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ネービーブルーの瞳で

1: 名前:やまぎし☆12/28(日) 11:47:55 HOST:ser357023012058542


サガミ


獣のもと、16まで育つ
そのため知識が未発達




坂上 凉 (サカガミ リョウ)


サガミを担当する教育者
本業は精神科医




ざっと主な二人の紹介。(ざっとしすぎだろなんて言わないでくだs…)


2: 名前:やまぎし☆12/28(日) 12:33:27 HOST:ser357023012058542


やっと、まともな人間が口にするものを食べるまでになった
机を挟み、向かいに座るサガミが手で鷲掴みにしたハンバーグを一気に口へ入れ頬張る
まあ、食し方にはまだ多少のズレがあるが…


保護した直後は、馬の生肉を美味そうに頬張っていたのだ
それに比べれば、まぁまぁの進歩であろう


「…落ち着いて食べなサガミ。誰も横取りなんかしないよ」


彼の口端についたデミグラスソースを、親指で拭う
突然の俺の行動に相当驚いたのだろう、サガミは体を小さく震わせ動作を止めた


「……や、…ぁや」


言葉が未発達なサガミは、喉からかすれた声を上げる
俺が小首を傾げると、突然、拭ったソースがついたままの俺の指を口に含んだ


ああ、"いや"って言いたかったのか
ソースを横取りされたと思ったんだろう、卑しいやつめ


俺の指に舌先を這わせ、舐め回すサガミ
俺は息を呑み、高揚する気持ちを必死に抑えた
全く、無自覚な行動が一番困る


「…サガミ、くすぐったいよ」
「ん、…ぐたい…?」


俺の指から口を離すと、首を大きく傾げる
そんなサガミの行動が、どうしようもなく愛しく思え、体が熱く高ぶった


樹林から保護されたばかりの頃、警戒心も獣並みに強かったサガミは、見目は美しいが、中身はただの猛獣だった
俺の腕に痛々しく残る内出血や噛み傷、爪痕など全て、サガミにやられたものだ


月日をかけ、サガミも俺になつき始めている
彼はきっと俺を、"優しく温厚な自らの味方"だと、心を許しているのだろう。周囲と同じように


まだ、本性を見せるには早すぎる。だろう?サガミ


俺は小さく微笑を浮かべ、頬杖をつきサガミを見つめる
彼の皿に盛られていた大量のハンバーグは、残すところあと一つとなっていた


3: 名前:ももきち☆12/28(日) 13:07:44 HOST:220.156.198.178.user.e-catv.ne.jp
面白いです!
続きが見たい(^^♪


4: 名前:ほろナイン☆12/28(日) 13:54:14 HOST:gp-cm34-0461.lcv.ne.jp
お!!
新しいジャンルですねぇ☆
更新まってます^^←


5: 名前:やまぎし☆12/28(日) 14:38:28 HOST:ser357023012058542


ももきち様
お…面白いだなんてとんでもないですっ汗
コメントありがとうございました!!!><


ほろナイン様
コメントありがとうございます!!!><
更新、亀にならないよーに頑張ります^^^^


6: 名前:やまぎし☆12/28(日) 21:21:32 HOST:ser357023012058542


「…綺麗に食うもんだ」


研究室のキッチンに皿を持ち帰り、さあ洗おうと蛇口を捻ったとき、背後から感歎の声が聞こえた
振り返ると、声の主、飯島 英(イイジマ ヒデ)が興味深々といった様子で俺の脇に立つ


「多少は人間らしくなったか?」


嫌みのように歯を見せ、にやりと微笑む飯島
「まぁまぁ」と一言返し、スポンジで皿を軽く磨く
サガミがソース一滴残さず舐めとったため、皿は十分過ぎるほど綺麗だったのだが


「…つーか…お前くっさ!」


突如白衣で鼻を覆い、大袈裟に声を張り上げる飯島
全くもって失礼な男だ。俺は顔をしかめ、あからさまに機嫌を悪くする


「なんだ、毎日風呂には入ってる」
「…ばっか。あいつと四六時中一緒にいるから、臭いがくっ付いてんだろーがよ」


…あいつ?…あぁ、サガミか


「ちゃんと体洗ってやってんの?一応人間だろーがよ」
「…いや、一度も」
「信じらんねー!風呂の手配してやっから!さっさと体流してやってこい!」


散々俺の耳元で怒鳴り散らすと、彼は早足で研究室を去った
その無駄にデカい声と馬鹿に早い行動力、尊敬するよ全く
嫌みったらしく胸底で毒づき、洗い終わった皿を乾燥機の中に並べる


慣れというものは怖い。
保護してから一度も洗うことなく放置していたサガミからは、恐らく獣の臭いが取れないままでいたのだろう
嗅覚が慣れたせいか、全く気が回らなかった


なる程、他の研究員が全くサガミの牢に寄り付かない理由がわかった


「……風呂、か」


当然、風呂といえば衣服は脱がなければいけないわけで。
当然、ソープや浴槽を使ったことのないサガミなわけで。
つまり、俺が…………


ああー……
果たして俺は性欲に打ち勝つことができるのだろうか…
不安だ、とてつもなく。


7: 名前:やまぎし☆12/29(月) 00:21:14 HOST:ser357023012058542


「サガミ、おいで」


牢の鍵を開け、俺がつけた名を呼ぶ
牢の隅にいたサガミは、ぴくりと体を震わすと、小走りで俺の元へと駆け寄ってきた
どうやら、自らが"サガミ"である自覚を持ったようだ


満足感に俺が頬を緩めると、それを見たサガミがあどけない笑顔で俺に微笑み返す
ああ、全く、行動すべてが可愛いらしく思えて仕方ない


「念のため、だって。仕方ないから我慢してな?」


説き伏せるような口調で言うと、俺はサガミの前で重たげな手錠と足枷をちらつかせた


"もしもの場合"、"念のため"と、飯島含む多くの研究員から押され、仕方なくサガミを拘束しなければいけなくなった
獣の性から、手足を拘束されるのには抵抗を持つかと思いきや、意外にも大人しく俺の言うことを聞いたので驚いた


「ぅ…あ、んー?」


首を傾げ、両手首にかけられた手錠をまじまじと眺めるサガミ
手錠に興味を示している間に、サガミの細すぎる足首にも足枷をかけた


「…うわ、…えっろ…」


両手両足を枷で拘束されたサガミの姿は、妖美でどこかクるものがある
思わず、盛りのガキのような言葉を洩らしてしまった


「……えー、ろ?」
「あーだめだめ。そんな言葉覚えなくていーの」


やばいな、これは。
想像以上に堪える。果たして彼の裸体に起たずに居られるんだろうか俺は……
悶々と一人考え込んでいると、突然、途切れ途切れに掠れた声を上げるサガミ


「…ぁー、ん、…や、ゃ」
「?何」


見ると、手首の手錠に噛みつき、ガリガリと歯を立てている
鬱陶しいのだろうか、眉間にシワを寄せ、しかし顔をしかめる表情すら端正だ
サガミの"や"は、どうやら"嫌" 等の拒否を示す言葉のようだ


「サガミ、我慢して。噛んじゃだめだよ」


再び宥める口調で語りかけ、手錠にかぶりつくサガミの唇を手のひらで押さえるように覆う
…途端、小指に激痛が走り、思わず小さく呻きを上げた


サガミが歯を立て噛み付いたのだ。


「…ん…サガミ、痛いよ」


痛みに顔を歪めつつも、いつも通りの笑顔をつくり、なるべく柔らかい口調で語りかける
すると、上目遣いで俺を見据えたサガミは、恐る恐るといった様子で口を離した


俺が一つ小さく息をつくと、彼は舌先を出しチロチロと俺の小指の噛み傷を舐め出す
懸命に舐めているのを見る限り、媚びているように思えた
彼なりに反省の意を見せているのだろう


思わず小さく笑みがこぼれた




「…行こうか、もう湯が張ってる」
「…ぅゆー…て、る…?」


俺の機嫌をとれたと思ったのだろうか、サガミは満足げな笑みを俺に向けた


8: 名前:ほろナイン☆12/29(月) 00:36:39 HOST:gp-cm34-0461.lcv.ne.jp
だー!!
サガミ君可愛いすぎでしょ!!
だめだ…それこそ理性を失いそうだぁッ!!

めちゃ面白いですッ
ガンバッテくださいッw←


9: 名前:やまぎし☆12/29(月) 10:54:44 HOST:ser357023012058542


ほろナイン様^^


またのコメント、嬉しすぎます感謝です感激ですっ><
ほろナイン様のコメがわたくしめの原動力になりますっ←
張り切って更新更新^^^


10: 名前:やまぎし☆12/29(月) 12:14:41 HOST:ser357023012058542


飯島に案内されたのは、研究員専用のバスルームだった
浴槽つきの個室であるため、大変狭く、普段使わないここは掃除も行き届いていない。そのため当然のごとく汚い


「…………。」
「何だよ坂上。不満そうな顔しやがって」


不満要素をたっぷり踏まえたこの浴室
汚いだのという前に、狭いというのは重大問題だ


「…飯島、サガミの体を洗うのは俺だぞ。こんな狭い個室に男2人入るのか?」
「問題ねえって。男っつってもサガミはチビだし、お前も細身な方じゃねーか」


確かに、認めたくはないが俺も体格が良い方ではない
無駄に背だけが高く、肉付きは薄い
だからって…。俺からすれば、入る入らないの問題ではなく、サガミとの密着度が不安要素なわけで


「お前なー…俺がどんだけ研究員の女共を説得したか知ってんのかあ?」


そうだった。飯島の頑張りも少しは認めなくては
恐らく、研究員が主に使うシャワー室を使うことは、女性研究員が頑なに拒んだのだろう
不便とはいえ、バスルームを使えるだけでも有り難いな


「…わかった。ありがとな飯島」
「いえいえ。しっかり洗ってやれよ」


「じゃーなサガミ」と、飯島が屈んでサガミの顔を覗き込む
慣れない人間の顔に驚いたのだろう、彼は俺のそばに駆け寄り飯島から離れた


「ありゃりゃ。ほんじゃー頑張れよ坂上」
「あぁ」


飯島が脱衣所から出たのを確認すると、ぴっとりと俺に寄り添うサガミに視線を落とす
彼もその大きな瞳で俺を見上げていた


「…服、脱ごうかサガミ」
「ぅ…んぅー、…?」


当然、サガミが一人で衣服を脱ぎ着できるわけもない
俺は意を決し、小首を傾げるサガミの薄手のTシャツの裾に手をかけ、上にたくしあげた


「ぅー、ん、…やーぁ」
「うんごめんごめん。少し我慢して」


上を脱がし、改めてサガミの体を舐めるように見つめる
うっすらと骨の浮き出た薄い体に、白い肌は蛍光灯の光に、底光りしているようにも見える


「…綺麗だね、サガミ」
「ぁー、ぅ…」


思わず言葉をこぼし、サガミの頬を撫でていた
……ああ、いけないいけない。危うく理性が飛びかけた
俺はサガミの頬から手を離し、ベルトを外しにかかる


しかし、予想外
ひとまずベルトを外し、ゆっくりと下半身を脱がしにかかろうと予定していたのだが…


腰回りが異常に細い彼、ベルトで上げられていたジーパンは、押さえが外れたと共にばさりと音を立てサガミの足元に落ちた


「……あ、」


思わず声を洩らす俺


薄汚れたトランクスから、しなやかな足が延びている
……鼻血もんだな、これは。
などと、またも盛りのガキのような感想を胸底で呟いた






下半身を晒されては、本格的に鼻から出血多量の危険を諭した俺
サガミの腰にタオルを巻いてから、慎重にトランクスを脱がせた


11: 名前:yuka☆12/29(月) 12:21:24 HOST:KD125052144130.ppp-bb.dion.ne.jp
★☆面白いです!!

サガミ君、ほんと可愛いです〜♪

続きき、読みたいです☆(何様??
更新頑張って下さい☆★


12: 名前:やまぎし☆12/29(月) 15:55:54 HOST:ser357023012058542


yuka様^^


サガミ君、好評でなによりです^^^^
嬉しいお言葉感謝ですっ><
更新頑張っちゃいます!←


13: 名前:‡アルナ‡☆12/29(月) 17:37:04 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
初めまして(・ω・)/
なんか新感覚ストーリーですね♪
サガミ可愛いです!!
かなり面白いので更新頑張って下さい三 (/ ^^)/!!


14: 名前:やまぎし☆12/29(月) 21:50:16 HOST:ser357023012058542

‡アルナ‡様^^


お…面白いですか!?汗
ありがとうございますっ><
ばりくそ(←) 更新がんばります!!!!!(`・ω・´)


15: 名前:やまぎし☆12/29(月) 23:22:17 HOST:ser357023012058542


……予想外。
湯船につかることをここまで嫌がるものとは思わなかった


湯の張られた浴槽に足先をつけた途端、サガミは小さく飛び上がり、俺の体にしがみついて離れようとしない
湯が熱すぎるのかと触れてみたが、飛び上がるほどの熱さでもなかった


その後、何度湯船につかるよう促しても首を左右に振るばかりのサガミ
想定外の展開に、俺はだいぶ手こずっていた


"溜めた水に体をつける"などという行為は、恐らく樹林生活で体験したことないものだったのだろう
……警戒するのも無理ないか




暫し考え込んでいた俺は、意を決し、自ら浴槽の中へと体を沈めた
脱衣所で脱いだのは白衣のみ。シャツとジーパンを着たまま湯船につかったので、言いようのない不快感だ
だが、こうでもしなければ、サガミの風呂への警戒が和らぐことはないだろう


肩まで湯船に沈め、浴槽の脇に佇むサガミの手首を掴むと、彼を優しく引き寄せる


「おいで、怖くないから」


微笑みかけるが、サガミは不安げに眉を下げ、俺と湯船とを交互に見やっている
手首を掴む力を強め、更にこちらへと引き寄せた


「サガミ、俺も居るだろ?」
「…ん、ぅー…や ぁ」


どれだけ説き伏せようと、懸命に首を横に振り、"や"を繰り返すのみのサガミ
これじゃらちがあかない。強硬手段をとるしかないな


ざばっと水音を立て立ち上がると、嫌がるサガミを無理矢理に抱きかかえ、そのまま湯の中へと体を沈めた
突然の俺の行為に、サガミは心底驚いた様子で、俺に強く抱きついたまま離れようとしない
背中に立てられたサガミの爪が少々痛かったが、この状態も悪くない。そう思い、優しくサガミの腰に腕を回した


「ん、ゃあー…っや、ゃ」
「あーはいはい。嫌だろうけど我慢しなさい」


やばいな、口元が勝手に緩む
未だ俺の耳元で嫌々とだだをこねるサガミ
小刻みに体を震わし、彼の行動全てが俺の高ぶる欲を刺激した


それを紛らわすためにも、俺はサガミを落ち着かせることに集中する
色素の薄い猫毛に指を通し、暫く頭を撫でていると、いつの間にやらサガミの体の震えは止まっていた


「…もう平気?」
「ゃぁー や、ぅ、んー…」
「わかったわかった」


本人こそ"や"を繰り返しているが、少しは湯に慣れたようだ
俺は浴槽近くの棚からソープを取り出し、俺の体に抱きついたままのサガミの背中に直接ソープの液を垂らした


垂らした瞬間、儚げなサガミの体がびくっと大きく震える
それと共に、俺を締め付ける腕の力が強まった


「やぁっ…ん、ぅーや、やっ」
「あぁ、悪い。冷たかった?」


明らかに拒む声量が大きくなったサガミ
俺はさほど気にもとめず、背に垂らした液を手のひらで塗り広げる
棚の中には体を洗うためのスポンジもあったのだが、あえて使わずにいた


ヌルヌルとしたソープの感触に慣れていないサガミは、塗り広げる俺の手から逃げようと体をいやらしく捩る
淫らに見えるその姿に、またも飛び立ちそうになる理性


「ちょっ…と大人しくしてようかサガミ」
「んーっぅ、や、ぁっや」
「…うん、嫌なのはわかったから」


肩にも手を滑らせ、ソープを広げていく
……さて、ここからが第一関門、上半身に突入だ
首に巻きつくサガミの腕を引き離し、優しく肩を押す
そして、俺と向き合う形で彼を股の間に正座させた


「…ん、ぁ ぅー?…」


首を傾げ、潤ませた瞳を俺に向けるサガミ
触れてしまえば、俺の中で何かが崩れそうな気がして。
まぁその何かとは、破裂寸前の性欲をどうにか宥めている理性なわけで……


ああ、もう。目眩がする
なかなか第一関門に踏み出せず、俺は額に手をのせ頭を壁にもたれかけた


「ぅ、ぁー…?ん、ん…?」
「…ああ、ごめん。少し待って。淫らな思考を追い払ってるから」


サガミの裸体が視界を埋める限り、卑猥な思考が消えることはないのだが。
とりあえず俺は瞼を下ろし、冷たい壁で後頭部を冷やす
頭と共に、高ぶるこの感覚も冷えてはくれないだろうか


16: 名前:やまぎし☆12/30(火) 23:48:16 HOST:ser357023012058542


視界を閉ざすと、想像以上に聴覚が研ぎ澄まされる
サガミが微かに動くたび、水の跳ねる音や、手錠を繋ぐ鎖の擦れる音が耳につき、興奮は煽られるばかりだ


ふぅ、と一つ息をついた途端、ジャラジャラと大袈裟に鎖の動く音がした。何事かと瞼を開けば、目前に迫るサガミの唇に、俺は思わず息を呑む


「…っ?…ちょ、サガミ…」


俺の股の間に膝立ちの状態で、徐々に顔を寄せるサガミ
視界を占めるのは彼の僅かに火照った首筋
目の前にあるサガミの優美な鎖骨に目を奪われていると、額に乗せていた手を優しくどけられる






突如、額に触れる柔らかな感触に、目を見開いた


「…あのー、サガミ…?」
「んー、…ぅ」


返事の代わりだろうか、続いて額に生暖かい温度が這い回る
……舌で舐め回されている
…額を。…何故?


何か意味があるのではと記憶を辿ると、あることに気付く
風呂へとサガミを連れるため、牢で彼に手錠をかけたとき
指を噛まれた俺が溜め息を洩らすと、サガミは媚びるような仕草で俺の指先を舐め回していた…


ああ、そうか
俺が額を押さえていたから…


都合良く考えすぎだと、我ながら思う
それでも、思わずこぼれる笑みは抑えがきかなかった


俺は細く締まったサガミの腰に両腕を回し、強く体を抱き寄せる
すると、額を這っていた舌は離れ、頭上からいつものあどけない声が降ってきた


「ぁー、ん?…」


サガミの首筋に鼻と口を埋め、更に力を込め抱き締める
……だめだ、抑えがきかない。


既にストッパーの外れた俺の性欲は、暴れる一歩手前の状態
半勃ち状態にある俺のそれに、サガミの片膝が触れた瞬間


何かが切れた。ぷつりと小さな音を立て。


17: 名前:‡アルナ‡☆12/31(水) 02:13:12 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
ドキドキですね(//▽//)
つ、ついに抑えがきかなくなった!?
ヤバいです♪
続き楽しみです!
頑張って下さい(^O^)/


18: 名前:σ☆12/31(水) 08:28:48 HOST:05004019231081_gj.ezweb.ne.jp
実は最初から読んでました!
ファンです!
文章も丁寧で読みやすいし、内容も凄い好きですっ!
頑張ってくださいな∀


19: 名前:やまぎし☆12/31(水) 15:07:09 HOST:ser357023012058542


‡アルナ‡様


坂上さんの本性、ついにホロリですね\(^o^)/←
楽しみにしていただけるなんて……っ!号泣
更新フルスピードを心得ます!!!!!




σ様


ふぁ…ふぁふぁファンだなんて……っ!°・(ノД`)・°・
やまぎし感涙です(泣)
はいっ!がんばりますっ!!!
ありがとうございました!


20: 名前:ひい☆12/31(水) 16:37:25 HOST:ser351903011260155
            はじめまして(o・v・o) 読ませていただきました☆すごくおもしろいし 読みやすいし… 一言で言うと惚れました!!頑張ってください(^^)/

21: 名前:やまぎし☆12/31(水) 16:53:48 HOST:ser357023012058542


気付けばサガミを立ち上がらせ、彼の頭を挟み両脇の壁に手をついた状態でいた


俺の両腕によって逃げ場を失うサガミ
目の色を変えた目前の俺に、何かただならぬものを察したのだろう、オドオドと潤んだ瞳が泳ぎ、目を合わせようとすらしない


「…ぅ、ぁ…ーや」
「ふ、何が嫌なの?」


低く響く俺の、普段とは明らかに違う声色に、サガミの小さな肩がぴくりと震える
野生の勘が働いたのか、突然俺の肩を押し、どうにかこの場から逃げようと必死になる彼を、俺は嘲笑うような笑みで見下ろしていた


肩を押す力が、明らかに弱い。信用しきっている俺に暴力は振るえないと、自制しているのだろう
可愛い、愛しい
……壊してやりたくなる。立ち上がれなくなるほど


「んーん、…や、ぁ」


「…少しは黙れよ」


俺の一言に、サガミの動きが止まる。その一瞬をつき、彼の唇をかぷりと塞いだ
半開きになっているサガミの隙間から、舌を口内に滑り込ませる
ぎゅっと強く瞼を瞑るサガミの表情を楽しみつつ、逃げ回る彼の舌を俺の舌が捕らえた


「…んー…っふ…ん、ぅ」


鼻にかけたようなサガミの声が耳につくたび、背筋がゾクゾクと小さく跳ねる
一方的に絡ませた舌を徹底的に攻めていると、サガミの苦しげな声と共に、胸板を拳で叩かれた


息継ぎをさせてやろうと、一度唇を離す


「んっ…は、ぁ…はぁ…」
「キス如きで真っ赤だね、サガミ」


肩で息をする彼の頬は、赤みをさして火照っていた
苦しさからか、涙の張った瞳で俺を睨むように見上げる


何だよ、その目つき。
「…誘ってるよーにしか見えないんだけど」


一人小さく呟くと、再びサガミの口を貪るように犯す
片手で彼の両手首をひとまとめにし、頭上の壁に押し付けた
ジャラジャラと音を立てる鎖が、興奮を煽る


「…っん、ぅ……んぁっ!…」


突如、今まで聞いたこともないような甘い声を上げるサガミ
理由は一つ。空いた方の手で、俺がサガミの胸の突起をつまみ上げたからだ
唇を離すと、彼の顔の輪郭から耳までを舌で辿り、舐めあげる

「やっ…ぁっ、やぁ、…ゃ」


背を仰け反らせ、逃げ腰になるサガミの足の間に太腿を押し入れ、体を固定した
逃がさないよ、サガミ


耳の裏筋から内側まで、わざと唾液で音を立て、舌で舐め回す
そのたび一際甘さを含んだ声で鳴くサガミ


「…へぇ、感度良いんだ」


悪戯に彼の耳に声を吹き込むと、体をビクビクと震わせたのがわかった
指で押し潰すように弄っていた突起を、続いて輪郭をなぞるように淡い力で撫で回す
それが焦れったいのか、サガミは俺の手から逃げるように体をくねらせた


「やっ…あ、ぁ…ふ、」
「…そんな声も出せたんだね、知らなかったよ」


悪戯な笑みでサガミを見る
強く閉じたままの瞼、眉間にシワを寄せ、快感からだろうか、顔をしかめている
今までの幼児のようなあどけない声はどこへやら。サガミのものとは思えないほど、妖美で甘い、潤いを帯びた鳴き声


「…もっと鳴けよサガミ」


舌で鎖骨を舐めあげ、指では既に固く尖った突起を摘む
そして、俺は新たな刺激をサガミに与えた


足の間に押し入れた太腿を激しく動かし、タオル越しにサガミの雄をこすりあげる
突然の刺激に、サガミの背中が大袈裟に仰け反った


「ひっぅ…、ぁ、ぁ…あ」


潤ませた瞳をうっすらと開き、こちらを見るサガミの表情の美しさに見入る
これまで与えられたことのない快感の波に、確実に溺れていく目の前の彼


「…タオルが擦れて気持ちいーだろ?」


なんて、非常識な俺の問いに、唇を強く噛み締めるサガミ
声を堪えてるのか、…生意気なやつめ
太腿を、更に速度を速め激しく動かすと、サガミの口から再び淫らな喘ぎが洩れた


「…ゃっ、ん、…は、ぁっぁ…っ」


擦りあげるたび、段々と麗しい声を上擦らせるサガミに、限界が近いことを知る


太腿でサガミのそれを強く押し上げ、耳朶を甘噛みすると、彼は今日一番に甘い悲鳴を上げ、果てた


22: 名前:やまぎし☆12/31(水) 16:57:25 HOST:ser357023012058542


ひい様


はじめましてっ><
ほ…惚れただなんて…っ!
やまぎし嬉しさあまりにパニックです((((゜д゜;))))
頑張ります><ありがとうございましたっ☆


23: 名前:やまぎし☆12/31(水) 17:36:46 HOST:ser357023012058542


サガミの吐き出した白濁が、俺の太腿にまで伝っていた


「…あーあ、サガミのでジーパン汚れちゃったじゃん」


不敵な笑みを浮かべ、苦しげな表情のまま肩を上下に動かすサガミを見据える
不健康に青白かったサガミの肌は、上気して赤く染まっていた


頭上で押さえつけていた彼の手首を解放すると、途端に湯船の中へと崩れ落ちるように体を沈める


「そんなに気持ちよかった?」


満足げにサガミを見下ろし、またも卑猥な問いを投げかける
そのとき、不意にバスルームのドアが荒々しくノックされた
未だ呼吸の荒いサガミの肩が、大きく震える


「おい坂上ーっ!お前の分の着替えもここ置いとくぞー!」


ドア越しに、無駄に大きい飯島の叫び声
…丁度良いタイミングだ


汚れた浴槽とサガミの腰に巻いたタオルは、やはり俺が処理しなくてはならない
それに…、俺に体を拭かれるとなれば、サガミも全力で拒むだろう


俺はサガミの着替えを飯島に任せ、自身はバスルームの後始末を行うことにした






「じゃ、俺は浴槽流しとくんで、サガミ宜しく」
「…はっ!?おいおいやめろよふざけんな」


ドアを開け、呆けたままの飯島にタオルをはいだ真っ裸のサガミを押し付けた
サガミといえば、抵抗する力もないといった様子で、力なく飯島の胸に倒れ込む


「俺ガキの世話なんか……って!くっさ!臭い全っ然とれてねえよ!ちゃんと洗ったのかよこれ!」
「あ、あと手錠と足枷外して牢に入れといて」
「あっさりと流してんじゃねーぞコラ」


飯島の言葉をほぼ完全無視し、俺はバスルームのドアを閉める
暫く飯島のボヤく声が聞こえていたが、まぁ全く気にも止めず浴槽の処理を始めた


24: 名前:ほろナイン☆12/31(水) 18:14:10 HOST:gp-cm34-0461.lcv.ne.jp
ひゃ〜ッ!!
サガミ君…やばいw
お世話した〜ぃ☆!!!切実←

サガミ…どうなるんでしょうね^^!!
更新待ってますw


25: 名前:‡アルナ‡☆12/31(水) 19:26:06 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
ついにやっちゃいましたね!!
ヤバいー(^〜^)
続きかなり楽しみです♪頑張って下さい!


26: 名前:やまぎし☆12/31(水) 22:18:57 HOST:ser357023012058542


ほろナイン様


どうぞどうぞ!もういっそのこと差し上げますよサガミ君!\(^o^)/←
暇してるうちに鬼更新しまくっときます^^w


‡アルナ‡様


ついに…ですね\(^o^)/(爆)
エロシーンは苦手です(泣)文才が足らず…(´;ω;`)
楽しみだなんて有り難い!
頑張りますっ


27: 名前:ひい☆12/31(水) 22:19:06 HOST:ser351903011260155
            キャー!!ドキドキです  これからどうなるんでしょうか(><)        楽しみです(^^☆    頑張ってください!

28: 名前:やまぎし☆12/31(水) 22:22:46 HOST:ser357023012058542


ひい様


ドキドキしていただけましたかっ!?(´;ω;`)
楽しみにしてくださるんですかっ!?(パニック)
有り難いっ!頑張ります><


29: 名前:やまぎし☆12/31(水) 23:37:19 HOST:ser357023012058542


「…お疲れー坂上君」


一通り始末を終え研究室に戻ると、上司である鈴村 薫(スズムラ カオル)が、持ち前の暖かい微笑みで俺を迎えた


どうも。と素っ気ない一言を返し、キッチンで何やら作業をしている鈴村さんの隣へ並ぶ


「お粥…ですか?」
「そう、サガミ君の夕飯」
「……質素になりましたね」


鈴村さんといえば、得意の手料理を毎日三食、サガミのためにふるまってくれるような、なんともお人好しな上司だ
肉食獣に育てられたサガミを気遣い、これまで毎回肉を主としたメニューばかりだったのだが……


「いやさぁ、さっきサガミ君の居る牢を覗いてきたんだよ」
「…それで?」
「うん、それがね。なんかひどくぐったりしてて…ベッドで布団に潜ったまま動かないんだ」


あれまぁ…。
そりゃあ、確実に俺の悪戯が原因ですね鈴村さん
なんて悠長なことを思いながら、俺はキッチン脇の長椅子に腰を下ろす


「…そんなにお風呂、嫌だったのかなぁ…。ね、」


ぼぅ、と見つめていたコンロの青火から、鈴村さんの顔へと視線を移す
何事もなかったようにしらを切った笑みで、俺は彼に微笑み返した




何気なく言ったであろう鈴村さんの言葉は、妙に触れられたくない核心をつく一言で。
伏せた目で再びコンロの炎に視線を向けると、向けたとほぼ同時に青火は消された


「…よし、できた」
「じゃー俺持っていきますよ」
「うん、お願いする」


長椅子から立ち上がり、俺より僅かに背の低い鈴村さんの微笑を見下ろす
彼は何故だか、切れ長の目を鋭く細めていた


30: 名前:‡アルナ‡☆01/01(木) 00:27:09 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
サガミぐったりですか(・ω・)/
坂上さんやっちゃいましたね('-^*)/
鈴村さん登場!
どうなるのか気になります!
頑張って下さい!


31: 名前:やまぎし☆01/01(木) 11:01:04 HOST:ser357023012058542
‡アルナ‡様


メンタル面でぐったりですサガミ君←
更新鬼並み頑張ります><
有難うございました^^^^


32: 名前:やまぎし☆01/01(木) 12:39:03 HOST:ser357023012058542


「…っ…ぅ、っ…」


静まり返った地下牢の廊下に、切羽詰まった呻きが響く
夕飯を手にサガミの牢へと足を進めていた俺は、思わず踏み出した足を止めた


地下牢に保護しているのはサガミ一人。そして廊下に響くのは、明らかに彼が堪えた泣き声
俺は早足にサガミの牢へ向かうと、鉄棒の仕切りから中の様子を伺う


鈴村さんの言うとおり、ベッドの上には大きな毛布の塊が縮こまるように丸まっていた
気付けば、呻くような泣き声は止まり、その塊はぴくりとも動かない


「サガミ」


名を呼ぶが、返事はなかった
まぁ、当然か


牢を開け、後ろ手で閉める。ベッド脇の小さな木机にお粥ととりわけ皿を乗せた盆を置き、静かにベッドの端に腰を下ろした


猫背に丸まり体を横にして眠るサガミのラインが、薄手の毛布のためくっきりと分かる
…いや、"眠る"は正しくない。"眠るフリをした"サガミか


「…サガミ、寝てんの?」


不意をつき、頭まで被った毛布を引き剥がす
見ると、強く瞼を瞑り、唇を噛み締めるサガミの横顔
丸まった体を強く強ばらせているのがわかる
目の端に溜まる水滴が、泣き声の主を確実なものにしていた


下手にもほどがあるサガミの狸寝入りに、思わず小さく吹き出してしまう
頬にできた涙の乾いた痕を、そっと指先で撫でると、眉がぴくりと動いた


「…ねえ、なんで泣いてんの」


低くトーンを下げた声が、牢に響く。我ながら自分の声の豹変ぶりには驚くものがあるな


体を折り倒し、サガミの目尻に優しくキスを落とすと、そのまま唇を耳へと移動させた
きゅっと噛み締めたサガミの唇の隙間から、僅かに声が漏れたのを、俺は聞き逃さない


小さく微笑を浮かべ、俺はサガミの耳朶を甘噛みする
耐えきれなくなったのか、小さく悲鳴を上げたと同時に勢いよく上半身を起き上げた
そんなサガミに、してやったりとでもいうように、不敵な笑みを向ける


「…あぁ、起こしちゃった?」
「っ、ー…」


泣いた名残か、潤む大きな瞳で精一杯に睨みをきかせるサガミ
その威嚇の目が、俺を欲情させるだけだということに彼は全く気付いていない


僅かに紅潮した頬といい、小刻みに震える肩といい、無自覚とは思えないほど俺を煽るその仕草
押し倒したい衝動をぐっと堪え、俺はいつも通り柔らかく微笑んだ


「…食べようか。夕飯持ってきたんだった」


木机に置いた盆を持ち、壁にぴっとりと背をつけたまま俺と距離をおくサガミの前に差し出した
相当空腹だったのだろう。蒸気を上げるお粥を凝視したまま口元を緩ませる彼
愛しさを再確認し、俺も思わず笑みを浮かべた


33: 名前:‡アルナ‡☆01/01(木) 12:59:11 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
あけおめです(^O^)/
今年も頑張りましょう!面白いです♪ほんと文章力ありますね!!
見習いたいです(≧▽≦)頑張って下さい!


34: 名前:やまぎし☆01/02(金) 21:10:07 HOST:ser357023012058542


‡アルナ‡様


新年早々コメント有り難いですーっ( i_i)感☆激
文章力なんてとんでも皆無ですやよよっ!(パニック
更新、頑張りますっ!


35: 名前:やまぎし☆01/02(金) 22:58:06 HOST:ser357023012058542


「さーかがみ君」


粥を掬うためのレンゲがないことに気づき、一度研究室に戻ろうかとしたときだ
背後から、鈴村さんしか出し得ないであろう、聞き慣れた甘い声が響く


頭のみ振り向けると、にこやかに目を細め、レンゲをひらひらと左右に振る鈴村さんの姿


「…あ、すみません。助かりました」


ベッドから腰を上げ、彼のもとへ歩みながら礼を言う
鉄棒の隙間からレンゲを受け取ろうと手を伸ばせば、すっとレンゲごとかわされてしまった


「…え、あの」
「報告書、ここ数日君の分だけ提出が遅れてるんだけど」


普段通りの柔らかい笑みなのだが、口調にはどこか毒がある
先週から溜め込んだままの報告書の存在も、彼に促されるまでさっぱり脳内から消えていた


「…ふ、忘れてたね?」
「えー…と、…はい」
「サガミ君の食事が終わったら、俺の私室に来なさい」


ゆったりとした口調で俺に言いつけると、差し出したままでいた俺の手にレンゲをぽとりと落とす

じゃあね、と呟き地下牢から離れる鈴村さんの背中を暫し見届けた
彼の私室に呼び出しをくらうのは、初めてのことではない
今までも報告書の件では、何度もあのにこやかな笑みでお叱りを受けてきた
さほど気にも止めず、サガミの座るベッドの方へと踵を返す




振り返った瞬間目に入った光景に、俺は目を見開いた


「…あ、サガミっ待っ」


サガミ待った、と小さく叫びかけたが、もう遅かった
彼の姿を視界に入れたとき、もうその手は粥の中に突っ込まれる寸前の状況で。
案の定、俺の忠告も虚しくサガミは熱々の粥に指を数本、怯むことなく突っ込んだ


「…っ!ん、ぅー…ぁ」


素早く指を引き抜いたものの、相当な熱さだったのだろう、サガミはぎゅっと目を瞑り呻く
俺は苦笑を浮かべ再びベッドに腰を下ろした


「…ふはっ熱かったろ」
「ぅ、ぁー…んぅ」


彼の手首を掴み引き寄せ、俺の行動に唖然とした表情のまま停止するサガミの指を口に含んだ

口内で、二本の指がぴくりと小さく震える
全力で嫌がられるかと思いきや、サガミは大人しく体を硬直させたままだった


目だけを動かしサガミを見れば、頬を赤らめ戸惑った表情で俺の口元を凝視している


指先を舐める舌の動きを止めると、視線を俺の目元に移した彼と目が合った
交わった瞬間、ぱっと素早く視線を逸らされ、僅かに胸が痛む


「…サガミ」


指を口に含んだまま喋る。すると、面白いほどに顔面の赤みが増していくサガミ
今までになかったサガミの反応に、俺も思わず動作を止める


……意識、しているのだろうか俺を。




「俺のこと嫌いになった?」






言葉の意味など分かるはずがない
でも、それでも。首を振ってくれサガミ
俺の問いに、縦でも横でも、とにかく首を振ってくれ
でないと、








俺はどこまでも、都合の良いよう解釈してしまう
そんな盲目な男なんだよ


36: 名前:‡アルナ‡☆01/02(金) 23:17:29 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
サガミついに恋愛感情がっ!!??
ドキドキです(>_<)!!
続きかなり楽しみです!実は私も小説書いてるのでお互い頑張りましょう!!
よければコメしてやって下さいY(>_<、)Y


37: 名前:りょ汰☆01/04(日) 19:38:12 HOST:FL1-122-131-34-63.ehm.mesh.ad.jp
すごいですヤバいですもうウッハウハです←自重しろ
サガミエロいですねぇ///
あたしも理性がヤバい(コラ
あと坂上さん素敵です惚れますSっ気ムンムンじゃないですか///←

新しいジャンルのストーリーに惚れました
期待あげ^^


38: 名前:ほろナイン☆01/04(日) 20:17:25 HOST:gp-cm34-0461.lcv.ne.jp
きゃぁw←
二人の展開にドキドキです!!!

がんばってくださーい


39: 名前:ひい☆01/05(月) 00:05:25 HOST:ser351903011260155
            サガミ本当に      かわいいです(ω<)☆  やまぎし様才能     あると思います!!    この小説
大好きなんで      応援してます(^^)/   頑張ってください。


40: 名前:やまぎし☆01/05(月) 19:32:45 HOST:ser357023012058542


‡アルナ‡様


つ…ついにですかね!?←聞くな
拝見しました‡アルナ‡様の小説ーっ(*^ω^*)
お互い頑張りましょうっ☆(何


りょ汰様


惚れ…惚れただなんてっ!ウッハウハですやまぎしっ(黙れ
期待あげ、感謝ですっ(*^ω^*)


ほろナイン様


ドキドキですかっ!?有り難うございますっ><
頑張りまーすっ!!


ひい様


才能なんて微塵たりともありませんよっ(号泣
こんな駄文に目を通していただけるだけで幸せなのに…っ
す…好きだなんてっ!(泣)
頑張りますっ!><


41: 名前:ゆこ☆01/05(月) 21:44:33 HOST:ser358038011665765

一気に読みましたぁ(゚∀゚)ノ
やばいですね☆
新しい感じでドキドキです!
応援してますね♪


42: 名前:やまぎし☆01/05(月) 22:14:42 HOST:ser357023012058542

ゆこ様


ドキドキしていただけましたかっ…!><
そのお言葉が原動力です!
有り難うございました☆^^^


43: 名前:やまぎし☆01/05(月) 23:36:16 HOST:ser357023012058542


俺の問いに、当然の如く理解できないといった様子のサガミ
しかし、俺との僅かな距離の間に流れる雰囲気を重く読み取り、黙り込んだまま顔を深く俯けてしまった


口に含んでいたサガミの指を引き抜けば、ちらちらと光る細い糸が俺の唇と彼の指先とを繋ぐ


しかしその脆い繋がりも、すぐに切れては滴り落ちた


「顔、上げろよ」


低く、サガミの耳元に唇を寄せ囁けば、彼の伏せた睫毛がプルプルと微かに震えるのが見えた


喉元に熱く込み上げるそれが、一体なんなのか、分からないもどかしさから眉間のシワを深くする俺
サガミの顎に指を添え、半ば無理矢理に持ち上げた


「…っ…や、…」


眉をしかめ、俺の視線から逃げるように瞳をあちらこちらへ泳がせるサガミ
彼の薄く、血色の悪い唇の隙間から漏れる拒絶の言葉に、またも俺は眉間を深く寄せた
……また、"や"か?


「ねえ、その…や、ってさ」
「…ん、…ぅ」


薄く笑みを浮かべ、持ち上げた顎を更に上向かせる
苦しげにぎゅっと目を瞑るサガミの唇に、俺の僅かな息が触れるほどの距離


嫌だ嫌だと拒む言葉のみ知れて、その後俺はどうすればいい


「…わけを教えろよ」


これ以上、もどかしいことはないだろう?


覗かせた舌先で、サガミの唇を舐め軽く湿らせた
俺の舌が触れる度、喉から籠もった声を上げ、体をひくつかせる彼
そんな姿に、また俺の喉元の塊は熱さを増し、胸底にまでその刺すような痺れを伝染させる




名残惜しく舌先を離し、鼻先まで寄せた顔もゆっくりと距離を置く
瞑っていた瞼を薄く開いたサガミと視線が重なれば、俺は無理に口角を引き上げ、下手な薄ら笑いを彼に向けた


「…じゃあね、サガミ」


さほど深い意味も込めず、唇からこぼしたこの言葉に
サガミの瞳が微かに揺らいだ気がしたのは、やはりただの気のせいだったろうか


44: 名前:やまぎし☆01/06(火) 00:27:36 HOST:ser357023012058542


地下牢を離れ、冷めたコンクリートの階段を上がり終えたとき、俺はふと気づいた


思考がかき乱れたままサガミの牢を後にしたせいで、彼に夕飯を食べさせる任務をすっかり忘れていた
今日に限ってレンゲを使わなければ食せない粥。だからといって、今更サガミの元へ戻れる雰囲気でもないしな……


と踊場で一人悶々と考えを巡らせていれば、


「…おいこら無責任野郎」


頭上から響く図太くドスの利いた声に、俺の目は思わず少女漫画の主人公を思わせるかの如くキラキラと輝く。ような気がした
それほどまでに感激したのだ。こいつ、飯島の登場のタイミングの良さに


「…飯島、良すぎるくらい良いところに来てくれた」


俺は振り向き、背後から自分を見下ろす救世主を、満面の笑みを貼り付けた表情で見上げる


「……超嫌な予感。さらば坂上君よいお年を」


にこやかな俺が醸し出す黒く濁りきったオーラを察し、慌てて踵を返す様子の飯島
年明けなど数ヶ月前に迎えたばかりだ馬鹿者。と胸底で薄く笑い、二階への階段を駆け上がろうとする彼の二の腕を素早く掴む


「…っはや!」


丸々とした目を更に大きく見開き丸くする飯島
俺は思わず口角をにんまりと引き上げ、黒い微笑を浮かべた


「サガミの件でお願いが」
「ふっ…ざけんなよ坂上っ!ガキは苦手だっつってんだろ」
「まだ何も頼んでないよ」
「世話押しつける気満々じゃねえか馬ー鹿っ!」


階段に声を響かせ口論を続けていると、俺とは違い大声を張り上げ続けていた飯島は、数分後には虫の息状態で。
息を荒げる彼に爽やかな笑みで用件を言いつけると、俺は速やかに踊場から離れ、一階にある鈴村さんの私室へと向かった


45: 名前:‡アルナ‡☆01/06(火) 01:45:53 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
サガミまさか(((゜д゜;)))!?
とってもやばい展開ですヾ(≧∇≦*)
続き楽しみです♪
頑張って下さい!!


46: 名前:やまぎし☆01/06(火) 10:46:37 HOST:ser357023012058542


‡アルナ‡様


楽しみにしていただけますか!(´;ω;`)泣
頑張ります!ありがとうございました^^^^


47: 名前:ひい☆01/06(火) 11:15:25 HOST:ser351903011260155
            飯島いいキャラ     してます(^^)/     サガミとの絡み     楽しみです!
頑張って
ください!!


48: 名前:やまぎし☆01/06(火) 11:49:22 HOST:ser357023012058542


踊場から伸びる一階の廊下を進めば、白く塗られた木製のドアが目に入る
ドアに取り付けられた銀のプレートには、"K・room"と洒落た文字が打ち付けられていた


軽快なノック音を2、3度響かせ、坂上です、と一言呼びかければ、すぐに籠もった返事が返ってくる
ノブをひねり僅かに軋むドアを開けば、奥にある革製の椅子に深々と腰を下ろす鈴村さんが、淡い笑みで俺を迎え入れた


「…遅かったね。コーヒー、冷めたけどどうぞ」


革椅子の前に置かれた仕事用の机には、2つ分のシンプルなカップが置かれており、鈴村さんのものだと思われるカップの中は既に空だった
どうも、と返し、彼に促されるまま机に置かれたカップを手に取る
既に冷め切ったカップは冷たく、蒸気のないコーヒーはどこか味気なく思えた


入り口近くに置かれたソファーに腰を沈め、冷えたコーヒーを啜っていると、鈴村さんが何やら大量の書類を抱え俺の元へと歩み寄る


「…それ、まさか俺のですか?」
「うん。すごい量だよね」


ああ、快い笑みを俺に向ける鈴村さんが恐ろしい
ドサッと重たげな音と共に、辞書ほどの厚みがあるであろう書類の山をソファーの前のガラス張りの机に放る鈴村さん
俺は思わず顔をしかめ、小さく息を漏らした


……今日は徹夜か。気が重い
サガミのこともあり、ただでさえ滅入っているというのに


「俺も手伝うから、ここで終わらせなよ」
「あー…すみません、助かりますかなり」


「……うん。でも、」


いつもと変わらない、柔らかな声色に穏やかな口調
……いつもと変わらない、はずなのだが、俺の脇に立つ彼から注がれる、どこかねっとりと張り付くような視線
違和感を覚えた俺が彼を見上げた瞬間、息をつく間もないほどの速さで、俺はソファーに押し倒されていた


…なんだ。何が起きた
両肩を押さえ付けられ、体を起こすこともできない
俺の胴体に馬乗りになる鈴村さんの薄い笑みが、目前に迫っていた


「…何ですか、突然」
「書類終わらせる前にさ、少し遊ばない?坂上君」
「意味が分かりません。退いてください」


照明の逆行で暗く影った彼の表情に、俺は小さく息を呑む
普段の暖かな笑みとは全く対照的な、冷たく鋭い微笑
本気なのだと分かった途端、背筋に悪寒が走った


「…あぁ、分からない?俺の言いたいこと」
「…っ…離せ」


俺より背丈も小さいからと、鈴村さんをなめきっていた
体の殆どがソファーに貼り付けるように押さえつけられ、うまく身動きが取れない


「…ヤろーよ、凉」


甘さを含んだ声色で、不意に聞き慣れない自分の名を呼ばれる。思わず体の動きを止めてしまった


その隙をつかれ、俺の唇に静かに押し当てられたそれは、鈴村さんの熱をもった唇だった


49: 名前:やまぎし☆01/06(火) 11:54:31 HOST:ser357023012058542


ひい様


怒鳴るだけのキャラなんで書きやすいです飯島←マテ
楽しみですか!(´;ω;`)
もう頑張っちゃいますよ!(何


50: 名前:珠璃唖☆01/06(火) 12:07:37 HOST:ser357023011445765
はじめましてっ(・∀<)
物凄く面白いです
 
オロ((´Д`))オロ
鈴村さんなかなかやりますなぁ←
 
更新頑張ってください(ω・)
応援してますっュ


51: 名前:‡アルナ‡☆01/06(火) 17:36:26 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
す、鈴村さんが!?
やばいですねヾ(≧∇≦*)
でも坂上くんはサガミのだよぉY(>_<、)Y
これからどうなるのかすごく楽しみです♪
続き頑張って下さい!!


52: 名前:やまぎし☆01/06(火) 18:56:34 HOST:ser357023012058542

珠璃唖様


はじめましてっ^^^♪
面白いだなんて…最高に嬉しいお言葉感謝ですっ(泣)
頑張ります更新!(`・ω・´)


‡アルナ‡様


鈴村始動ですっ><
毎度コメント、ほんとに有り難く思っておりますっ(/_;)
頑張りますよ更新っ!(`・ω・)


53: 名前:やまぎし☆01/06(火) 20:17:08 HOST:ser357023012058542


舌を入れさせまいと、俺は慌てて口を噤む
すると、行き場を失った鈴村さんの舌は、俺の乾いた唇の形をなぞるように何度も行き来した


舌の感触に不快感を覚え、眉間のシワを深く寄せる
うっすらと開いた目で鈴村さんを見るが、ピントが合わず彼の表情は読み取れない
意地でも声を漏らすものかと、ねっとりと絡む舌に耐え続けた


「…意外と強情なのな」


ようやく離した唇を不敵に釣り上げ、俺を嘲笑うような笑みで見下ろす
そんな鈴村さんに、俺は冷め切った温度のない瞳を向けた


「何その目、残念ながら煽るだけだよ」
「…黙れ、触んな」
「あぁ、坂上君ってあれ?ツンデレってやつ?」


目尻を下げ、いつもの暖かみある微笑を俺に向ける鈴村さん
今となっては、化けた狐の怪しい笑みにしか見えないのだが


「…サガミ君の前では、デレッデレのくせにね」


俺の首もとに顔を埋め、ぼそり呟く彼の一言に、眉を顰める
抵抗しようと体を捩った瞬間、耳の中に滑り込む生ぬるい感触に、思わず背筋が跳ねた


「…やっ…めろ、」


俺の反応がお気に召したのか、舌先で耳の裏筋をも犯す鈴村さん
唾液を耳中に塗り付け、意図的に卑猥な音を立てる彼の意地の悪い行動に、俺の不愉快指数は数字を増す


「…ヤり方も知んないガキとじゃ、きもちくないでしょ?」


直接耳に吹き込まれた言葉に、俺は口端を吊り上げた
…誰にも気付かれることはないと、高をくくっていたサガミへの淡い想い



「…なんだ、勘ぐってたのか」


黒目のみを動かし、横目で耳の横にある鈴村さんを見る
彼も俺と同様、視線のみをこちらに向けていた


「ずっと凉を見てたんだ。嫌でも気付くさ」
「…なら、話が早い」


ソファーに貼り付けられ身動きのとれない体だが、唯一動く頭のみを浮かせ、真横にある鈴村さんの耳に唇を押し当てた
俺の不可解な行動からか、体を硬直させる彼の耳に、吐息と共に声を吹き込む


「サガミにしか勃たないんですよ、俺」


欲するものは、快感を熟知しきったその手じゃない
サガミ、ただ一人。彼の心のみ


54: 名前:やまぎし☆01/06(火) 23:35:57 HOST:ser357023012058542


「……そう」


と、消え入りそうな鈴村さんの声が耳につくなり、噛み付かんばかりの勢いで俺の唇は彼に奪われた
不意をつかれたため、簡単に彼の舌を口内に招き入れてしまう


絡め捕られた舌を巧みに犯され、気を緩めれば思わず声が漏れそうになる
唾液の絡む音が、鼓膜までもをねっとりと犯すような感覚


荒くなる息を整えようと必死になっているうち、気付いた時には既に胸板が見えるまでにはだけていたカッターシャツ
口内を解放されたかと思えば、続いて俺の首筋を伝う舌先


生温く湿ったそれは、俺の皮膚を度々吸い上げながら胸板へと移動する
快感とは程遠い感覚に、俺は体をひくつかせた


「…声、上げてよ少しはさぁ」


鈴村さんの吐息が胸の突起に触れ、なんとも言えない不快感から背筋が跳ねる


「気持ちいーときしか鳴けないんで」


嫌味ったらしく目を細め、口端を引き上げる
生意気だね、と顔をしかめ呟く鈴村さんは、あからさまに機嫌を悪くした様子だ


突如、容赦なく胸の突起に爪を立てられ、思わず唇の隙間から声を漏らしてしまった。…不覚


「…ここ、良かった?」


と、勝ち誇った笑みで俺を見下ろす鈴村さんは、先程爪を立てた突起の先端をゆるゆると撫で回す


「…っん、…だ、まれ…」
「息、上がってきたね…きもちいんでしょ?」
「…は、っ…殺す」


今まで、属に言う"攻め"だった俺は、攻められることに慣れておらず、胸を指先で弄られただけで、熱く息が上がった


指に続き、張り付くように俺の突起を包み込む舌の感触に、体がびくりと大きく震える
歯で噛み潰されたときには、耐えきれず上擦った声が漏れてしまった


「…っぁ…、は…」
「さっきまでの強気が嘘みたいだね、凉」


歯を見せ、満足感に口元を緩ませる彼が、上目遣いで俺に視線を向ける
……体の奥が熱い。もちろん、俺の体に舌を這わせるこいつへの怒りで、だ


俺の下半身へと伸びた鈴村さんの手のひらが、それに触れた
触れた瞬間、緩んでいた口元はみるみると引き締まり、彼の顔から笑みが消える
それに比例するかのように、俺は口角を吊り上げ、不敵な笑みを浮かべていた


「…残念、やっぱあんたには勃たなかった」








小さく、鈴村さんの舌打ちが聞こえた


突起を弄られたときには、下腹部に僅かな疼きを覚え、正直危ういところだったのだが。
どうにか、反応してしまう体を叱咤し、耐え切った


肩を押さえる力が緩んだ瞬間、俺は上半身を浮かせ、鈴村さんの胸元に思い切り頭突きを食らわす
小さな呻きが聞こえたや否や、馬乗りのままでいた鈴村さんを突き飛ばした


咳き込む彼に目もくれず、俺は荒々しく鈴村さんの私室を後にした


55: 名前:ひい☆01/07(水) 00:16:44 HOST:ser351903011260155
            坂上なんとか      無事でよかった(´Д`) これからどこに     向かうのでしょうか!?  続きに期待です!!

56: 名前:‡アルナ‡☆01/07(水) 05:35:40 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
坂上くんすごいよ!よくやったヾ(≧∇≦*)
さぁこれからどうするの!?
期待しています!!
頑張って下さい!!!!


57: 名前:やまぎし☆01/07(水) 11:24:05 HOST:ser357023012058542


ひい様


どこに向かわせましょうか………悩。←マテ
ご期待、感謝ですっ^^^^


‡アルナ‡様


耐えきりました坂上さん
これから頑張りますよーっ!更新っ(`・ω・´)有難うございましたっ


58: 名前:やまぎし☆01/08(木) 15:50:21 HOST:ser357023012058542


お人好し、世話好き。自ら他人の嫌がる仕事に進んで挙手するような、善人。
温厚、寛大。容姿や地位を鼻にかけず、誰に構わず平等に与える優しさ
暖かな日光を思わせるあの綻んだ笑顔も、荒れた心に自然と沁みる柔らかな声も


全て、鈴村薫のものに変わりはなくて。


だからといって、先程の荒々しく俺を襲う彼も、紛れもない鈴村薫であって。


困惑と怒りは、未だ収まる様子はない
それでも、彼を責め立てる気持ちは不思議となかった


だって、まるで、




俺と一緒じゃないか。








ふと、サガミが以前見せていた屈託のない笑みが脳裏に浮かび、滲む
警戒も、疑惑も、微塵も感じさせないあの純粋な笑顔も、サガミからの信頼を失った今、二度と俺に向けられることはない


壊す形でしか愛せないのだと思うと、喉元に熱い塊が込み上げた




はだけていたシャツのボタンを留め、乱れた白衣を正す
廊下の突き当たりまで歩みを進めたところで、ふと足を止めた
俯けていた頭を上げると、一階の最奥にある資料室のドアが立ちはだかっている


無意識に、延々と長い廊下を直線に歩いてきたようだ
研究室に戻ろうと、踵を返したときだった


使われなくなった資料を保存するための、倉庫のようなこの部屋は、湿っぽく埃臭いため、人の出入りは全くと言っていいほどない。
最奥にあるため、新人の研究員の中にはこの部屋の存在すら知らない奴も少なくないだろう
鍵すら取り付けらておれず、ぞんざいな扱いを受けている資料室の中から、微かに何か物音がしたのだ


不審に思い、資料室のドアに方耳を張り付け、中の様子を窺ってみる
すると、先程よりも遥かに大きな物音が、確かに室内から聞こえた
…間違いない、人がいる




もしもの場合を考え、一応資料室の中を覗いてみることにした俺は、ドアのノブをゆっくりと回す
開くと同時に、大袈裟にドアの軋む音がし、室内に足を踏み入れた瞬間、じとっと皮膚に張り付くような湿り気と、思わず顔をしかめる埃臭さが襲った


後ろ手にドアを閉め、背の高い本棚が場所を占める室内を見渡す
棚に隠れているのだろうか、物音はするものの、人影は見えない


「……ネズミか?」


一人呟き、部屋の奥へと歩みを進める
かさかさと微かに者の動く音が耳につき、一度足を止め、息を潜めた


ふと、右手の奥に佇む棚に目をやり、俺は思わず「あ」と一言声を漏らす


その巨大な本棚に並ぶ本の隙間から、儚げに細く佇む、暗闇の空間によく映えた青白いふくらはぎが見えたからだ


迷わず俺は、名前を呼んだ




「――…サガミ」




暗い影から、恐る恐るといった様子でサガミが顔を覗かせる
表情までは、暗がりの中で読み取れないが、体が小刻みに震えているのが分かった


「…おいで、俺だよ」


口元を緩ませ、微笑みかけた途端に、下腹部に鈍い痛みが走る


見ると、それはそれは物凄い勢いで俺に駆け寄ってきたサガミに、腰を強く抱きしめられていた


俺の腹部に顔を埋め、腰に回した細い両腕で、精一杯に俺を抱きしめている
何故ここに居るのかと問い詰めたいところだったが、無駄だと思い開きかけた口を閉じた


静かに目下の頭に手を乗せると、薄手のシャツを羽織った肩がぴくりと反応する
そのまま、髪を梳くように優しく頭を撫でた


「――どうした?」


微笑を浮かべ、旋毛に向かって問いかけると、腰を抱く腕の力が強まる


―…何が言いたい、サガミ


動揺が表情にでてしまわぬよう、笑みをつくるのに必死だ
俺の腹部に押し付けていた顔を上げ、俺を見つめるサガミの目の端は、赤く僅かに腫れていた


59: 名前:‡アルナ‡☆01/08(木) 17:47:22 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
あー一体サガミに何があったのY(>_<、)Y
かなり気になる(>_<)!!
続きかなり楽しみなので頑張って下さい!
応援してます!!


60: 名前:やまぎし☆01/08(木) 23:15:02 HOST:ser357023012058542


‡アルナ‡様


毎度有難うございますっ><☆
応援、感涙ですよよよ(;_;)
頑張りますっ!


61: 名前:やまぎし☆01/09(金) 00:19:41 HOST:ser357023012058542


「…泣いたのか?腫れてる」


頬に手を添え、腫れた目尻を優しく親指で撫でた
すると、俺を見上げるサガミの瞳がみるみるうちに涙の膜で潤んでいく
俺は小さく目を見張り、反射的に頬に添えていた手をぱっと引っ込めた


「…わかんねー……」


と、思わず貧弱な声を漏らしてしまう
サガミの前にしゃがみ込み、彼と目の位置を合わせると、途端に顔ごと真横に逸らすサガミ
―……傷つくんですが、あからさますぎて。


どう対処して良いのかわからず、潤む目を伏せ顔を俯かせるサガミに、下から覗き込むようにして近づいた


「おい、サガ――


呼びかけたサガミの名の語尾は、口から発せられることなく俺の喉を逆流した
何故なら、突然、サガミの小さな唇が俺の薄く開いた唇を塞いだからであって


つまり、キス…されたのだ
俺からではなく、サガミから


驚愕、の二文字が、今の俺の表情を表すのに打ってつけだろう
目をこれでもかというほどに大きく見開き、息を無意識のうちに止めていた


触れたままの状態で硬直していると、唇の隙間から生温い感触が俺の口内に入り込む
紛れもない、サガミの舌だ
たどたどしい動きで、その舌は遠慮がちに俺の舌に絡んできた


舌の裏筋を舌先で辿るその動きも、歯列の裏に唾液を塗りつけるような動きも、全て、俺が風呂場でサガミに絡ませた舌の動きとよく似ていた
真似しているのだろう、恐らく
ぎこちないその動きが愛しく思え、口元が綻んだ


瞼をぎゅっと瞑り、眉をしかめ、懸命に俺の口内を舐め回すサガミ


「…ん、…んぅ、ん…」


甘く鼻にかけた声を漏らすサガミに、抑え込んでいたものが膨れ上がる




――…期待、してしまってもいいだろう?サガミ




じっと、サガミにされるがままでいた舌を動かし、形勢逆転とでもいうように、今度は俺がサガミの舌を荒々しく捕らえた
肩を大きくびくつかせ、逃げ腰になる彼を、ゆっくりと湿り気のある床に押し倒す


抵抗などせず、静かにサガミは床に背をつけた


「…は、…ぅ、んぁ…ん」


息を継ぐ度に漏れるサガミの荒い吐息に、俺も激しく煽られ、絡ませる舌の動きが自然と激しくなっていく
くちゅくちゅと、卑猥な唾液の音が、静まり返った資料室に響き、更に興奮した


ゆっくりと唇を離せば、頬を紅潮させ、口の端から唾液の筋を細く零したサガミが、苦しげな表情で肩を上下に揺らす
あまりにも妖艶な目下の彼の姿に、俺は思わず目を細めた


「――…サガミ、俺のこと好き?」


いつぞやの問いかけと大変良く似た質問。似ているようでいて、全く対称的なのだが
しなやかな首に指を這わせながら、俺は小首を傾げサガミを見つめる
はあ、はあ、と荒い息を繰り返しながらも、彼はうっすらと開いた唇から、絞り出したような掠れた声を上げた




「…ん、…ぅ、す、…うき…」




―…やばいな、今俺気色悪い笑み浮かべてそう
緩む頬を引き締め、平静を装うものの、込み上げる歓喜の思いは止め処なく溢れ出、抑えがきかない




うん、と一つ相槌を打つと、俺はサガミの首筋に舌を滑らせ、鎖骨を強く吸い上げた


「…ぁっ…ぅ」と、サガミの微かな喘ぎが聞こえ、俺は薄く笑みを浮かべる
赤く咲いた痕は、彼の雪肌にとてもよく映えた


俺のもんだって証拠だよ、だなんて、有りがちなクサい台詞が浮かんだが、やめておいた
そんな胡散臭い演出なんかやめて、今は静かに浸っていたい






サガミを手にした、優越に。


62: 名前:ひい☆01/09(金) 11:17:00 HOST:ser351903011260155
            キャー!!        すきって言ったあ!!   サガミ可愛い(>д<)   坂上よかったね(^^)   続き楽しみです☆

63: 名前:‡アルナ‡☆01/09(金) 19:34:02 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
つ、ついに両思い!!??
嬉しいですヾ(≧∇≦、*)しかもちゃんと好きって言えた\(゜□゜)/
感激ですっ(>_<)!!
続き期待しています!
頑張って下さい!!


64: 名前:☆01/10(土) 00:15:15 HOST:softbank220061243195.bbtec.net
あげ

65: 名前:やまぎし☆01/10(土) 10:13:20 HOST:ser357023012058542


「おらサガミ、隠れてないで謝罪の一つくらいしやがれ」


研究室の椅子にどかっと深く腰を下ろした飯島が、俺を盾にするような形で身を隠すサガミに、血走った目を向けている
飯島の顔面には、無数の引っ掻き痕が痛々しく残っており、所々に絆創膏が貼られていた


「…ん、ゃ…」


俺の背後に隠れるサガミを見下ろせば、彼は嫌々と首を左右に振っている
……まぁ、あんな形相に見つめられたら怯むのも当然だ


「…あー…悪かったよ飯島。今度奢るし、飯。な?」


宥める口調で言い、にっこりと柔らかく微笑んでみせる
が、彼の鋭い視線が俺にちらりと向けられただけで、状況は好転しなかった






普段滅多に激怒などしない飯島だが、今回の話を聞けば、目を剥きサガミを叱るのも無理はない気がする


飯島が荒い息で話してくれた内容によれば、
俺の言い付け通り、サガミに粥を食べさせようと、牢の錠を開けた途端、駆け寄ってきた彼が突然飯島の脇腹にタックル
その隙をつき牢の外へと脱出したサガミを、捕まえようと取り押さえた瞬間、サガミは飯島の顔面にがむしゃらに爪を立て、悲鳴を上げしゃがみ込む彼をよそに逃走
そして、逃げ回った末、資料室に身を隠したサガミ。それを俺が発見
その後資料室で、サガミから俺への愛の告白
……ああ、俺とサガミの恋のキューピットが飯島だとは…


「飯島、ありがとう」
「…なんなんだよお前は。大体、全ての原因はてめぇにあるんだぞ」


俺の謝礼もさらりと流し、再び鬼の形相で俺とサガミを交互に見やる飯島


一つ息をつき、俺の背に張り付くようにして身を隠すサガミを、無理矢理飯島の前に立たせた

目の前の、それはそれは恐ろしい形相で顔を歪めた男の姿に、サガミの肩は固く強張っている
その両肩にそっと手を置き、彼の耳元に唇を寄せるようにして上半身をかがめた


「…ごめんなさい、言える?」


と、小声で囁く。先程のキスの余韻があるのか、僅かに耳に触れる俺の吐息にすら、サガミは肩を微かに震わせた


「言ってサガミ。ごめんなさい、」


ゆっくりとした口調で、ごめんなさいという単語をサガミに言い聞かせた
唇をぱくぱくと開け閉めするサガミの口から、僅かに声が漏れる


「…ぁ、ぐ…め、なさー…い」


聞き取りづらく、完璧とは言えない謝罪だが、ふっと飯島を見上げると、彼は苦笑を浮かべていた


「…ふ、許すよ」


困ったように眉を下げ、微笑を浮かべた飯島が呟く


あ。今こいつサガミのこと可愛いとか思いやがったぞ絶対。
なんてくだらないことを思い、俺は密かに眉をしかめた


66: 名前:やまぎし☆01/10(土) 10:17:28 HOST:ser357023012058542


ひい様


やっとこさくっつきましたね(´д`)ふひー←
楽しみだなんて><嬉しいですっ☆
ありがとうございますっ!


‡アルナ‡様


期待あげ、感謝ですっ☆><
三連休は更新、鬼で頑張ろうと思っております^^^^
ありがとうございましたっ!


♪様
あげ、ありがとうございますっ!(*´ω`*)


67: 名前:リさ☆01/10(土) 11:41:15 HOST:05004032853697_gj.ezweb.ne.jp
おもしろい^ω^!!




68: 名前:‡アルナ‡☆01/11(日) 00:01:31 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
飯島さんに同感!!
私もサガミ可愛いっていつも以上に思いましたヾ(≧∇≦*)ゝ
三連休更新、鬼で頑張って下さい!!
応援しておりますo(_ _*)o
続き期待しています!


69: 名前:やまぎし☆01/11(日) 16:26:25 HOST:ser357023012058542


リさ様


おもしろいですか!(´;ω;`)
ありがとうございますっ!


‡アルナ‡様


有言実行できないやまぎし…………(泣)
鬼といいながらいつもと変わらぬペースで申し訳ない><!!
応援、ありがとうございますっ!


70: 名前:やまぎし☆01/11(日) 17:49:02 HOST:ser357023012058542


「…るー、す?」


"許す"の意味がわからず、小首を傾げるサガミの頭にぽんっと手のひらを乗せる飯島


「うん。許す」


ゆったりとした口調で、サガミの髪をかき乱しながら呟く飯島に、俺の視線はついつい鋭く尖ってしまう


こんなにもあからさまな態度をとっていれば、鈴村さんに続き飯島にバレるのも時間の問題かもな。うん、自制自制。


と、自分に強く言い聞かせ、シワを寄せる眉間を意識的に和らげていると、白衣のポケットから僅かな振動が伝わる
携帯のバイブ音だと気づくのに、そう時間はかからなかった


ポケットから唸り続ける携帯を取り出し、画面を見れば、そこには大きく"鈴村 薫"の文字
思わず、顔をしかめてしまう


「…出ねえの?着信だろ?」


携帯の画面を見つめたまま硬直する俺に、飯島が言う
サガミも、首だけを振り向かせ俺を見つめていた


無視、してしまおうかとも思ったが、何故だかそれはできなかった
気が乗らなかったが、飯島にサガミを任せ、電話に出るため研究室を後にする
ある程度足を進めたところで、廊下の壁に背をもたれ、通話ボタンを押した




―「…坂上君?」


鈴村さんの声が、機械越しだが俺の耳に吹き込まれる
途端に、"涼"と名を呼ぶ鈴村さんの低く甘い声が、脳内でリピートされた
背筋が強張り、彼に付けられた痕が、不快に疼いた


「…どうかしました?」


無意識に、冷めた声色で返事をしてしまう
暫しの沈黙の後、鈴村さんの弱々しい溜め息が聞こえた


―「…坂上君、ほんとに…ごめんね」


親に叱られた子供のように、うなだれた声で謝る鈴村さん
微かに、胸が痛んだ
俺は黙って、電話の向こう側で淡々と喋り出す鈴村さんの話を聞く


―「いつから好き、とかじゃないんだけど…なんかいいなって。坂上君のことずっとそーゆー目で見てて……ってか聞いてる?」
「聞いてますよ。続けてどうぞ」


素早く返すと、ふっと小さく吹き出す鈴村さんの声が聞こえた


―「で、ゆっくり攻めてこうかなって、考えてたんだけど…邪魔者がね、出てきちゃったから。焦ってきたの、俺も」


サガミですか?と返せば、何も言わずに小さく含み笑いをする鈴村さん
続けて何を言い出すのかと思えば、突然、


―「俺ん家、最近シャワー壊れちゃってね」


だと。俺は思わず、「はあ?」と間の抜けた声を上げてしまった


―「ふ、だからね、2、3日風呂入れなくてさ、気持ち悪くって」
「……あの、」
―「うん、まぁ聞いてよ。それで、ここに研究員用の浴槽付きのバスルームがあるでしょ?」


まさか、と声を上げたかったが、抑えた
鈴村さんの言いたいことが、不確かだが読めた気がする…


―「そこを借りようと思って、今日。でも、先客が居てね」


「…………俺と、サガミ?」


暫く、息苦しくなるほどの重たい沈黙が続く
破ったのは、変わらず柔らかい口調で語り出した鈴村さんだった


―「…うん。…まぁ、聞き耳立てた俺が悪いんだけど、…自制、きかなくなっちゃって」


それで、俺を襲ってしまった、と。


―「…ほんとに、悪かった。もう坂上君に手を出すつもりはないから」






―「……諦めるから、安心して」






喉元に、熱が込み上げる
彼は今、一体どんな表情でこの言葉を口にしているのだろうか
置き去りにされた彼の気持ちを、俺はどうすることもできないのだ
胸を締め上げられるかのような息苦しさに、俺は眉を寄せた


「…鈴村さん」


ん?と、あどけなく返す彼の声に、言葉が詰まる
以前と変わらず、他と隔てなく、接してくれようとしているのだ、この人は。


「あー…あん時は、生意気な態度とってすみません」
―「はは、うん。勃たないもんは仕方ない」


くすくすと笑う声につられ、俺も思わず口角を上げた


「…あと、」
―「うん?」




「応えらんなくて…すみませんでした」


―「……うん」




苦笑する彼が、目に浮かんだ


71: 名前:‡アルナ‡☆01/11(日) 18:30:09 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
鈴村さん切ないです(/_;)/~~
だからサガミと坂上くんには頑張ってもらわないと!!
続きかなり楽しみです!
頑張って下さい!!


72: 名前:やまぎし☆01/11(日) 22:25:02 HOST:ser357023012058542


‡アルナ‡様


ありがとうございますっ!
(*´ω`*)
頑張りまーすっ!!!!!


73: 名前:やまぎし☆01/12(月) 00:03:48 HOST:ser357023012058542


「…何してんの」


研究室へ戻ろうかとしたとき、廊下に顔を出した飯島の不審な行動が視界に入り、眉を顰める
ひどくゆっくりとした動きで、研究室のドアを閉めている彼に声をかけると、大袈裟に肩をビクつかせた


「器械体操?」
「ちげーよ。中でサガミが寝ちゃってんの」


まるで愛らしい子犬でも見るような笑みを浮かべ、研究室のドアを指す飯島
……なんだその笑み、ガキは苦手なんじゃなかったのかよ
なんて毒づき、自然と眉間にシワが寄る


「……直ちに帰れ飯島、さっさと帰れ今すぐ帰れさようなら」


淡々と言葉を続け、飯島の背中を荒々しく手のひらで押す
こいつの目にサガミの寝顔を晒してしまった、不覚


「言われなくても帰るっつの。てか痛ぇ痛ぇ押すな!」
「うん、もうなんていうか三分以内に俺の視界から消えろ」
「はあ!?意味わかんねー何キレてんだよ」


またも飯島と大人気ない口論を続ける
暫く戯れた後、飯島はぶつくさと俺への悪態呟きながら、くるりと背を向け廊下を歩いていった
我ながら、呆れるほどの独占欲の強さだ


そっと研究室のドアを開けると、手前に置いてある黄ばんだ小さめのソファーに、サガミが体を丸めていた
音を立てないようドアを閉め、ついでに鍵も閉める
…そう、ついでだ。別にいやらしい意味での戸締まりじゃない
と、自分自身に意味のわからない言い訳をした


ソファーに近寄り、猫のように縮こまったまま小さく寝息を立てるサガミの顔を覗き込む
伏せた瞼を縁取る、長い睫毛が時折微かに震えていた
薄い唇を僅かに開き、そこからは規則的な呼吸が聞こえる


ムラムラっと、こないわけがない、こんな寝顔を見せられて
そっと指先で頬を撫でると、伏せられていた瞼がゆっくりと開いた


「…悪い。起こしたね」


まだ覚醒していない様子のサガミが、トロンとした瞳で俺を見る


「…んー、…?」


ソファーの隅に腰を下ろし、丸まったまま再び瞼を閉じようとするサガミの首筋に人差し指を滑らせる


ん、と甘さを含んだ声を上げ、サガミが体を震わせた
縮こめた体を強ばらせる彼に構わず、シャツのボタンを三つほど外し、露わになった首筋に咲く赤い痕をいやらしい手つきで撫でる


不安げな瞳で俺を見上げるサガミに、にんまりと歯を見せ微笑みかけた
…もう、自制する必要などない
そう思うと、サガミの寝顔を見たとき僅かに湧いた、ムラムラっとした感覚が、段々と膨れ上がる


「…ね、サガミ。気持ちーの、好き?」
「き、もちー…い、…?」
「うん、例えばー…」


我ながら卑猥な笑みを浮かべ、サガミには少し大きい気もするハーフパンツの上から、彼のそれにそっと触れる
ぴくりと、目に見えてサガミの腰が震えた


「…良くしてあげる」


唇を寄せ囁くと、サガミの瞼にキスを落とす
きゅっと瞼を瞑るサガミの頬は、淡く紅潮していた


74: 名前:‡アルナ‡☆01/14(水) 17:52:44 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
あ、危ない展開ですっ////
でも嬉しいです(#`ε´#)
サガミと坂上がくっついたから!!
続きめっちゃ楽しみです♪
頑張って下さい(・ω・)/


75: 名前:リさ☆01/14(水) 18:36:57 HOST:05004032853697_gj.ezweb.ne.jp
あげッ☆!!



76: 名前:☆01/21(水) 22:20:44 HOST:05004032853697_gj.ezweb.ne.jp
ガンバレ!


77: 名前:‡アルナ‡☆01/22(木) 21:31:04 HOST:07022410918724_vx.ezweb.ne.jp
やまぎしさん更新されないんですか!?
私すごく続き楽しみにしてます!!
遅くなっていいんで頑張って下さいY(>_<、)Y
応援してます!!


78: 名前:☆02/03(火) 16:55:35 HOST:ser358045016038310
初めましてっ(^ω^)
密かにずっと読んでました!!
更新待ってます´∀`


79: 名前:☆03/16(月) 14:43:46 HOST:ser358045016038310
あげます(^ω^)

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