| 「・・・っ。また邪魔しにきたのか・・・」
男の悔しそうな声
それを見下すように一人の男が仁王立ちでたっていた
「邪魔、だと?馬鹿めが。俺の学校の近くでこんなこと をしておいて・・・校舎が穢れる 消えうせろ」
かなり口が悪いらしい 天使界では滅多に聞かないような言葉がポンポンと その男の口からとびだした
言われた相手は肩をすくめた
「言われなくてもわかってるよ・・・お前が来たからには もう しつこくとどまれないしな・・・ ・・・この子おいてくのは 正直おしいけど」
「黙れ その子は俺の学校の転入生だ ・・・今回は見逃してやるが次手をだしたらブチ殺す」
イオンはおもわずビクリと肩を震わせた
(ぶ・・ブチ殺す・・・って・・・そんなにこわい人なの この人・・・)
正確には『ブチ殺す』というのは脅しでそこまで おびえる必要もないのだが・・・
「うわぁ 生徒会長さん悪いんだ そんな汚い言葉つかって ・・・言っとくけど その子 かなり鈍感というか 純粋だから。 実際俺らが腕を拘束してしゃがませるまで襲われてること に気づいてなかったし」
「・・・で お前はそんな純粋な少年を非道な行為で 穢そうとしたわけか」
「まぁね 世の中の厳しさも教えて上げておかないと っておもって」
速いテンポでの会話に流石についていけなくなった イオンは少しとまどいながら立ち上がった
腕の拘束は解けていて男達ものこりは冷たい男といいあって いるリーダー格だけである
このままだと忘れ去られかねないのでイオンは自ら声を あげた
「・・・あ・・・あの・・・」
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