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Love or affection…?

[1]:07/18(金) 14:01:31 HOST:ntaich318139.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp

『Loveは(情熱的な、時に理性を超えた)愛、愛情―…。』
『affectionは(穏やかな、理性を伴う)愛、愛情―…。』

だったらこの気持ちは、
どちらが当てはまるのだろう?




[62]暁(あきら):09/13(土) 21:14:29 HOST:ntaich367052.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp


―周視点―

「…んっ・・んゃ・・っ」

胸元をまるで手で撫でるように舐められたり、
胸の突起を口に含まれたりして愛撫される。

(・・・物凄く気持ち悪い……)

今にも吐きそうなくらいの嘔吐感が喉までせりあがってくる。
ざらついた舌の感触が気持ち悪い。

「ぅ…っ……やだ…」

だけど千歳は動きを止める様子はない。
嫌がる顔をしても止めてくれない。

涙が、止まらない。
頬に涙がつたうとまた目尻から静かに零れる。

(吐きそう…)

"逃げたい"
そう強く思ったけど、手首にきつく縛られたネクタイのせいで身動きがうまく取れない。
身体をよじれば肩を押さえつけられて唇を塞がれる。


「・・ぃ・・・ゃ……」


嫌だ。
助けて

「助けて……」


助けて……京也……!!


「きょ、ぅや・・・っ」


ガラッ!!!

図書室のドアが開いて、誰かが来た。
自分に視線が注がれた気がして顔を向けるまで
ひどくゆっくりと時間が流れた気がした。



「・・紫月・・・・・・・?」




[63]暁(あきら):09/15(月) 16:43:40 HOST:ntaich277142.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp


「あ・・・きょ、…や……っ」

安堵感が胸中に込み上げてきて、強ばっていた体の力が抜ける。
周の目には恐怖という色は滲んでおらず、
ほっとした色を滲んでいた。

千歳は図書室に現れた京也の姿にしばし呆然としていたが、
徐々に剣呑な眼差しになっていく。

「……哉瀬…何でここに居んだよ」

ぎりっ、と強く手首を捕まれて周は顔を歪ませる。
そんな周の姿を見て哉瀬が、千歳から周を助けるため近寄ろうとすると・・

「近付くなっ!!!」

大きな怒声で言う千歳は、もう周が知っている"人懐っこい"千歳ではなかった。
殺気さえも感じるぐらいの剣呑な瞳。
手首を捕まれている力は、ネクタイが手首に食い込むくらいに痛い。
うっすらと周の手首には血が滲んでいた。

「俺は…っ…俺は、周のことがずっと好きだったのに・・
周が見ていたのはお前で・・!!
(叶わない恋だって分かってた。最初から、ずっと。
だけど……だけど、
哉瀬を愛しそうに見つめている姿を見ると我慢できなくて…)」

呆然とした表情で千歳と周を交互に見る京也。
周の、白い頬にぽたっと涙が零れた。
・・周の涙ではなく


千歳の涙だった。

自分の涙ではなく、千歳の涙がつたった感触。
丸い眼で千歳を見上げると千歳は柔らかく微笑していた。


愛しそうな表情で、
優しい瞳で

「好きだよ、周。
大好き・・・・・・。」


千歳は、微笑しているのに


どうして
そんな哀しい顔してるの…?

「傷つけて、ごめんね周・・・」

周の手首にきつく縛ってあったネクタイを解くと
千歳は周から退いてドアへと向かう。
京也が視線を千歳に向けるが、千歳は顔を俯けたままで表情がよく見えなかった。

し・・・んと図書室が静まる。
はっとなって京也がカウンターにぼうっとした様子の周に駆け寄る。

「紫月!!」

周の細い体を引き寄せて抱きしめる京也。 省27

[64]トラ吉:10/01(水) 20:53:18 HOST:125-13-86-154.rev.home.ne.jp
更新希望上げ↑↑

[65]暁(あきら):10/06(月) 19:40:43 HOST:ntaich212029.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp

トラ吉さん>更新希望なんて・・そ、そんなっ恐れ多いですっ;;
わざわざ、上げて下さりありがとうございますW

[66]暁(あきら):10/06(月) 20:36:27 HOST:ntaich212029.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp

とは口で言いつつも、実は若干痛い。
擦りむいた傷だからひりひりして、ずきずきする。
「怪我しといて嘘つくなよ」
はぁ・・・と呆れたようにため息を吐く哉瀬には見通されているようだ。
そして、そっと離れていく哉瀬の体。
(・・・寂しい…。)
自分の体にほんのりと哉瀬の体温が残っていて、
余計にそれが寂しく感じさせる。
・・そう思うと、離れて欲しくなくて。

気がついたら、ぎゅっと哉瀬の制服の袖を握っていた。

「紫月・・・?」

ねぇ、さっき抱きしめてくれたのはどうして?
どうして助けにきてくれたんだ?
千歳のことを、どう思ってる?
俺のことを心配してくれてるの?

聞きたいことはいっぱいあって、頭ん中がぐちゃぐちゃだ・・・。
だけれど、口を開いた時に出た言葉は疑問じゃなかった。


「・・俺、哉瀬のことが好きだ」

真っ直ぐに、哉瀬を見つめてはっきりと言う。
"男同士なんて気持ち悪い"とかそんなのはどうでもよくて、
哉瀬に俺の気持ちを真っ直ぐに伝えたかったんだ。

「・・・え?」

丸い目でじっと俺を見つめて口を微かに開けている哉瀬の表情からは驚いているとしか分からない。
瞳を見ても、呆然としている様子だ。

心臓が、うるさい。
冷や汗がじっとりと額に滲んで緊張する。
まばたきができなくて、目が乾く。
あとで考えると、ほんの数秒程度しか時間が経ってなかったはずなのに
この時は物凄く時間が流れた気がする。


哉瀬の薄い唇が開く。



「・・・俺も、紫月のことが好きだよ」

言葉が、ぼんやりと頭の中で響く。
一瞬何を言われたか全く分からなくて呆然と哉瀬を見上げてしまった。

"・・・俺も、紫月のことが好きだよ"

今度ははっきりと頭の中で響いた。

[67]:10/08(水) 01:18:02 HOST:ser352876015327577

文章がまとまっていていいですね。
おもしろいです

[68]暁(あきら):10/08(水) 20:31:23 HOST:ntaich431160.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp

愛さん>お褒め頂き、ありがとうございますww


[69]暁(あきら):10/08(水) 20:47:55 HOST:ntaich431160.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp


「え?・・・う、そ・・・」

疑いたくなるくらい、哉瀬の言葉が信じられない。
嬉しい気持ちとどこかまだ疑っている自分が居て・・。
確かめるように哉瀬を見つめると、柔らかく微笑して「本当。」と言う愛しい人。
心臓が、どくどくとうるさい。
全身に早く血が巡っているような感じがするぐらいだ。

「・・・嘘みたい…。」
「だから嘘じゃねぇって」
「う、疑っているとか、そういう事じゃなくて・・
だって、ずっと好きだった相手と・・両思いなんて・・・。」

嬉しすぎて、顔が自然と緩んでしまう。

"好きだよ"と可愛らしく笑いながら言う周をぎゅっと抱きしめる京也。
京也の胸に頬を摺り寄せる周は幸せそうな微笑を浮べていた。

そして、そっと離れるとお互いの唇が自然に重なる。
唇が離れると、また甘い口付けを交わした。

**************
えーと、ここで京也×周の話は一旦終わりです;;
今回はエロがあまり・・というか皆無と言っていいくらいでした(汗)
このカップルはほのぼのに過ごして欲しいなぁ〜と(苦笑)
では、次は新しいカップリングですw




[70]暁(あきら):10/12(日) 19:24:45 HOST:ntaich210157.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp

新しいカップリングの春雪と葵の話で始めていきます。
***********

今日の夕方頃、陽向と陽光の家に泊まりに行って帰ってきた兄貴の足取りはふらついていた。
ていうか首元の痕見えてるって。
腰をさすりながら自室に戻っていく兄貴は歩くのも大変そうだった。
・・予想的中。
やっぱり喰われたな、淡雪兄。

〜♪〜♪♪〜♪

「ん?」

ポケットに入れていた携帯から着信音が響く。
着信音が長いからメールではなくて電話だろう。
ディスプレイに表示された名前は俺がよーく知っている人物からだった。

「もしもし?」
『春雪、今暇か?暇やったら』
「・・・面倒事だったら断る。」

葵が続けようとした言葉を遮るようにすぱっと言う。
面倒事はゴメンだ。
関わりたくないし、何よりも面倒くさい。
そんな俺の態度に拗ねたような声で話しかけてくる葵。
『なんや冷たいやっちゃなぁ〜、面倒な事やあらへんから安心しぃ!』
「はいはい。んで?用はなんだよ」



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