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「 今日の練習はこれで終了! 解散! 」
―つらい午後練習が終わった。
授業が終わってから即効練習なんて、
さすがここは弓道の名門校だな、と感じる。
もう空はオレンジ色に
染まっていて、
空気は少し肌寒かった。
普通弓道は室内でやるものだが、
僕の学校は外でやっている。
「 有紀〜寒いから早く部室入ろうぜっ 」
そう言ったのは僕の友達の雨宮大地。(あまみやだいち)
僕と同じ学年というのに、
この前県大会で準優勝した程の腕前。
『 ああ、うん。入ろう 』
それに比べて僕は、
地区大会でも好成績を残せないほど。
まるで月とスッポンだ…
―部室
部室に入ると先輩達が
既に着替えていた。
「 おっ園田に雨宮じゃん 」
「 二人並ぶと雨宮でかいな〜 」
先輩の一人がそういうと
先輩皆が笑う。
僕の身長は165cm。
そして雨宮で身長は178cm。
10センチ以上も差がある。
次第に僕の頬が赤くなっていく。
…惨めだ。
雨宮は何も言わず
笑い流している。
―こいつ・・・
僕が雨宮を睨むと
雨宮は僕の顔を見て微笑んだ。
??
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