|
んー、気まずい。 顔見たら何て言えばいいんだろう? 普段何て言ってたっけ? てゆーか普段通りでいいのかな? 悶々と考えながら、廊下を歩く。 てゆーか何でキスなんか! 思い出したら恥ずかしくなってきた! あーもう何なんだ! 気付いたらそこは教室の前だった。
「着いちゃったよ…」
柚唄がドアに手をかけた。 しかし、柚唄が力を入れる前にドアが開いた。 向こう側からも誰かがドアを開けたみたいだ。 柚唄は顔をあげた。
「……!!」 「あ、柚唄。おはよ。」 「ぉぉおはよ、春都!!」
すれ違った春都は何事も無かったかのように ろうかを歩いていく。
「あ、あれ?」
昨日の放課後の事は? あれは夢だったの?
「まぁ…」
夢なら夢でいいけど。 あの唇の感触と大きな優しい手の平が 本当に夢だったなら… 僕の妄想は恐ろしくリアルだな… 怖い怖い。
さて、 あっさり第一声が済んだら眠くなってきちゃった。 昨日の夜はドキドキして熟睡できなかったからね… 一時間はお昼寝決定。
|