んだ。

そんなに叫ばないで。
和紀の身体がおかしくなっちゃう。

『…和紀、『…っ、どうして俺に構うの? ねえっ『和紀!』

『落ち着いて、』

『…どうして…』

ユマのことだって、ちゃんと考えてるよ。 
決して先走ってるわけじゃない。



5: 名前:Mayuri☆01/06(火) 18:45:23 HOST:ntnara028049.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

◇Ensemble 登場人物

生野 蒼〔イクノ ソウ〕
柳瀬 和紀〔ヤナセ カズキ〕
結城 真実〔ユウキ マコト〕



6: 名前:Mayuri☆01/06(火) 19:47:37 HOST:ntnara014132.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

『…俺も聞いて良い?
___和紀は、俺のこと好きなの?』

『今の蒼ちゃんは嫌い』
鋭い目つき、あの時の柳瀬の顔。
忘れられるものじゃない。

いつからあんな表情見せるようになったんだろう…。

-Plilili..

誰もいない自室に寂しく鳴る携帯の音。
メールだ。

___

From:和紀
題名:無題
本題:
今日はゴメンね。どうかしてた。
また会えるよね?
___


「……馬鹿」
電話帳から『和紀』の文字を探して、発信ボタンを押す。
この時少し手が躊躇してたのはどうしてだろう?


『……蒼ちゃん…』
「会いたい」
『…うん、俺も。』
「今すぐ会いたい」
『…うん……家に来て…っ』
でも何故か、彼の声が震えてる。
彼の声が震えてるときは決まって……

「和紀、すぐに向かうからっ」


7: 名前:Mayuri☆01/06(火) 20:12:20 HOST:ntnara034115.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
『蒼、ちゃん…?』
「電話切るなよ、分かった?」

外は雨。
多分、彼は。

家を出たとき、生野は受話器の奥の彼に問いかけた。

「今、何処にいるの?」
『…外で、蒼ちゃんのこと待ってる』
「雨降ってんだよ!?」
『どうせ、蒼ちゃんも傘差さずに来るでしょう…?』

「馬鹿だよ。
和紀はとんでもなく馬鹿!」

人一倍、身体が弱いのに。
どうして無理するようなことを?


−…待ってて、和紀。




8: 名前:Mayuri☆01/06(火) 21:17:35 HOST:ntnara047093.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp



「…はぁ…っ…」
急いでるのに息切れなんて、最悪だ。

和紀のマンションの棟は…確か一番南側。


「……あ……和紀っ!」
マンションの前の広場で、柳瀬は小さくしゃがみ込んでいた。
生野は駆け寄って、着ていたコートを柳瀬に着せた。

生野が家を出てから数分、雨は強くなり始めていた。

「…蒼……ちゃん…「もう喋るな」

柳瀬の身体は冷えきり、小刻みに震えている。
顔に苦笑を浮かべて彼は生野の手を握った。

「和紀、大丈夫?
中入ろっか。な?」
彼の肩に手をかけて、立ち上げる。

…和紀の家が一階で良かったよ。
階段がなくて楽だから。


9: 名前:愛佳☆01/06(火) 21:46:35 HOST:ser355766013723249
読みに来ました!!愛佳デス^^←


初めてには思えない、上手さですね(*^^)!!


また来ますね(*´`)


頑張って下さい♪


10: 名前:Mayuri☆01/06(火) 21:53:38 HOST:ntnara027167.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

◆◇
>愛佳様

来て下さりありがとうございます。

上手くないですよ。まだまだです。

頑張ります。


11: 名前:唯那☆01/07(水) 10:21:21 HOST:58-70-25-68.eonet.ne.jp
私も来ましたー…って、誰ですか?って感じですよね(汗)

小説雑談の所にいた者です!!

期待あげです!!また、来ますねー


12: 名前:Mayuri☆01/07(水) 11:36:06 HOST:ntnara045044.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

◆◇
>唯菜様
雑談の方ですかΣ
初めまして。

ありがとうございます。
頑張ります。


13: 名前:Mayuri☆01/07(水) 12:21:45 HOST:ntnara028172.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

Side−蒼−


「…ゴメンっ…、重かったよね…?」
ベッドに寝かせた後の和紀の言葉に、一瞬泣きそうになった。

−どうして謝るの?…って聞いたら、君は悲しい顔しちゃうでしょうね。
だから聞かないけど。

「…ねぇ…蒼ちゃん…。
俺ね…今日喧嘩して、蒼ちゃんの家から帰った後…ずっと、自分のこと責めてた……。
ユマのこと…あんな風に言っちゃって…」



14: 名前:Mayuri☆01/07(水) 13:07:17 HOST:ntnara015011.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp


和紀、誤解してるよ。

「……和紀…。ユマは、俺のことなんか好きじゃないんだ」

「え…「彼奴とは終わった」

元々、ユマ……結城真実とは付き合ってた。
でも別れたんだよって。

「…でも、ユマが「それに!
……ユマは知らないけど、彼のことを想ってるやつがいるんだ」

すると、和紀は俺に問った。
「…誰…?」


−それは。

「雨音、智里」

幼なじみは、家族より、恋人より濃い関係だと思える。

そんな関係の俺らは、禁断の恋に皆走っていた。


next...


15: 名前:Mayuri☆01/07(水) 13:10:03 HOST:ntnara015011.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

◆Ensemble 追加登場人物

雨音 智里〔アマネ チサト〕

長澤 永璃〔ナガサワ エイリ〕


16: 名前:Mayuri☆01/07(水) 19:37:16 HOST:ntnara034115.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp





「…和紀、熱出したんですってね」

「え?…うん」

「傍に居てあげなくて良いんですか?
和紀の事だから、強がってるんでしょ。どーせ。」
彼、雨音智里は言った。

「彼奴が帰れって言ったの。
…つか、何でお前はそんなに無愛想なの?」

「…生まれたときからこうだったの。
無愛想ですみません。」
可愛くないな。
どうして捻くれてるんだ一体。



17: 名前:Mayuri☆01/07(水) 20:02:54 HOST:ntnara034115.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp


「ったく、アンタに言われたくありませんよ。
男に告白して運よくビンゴだったんだろうけど。浮かれてるんじゃないよ」
俺がポカンとしていると、黒縁眼鏡のレンズの奥から睨まれたような気がした。


「何だよ。そう言う智里だって…「それ以上言ったらぶっ殺す」

「…はぁ…」
一つため息をついてから智里は言った。

「俺は告白なんかしません。
…こんな恋は普通叶わないんだから」


18: 名前:Mayuri☆01/07(水) 23:23:03 HOST:ntnara033164.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp


「怖いんです、何となく。
ユマに告白をすると、今のこの『幼なじみ』と言う関係が崩れてしまいそうで…。
貴方は?
そう思いませんでした?」

思ったよ。
心臓が破裂しそうなほど。


19: 名前:Mayuri☆01/08(木) 12:26:34 HOST:ntnara021126.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp


「彼を、自分の言葉で傷付けたくないって。思いませんでした?」

「…思った」
「じゃあ何故?「知らねえよ」

勝手に、口が。

「口が勝手にそう言ってた」


−…そう言えば、あの日も雨だった。

半年前の夏。
母子家庭で育った和紀の母親が亡くなった。
それで、和紀の家族は誰もいなくなって。

ある日俺の家に、和紀がやってきてこう言ったんだ。

『…蒼ちゃん、俺を助けて』

最初何のことか分からなくて俺は黙っていると、和紀は突然足から崩れ落ちた。

『和紀、何があったんだ?』
肩を掴みながら俺は聞いた。

『……俺、無意識のうちに…家で暴れてるみたいなんだ…』
『え…?』
『分かんないの。
いつも気が付けば、家の中の物が散乱してて…』


20: 名前:Mayuri☆01/08(木) 12:52:35 HOST:ntnara015038.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

そのとき思った。

…俺が守ってやんなくちゃ。

『…俺を止めて…っ、お願い』

さっきの思いが強くなって、彼を抱きしめた。
『……蒼ちゃ、『和紀。俺、和紀に伝えなきゃいけないことがある…』


『何…?』
『好き』
一瞬、彼は目を見開いた。
そして俯いた。

嫌われたかな?

『和紀のことが、好きなんだ。
ずっと前から想ってた…。
…俺が和紀を守るから』

『…蒼ちゃん……。俺も好きだよ?』

違う。
そうじゃない。

『俺の「好き」は、和紀の「好き」とは違うんだ!』
『…ううん、』
『違う!』
『そんなこと無い!』


『俺も、蒼ちゃんのこと昔から好きだった。
…これは、ただの幼なじみとしてじゃないんだ』


21: 名前:Mayuri☆01/08(木) 14:53:46 HOST:ntnara049102.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

一つ息をついて、彼はゆっくり言った。
『…愛してる』

どうして声が震えてるの?と、聞こうと思ったけど止めた。

俺も一緒だったから。


『……好きなんだ、蒼』
珍しく俺の名前を呼び捨てした彼の目から遂に涙が流れた。
『…泣くな馬鹿』


そんなことが、もう昔に思える。

そういう俺は重症?


「…奇跡ですよ、それは。」
「分かってる」

「…あーあ!
何かアンタ見てるとムカつく。」
急に口を尖らせて言うから、ビックリした。

「な、何、怒るなよ」
「貴方の口元が緩むのを見てると、ああ幸せなんだなあって思います。けど。
それを俺は好まない」

−♪

「はぁ。愛しの彼氏から電話ですか。」
「何で分かる?」
「…携帯持ってるアンタの顔が赤いから。」

見破られたか。
鋭い奴だなコイツは本当。


22: 名前:Mayuri☆01/08(木) 14:57:55 HOST:ntnara049102.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp


「…。もしもし?」
『………蒼ちゃん』
「…」
『…帰って、きて』
「和紀?」
『熱いんだ…身体が…何となく、』




23: 名前:Mayuri☆01/10(土) 13:14:29 HOST:ntnara027003.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

また、無茶なことやったのかな、

そう考えちゃうと、じっとしてらんなくて。


「帰る」
一方的に電話を切った。


「智里ゴメン!
和紀に呼ばれたから帰るわ」
「愛故に」
「は?」
「いえ、何も。いってらっしゃい。
俺も永璃くんに呼ばれてますから」
智里は俺より先に去っていった。



24: 名前:くう☆01/11(日) 21:13:10 HOST:i60-34-34-21.s05.a033.ap.plala.or.jp
こんばんわぁ〜

おぼえてますか……って
知るか!!
てっ、感じですよね?

「謎の男子校」というのを書いてる
くうです。

前一度来ていただいたので
来てみましたぁ〜((笑

続き気になります!!
頑張って下さいね♪



25: 名前:Mayuri☆01/13(火) 00:42:00 HOST:ntnara010155.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

くう様

ああ、こんにちわ^^
覚えてますよー。

ありがとございます。
頑張ります。


26: 名前:Mayuri☆01/13(火) 00:58:33 HOST:ntnara010155.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

数秒か、きょとんとしていた俺も、走って和紀の所へと向かった。







「和紀っ!」
急いでマンションの部屋のドアを開けた。

部屋は、何故か物が散乱していて、
「……」
彼は、ベランダで夜空に光る星を眺めていた。


「…和「母さんさ、」

「母さんさ、…父さん殺してたんだって。俺がまだ物心ついてない頃」


27: 名前:愛佳☆01/13(火) 19:53:31 HOST:ser355766013723249
さすがマユリ(*^^)!!


読めば読む程ハマる^^



私もこんな感じで愛されたいわ。←


あは、冗談です(*´`)笑


頑張ってね^^!!


28: 名前:Mayuri☆01/13(火) 22:13:55 HOST:ntnara019002.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

「え…?」

「ははっ、馬鹿だよね、俺。
2歳の時から18年間気付かなかったんだよ?」
そんなことないよ、って彼を抱きしめようとしたけどやめた。

彼から抱きついてきたんだ。

「それ知って…また無意識のうちに暴れてたの…!
もう生きてるのやだよ!
どうして俺はこんな複雑な運命に巡り会うようになってんの!?」
そう彼は叫んで、前みたいに足から崩れた。


「……死にたいよ…」



29: 名前:Mayuri☆01/16(金) 23:15:41 HOST:ntnara027231.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp



「し…死にたいって……
お前が死んだら、俺……悲しくて悲しくて…自分見失っちゃうよ……」

「蒼ちゃ……っ」
俺は彼が言い終わるのを待たずに、唇を重ねた。

茶色い彼の髪に手を通しながら、何度も何度も。



30: 名前:Mayuri☆01/26(月) 21:44:34 HOST:ntnara048236.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

「………ダメだよ蒼ちゃん……熱がうつっちゃう…っ」

熱?

和紀の言葉を聞いて、ハッとした。

そうだ、俺はこの為に帰ってきたんだ。

慌てて彼の額に手をやった。


案の定、結構熱かった。

「和紀熱測れ」

「…いいよ、たいしたことないし「いいから!
和紀は身体が弱いんだから…。
油断禁物。さっさと測る。はい。」
手際よく体温計を渡す。




31: 名前:Mayuri☆01/30(金) 17:15:20 HOST:ntnara046159.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

お母さんみたい。と、少しムスッとしながら従う和紀。

「…もー20歳なんだからしっかりしろよ」

「…はーい、お母さん」

「誰がお前の母親だっつの」
「じゃあ俺の恋人」

…ったく。コイツは。

「『じゃあ』じゃなくて、そうなの」
そう俺が言うと、和紀は笑った。

「ふふっ、ゴメンね。
蒼ちゃん愛してる」
「と、突然何だよ」
「嬉しいくせに」



32: 名前:Mayuri☆01/31(土) 16:44:31 HOST:ntnara015198.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp


>愛佳

返事遅れてゴメンね;

…私が愛してあげ(強制終了。

ありがとう。



33: 名前:Mayuri☆02/07(土) 20:38:40 HOST:ntnara009147.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

…この悪魔。


「大好き」
満面の笑み。

俺も好きだよ?




34: 名前:Mayuri☆03/23(月) 22:09:58 HOST:ntnara050018.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

ただ。

いつまでこの発言は許されるのだろう?


今俺がしている恋は普通じゃない。
いつかきっと、終わりを告げるときが来る。




35: 名前:Mayuri☆03/29(日) 17:39:33 HOST:ntnara045153.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp





ベッドに寝かせ、俺は彼の足元に座った。

「和紀はさ、」
言い始めると彼は上半身を上げた。

「俺と居られて幸せ?」
「え、」
目が、戸惑っている。

「そんなこと聞くってことは、
蒼ちゃんは俺と居て幸せじゃないの…?」
「違うよ」
「じゃあどうして…?」と、和紀は小さく言う。
瞳が潤んでいる。



36: 名前:Mayuri☆06/07(日) 19:58:36 HOST:ntnara014015.nara.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp




「無理する恋愛なんて、恋愛じゃないから。
ただそう思っただけ」


「俺、無理なんかしてないよ、っ」


「そしたらなんで泣くんだよ」


「泣いてなんか、」
「泣いてんだろ?
…それが、無理って言うんじゃねえのかよ」




名前
アイコン選択
HP(省略可)



投稿にあたっての注意
・お小遣いサイトやHPの宣伝は禁止します。
・チェーンメールの投稿は禁止します。
・中傷や嫌がらせは禁止します。
・個人情報の投稿は禁止です。
・売買、交換は禁止です。


悪質な投稿をするとネットができなくなります。
あなたの接続情報を取得しています。