| 夜流は和弥とわかれると住所を見ながら家探しを始めた。
なんかこの住所どこかで見たことあるような……
この辺のはずだけど。 まさか、ここ!?
夜流の目に入ったのは、この辺では珍しく洋風で白い綺麗な建物だった。そして……
「これ理人の家……」
その洋風の白い建物は紛れもなく理人の家だった。
「なんでよりによって理人の家なんだよ!」 そう強く思う夜流だったが今は仕方なかった。
夜流はチャイムを鳴らした。
「はぁ〜い。」 すると理人のお母さんが出てきた。 「今日からお世話になります。」
「いいのよ。そんな堅くならないで、知り合いなんだから。」
理人のお母さんは俺の母さんと昔から仲がよかった。
「おじゃまします。」
夜流は中に入ると奥のリビングに連れて行かれた。 そこには理人がいた。
「夜流くん分からないことあったら遠慮なく理人に聞いて。私今日から実は旅行なのよ。今回長旅だから三週間近くいないわ。ごめんなさいね?」
え?この状況でそれはないだろ…… 俺は仕方なしに 「いえ、全然構いませんよ。」
そう言って笑った。
「じゃあそろそろ私行くから。理人、頼んだわよ?じゃあね。」
パタン。 2人きりになった。
「夜流久しぶり。」
「あぁ。久しぶり。俺の部屋って」
「俺の部屋だよ。」
なんとなく予想できてたよ。まぁいいか…
夜流は和弥の部屋に案内された。
「好きなように使って。」
「分かった。ありがとう。」
今いくら2人の仲が厳しいからといって無愛想にするわけにはいかないと思い笑顔で言った。
それが間違いだったなんて……
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