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*+ 永遠愛光 +*

1: 名前:ハヅキ☆08/03(日) 11:19:15 HOST:p5162-ipbfp203oomichi.oita.ocn.ne.jp


どーも、ハヅキと申します☆

前にもココで『+てのひらに愛+』小説を書かせていただきました。
その時『もう書きません』と言ったものの…
様々な心境の変化により戻ってきました(^A^;)ゞ

ま、だれにも覚えて頂けてないでしょうが(笑)


今回の題名は“永遠愛光”と書いて“トワイライト”と読みます。



暇つぶしでもなんでも良いので、読んでいただければ嬉しいです。




15: 名前:ハヅキ☆08/11(月) 11:12:11 HOST:p5162-ipbfp203oomichi.oita.ocn.ne.jp







 「うーん・・・。」





私は、矢野が不意に『可愛い』と言った日から


矢野の言動や行動が妙に頭につっかかっている。


何がしたいんだろうな、アイツ。


・・・だいたい、小杉が変なこと言うからだ。


それさえなければ私だって、大して気にすることもなかったっていうのに。


はぁ・・・矢野ねぇ。





 「何ポヤッとしてんだよ。」


 「えっ?・・・別に。」


・・・しまった。授業中だった。


 「なんだお前、悩みでもあんの?」


これは悩みっていうのか?


・・・っていうか、矢野には言えないでしょ。


 「別に、何もないよ。」


 「だろうな。悩みなんか無さそうだもんな。」


 「はぁ!?失礼な。・・・まぁ特にないけど。」


色々言いながら黒板を見ると、まだとっていない内容でいっぱいだった。


しまったな、早く書かなきゃ。




 「じゃあ、矢野は?」


 「あ?何が?」


 「悩み、無いの?聞いてあげようか?」


 「あぁ・・・」


ノートをとりながら、なんとなく言った言葉だった。


だけど矢野は、あぁ、と言って黙った。


なんだ。・・・ホントにあるんだ。


 「あるんだ、悩み。」


 「うん、まぁ。」


 「はっはっは。聞いてあげよう。」


心なく笑って、そう言ってみた。


 「うーん。・・・まぁ、お前には相談しようと思ってたんだけど。」


そう言うと矢野は、一枚ルーズリーフを出した。


それに何か書き始めた。


どうやら・・・筆談するみたい。






 『こんにちは』


 『挨拶いるか?』


 『はっはっは。』


 『なんだよ!さっさと言いなよ!!』


なかなか本題に入らない矢野に言った。


 『うーん・・・甲斐 桜って、わかる?』


甲斐 桜???







16: 名前:☆08/12(火) 01:25:59 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

17: 名前:ハヅキ☆08/13(水) 23:44:23 HOST:p5162-ipbfp203oomichi.oita.ocn.ne.jp


     + 猫 サマ +
  
  いつもありがとうございます♡゛
 この先もドーゾ読んでいってくだサイ♪




      +*+ 更新 +*+




甲斐 桜・・・・


それは、隣のクラスの女の子。


顔・スタイルはモデル級、何度もスカウトされたんだとか。


でも・・・


     性格は・・・お勧めできない。


最悪という評判だ。


でも、そんなことは引っ越してきた矢野は知らないのだろう。


…っていうか、まさか矢野・・・






 『・・・桜ちゃん?』


 『あ、やっぱ知ってるんだ。』


 『うん。・・・で矢野、もしかして…好きなの?』


・・・好きなの…かな。




その私の質問に、矢野は少し戸惑った顔をした。


そして、ささっと紙に書いた。




 『いや、告られたからさ。』





・・・へっ…?




 『マジ!?』


驚きのあまり、ガガガッっと音を立てながら書いた。


 『筆跡でこんなに驚けるの、お前くらいだよ(笑)』


静かに笑いをこらえながら矢野が答えた。


 『いやいや・・・なんて返事したの?』


とりあえず私は、早くその答えが知りたかった。


・・・自分の鼓動が速くなるのを感じた。


 『まだ答えてないんだ。・・・どうしよっか?』


 『はぁ!?』


・・・どうしよっか、だって???


そんな、私に決定権ないし・・・っていうか私に聞くなよ。


…でも何でだろ。なんか・・・ヤだな。


何なんだろうな、この頭のモヤモヤは。





18: 名前:ハヅキ☆08/15(金) 15:25:02 HOST:p5162-ipbfp203oomichi.oita.ocn.ne.jp





 『なぁ、どうしたらいいと思う?』


 『なんで私に聞くんだよ。』


 『いや、まぁな。』


何か答えようとはした。


でも、今の気持ちを表すための言葉を


・・・あいにく私は持ち合わせていなかった。


 『つぅか、お前の答えをそのまま反映しようかな。』


私が言葉を探していると、矢野がそんな事を言った。


 『はい?何言ってんの。』


 『いいから!はい、どーぞ。』


そう言って矢野は、私を促した。


・・・どうしよう。・・・なんて言おう。




 『矢野が、付き合いたい人と付き合うのが良いと思います。』




絞り出した言葉は、そんなものだった。


まぁこれが、私なりの“抵抗”のつもりだった。


・・・いやだった。


矢野が誰かの頭をポンポンするのが。


矢野が誰かに「可愛い」と言うのが。


矢野が・・・ここに居ないのが。






____その数日後の、掃除時間の前だった。


矢野が桜ちゃんと、2人で話してるのを見かけたのは。


友達によれば“新カップル”だそうだ。


ちょっとドキッとしたけど・・・


思っていたより、平気な自分がいた。


・・・なんだ、びっくりした。


そう思って、掃除をしに空き教室へ行った。





 「悪い、遅くなって。」


そう言って、少し遅れた矢野が教室に入ってきた。


この教室を掃除しているのは、私たちだけだった。


 「ホント、遅いしー。」


 「ごめんって。」


そう言ったきり、しばらくの間沈黙が走った。


 「なぁ吉澤、こっち向いて?」


 「えっ?」


矢野がそう言ったので、ふと矢野の方を見ると


矢野はゆっくりと隅々まで、私の顔を見回し、小さくため息を吐いた。


 「なに!?」


 「いや、ちょっとな。」


そう言って矢野は掃除を続けた。


 「なんなの!?人の顔見てため息吐いて。」


そう言うと矢野は、また一つ、ため息とも深呼吸とも言えない、息をついた。


 「昨日ちょっと・・・悪い夢、見ちゃってな。」


あまりに顔に似合わず・・・可愛らしいことを言うから、


思わずクスッと笑ってしまった。


 「あー、ほらな。だから言いたくなかったんだよ。」


そういってうつむく矢野が、また可愛かった。


 「ごめんって!で、どんな夢だったの?」


そう聞くと矢野は、ビクッとしたように動きを止めた。


 「・・・そんなに怖かったの?」


そういった私に、引きつったような笑顔を見せて言った・・・。






 「・・・お前を、泣かせた。」









19: 名前:☆08/15(金) 19:38:23 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

20: 名前:ハヅキ☆09/26(金) 23:10:21 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp



      + 猫 サマ +

  長い長ーい放置、失礼いたしましたm(_ _;)m
  高校生っていうのは私が思っていたよりも
  恐ろしいくらい忙しかったデス(´Д`;)
           ・・・ナメてました(><)↓↓
  
  これからも更新遅いと思いますが…できれば見捨てないでください。。






  +*+更新+*+








 「・・・お前を、泣かせた。」







 「えっ・・・」


なんて言っていいのか、分からなかった。


たったそんな夢を、矢野は不安に思っていた。


そのことが私を、なんとも言葉にできない気持ちにした。


 「なんだよ、変な顔すんなっつーの。」


そう言って矢野が私の顔をペチッとはじいた。


でも私は・・・もう笑えなかった。


・・・悲しい顔をするってわけでもない。


ただ、なんとなく、感情を顔に表せなかった。


 「・・・知ってんだろ?」


 「へっ・・・?」





     「俺が、甲斐さんと付き合ってること。」







                    ・・・・ドクン・・・ドクン・・・






明らかに、胸が大きく脈打った。


自分の中の何かが、ミシミシと音をたててきしんだ。











21: 名前:☆09/26(金) 23:52:08 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

22: 名前:ハヅキ☆09/28(日) 22:43:56 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp





      + 猫 サマ +


   まだ読んで頂けていたんですね!
   ありがとうございます!!!
   もう…感激です(´Д`●)″!!
   ホント、、、頑張ります!!!!!!!




        +*+更新+*+







 「知ってるよ〜。」


 「お前ほんっと情報早いよなぁ。」


 「ははは...。」


ほうきを持つ自分の手が、小刻みに震えていた。


       “甲斐さんと付き合ってる”


その言葉を聞いた瞬間から、苦しいくらいに体がじっとしてくれなかった。




 「・・・この事なんだよな、夢の原因。」


 「え?」


 「夢の中ではな、お前にこの事言ったら…泣いちゃったんだ、お前。」


   



                ・・・・ドクン・・・







 「バカじゃないの。」


               ・・・キーンコーンカーンコーン____





そう言った時、掃除終了のチャイムが鳴った。



 「あ、チャイム。私、先に教室帰るから。」


・・・そう言って、そそくさと空き教室を出た。







・・・はぁ。ヤバい…ヤバいよ、これは。


あの時私は…「バカじゃないの。」なんて、言うつもりじゃなかった。


いつもみたいに、「泣いて欲しかったの〜?」って・・・おどけるつもりだった。


なのに・・・できなかった。


自分でもビックリした。



おどけた顔を作る前に・・・涙が溢れそうになった。



なんでだよ、自分。


なんでこのタイミングで、気付いちゃったの?




               ・・・・矢野のこと、好きだなんて。






23: 名前:☆09/28(日) 22:52:49 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
更新待ってます!

24: 名前:ハヅキ☆09/28(日) 23:06:09 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp







それからの私は、とことん空回りしていた。


何をやっても、上手くいかなかった。


心にポッカリと穴があいた様に、何も考えられなくなっていた。





      ある日の6限目・・・




この時間で、今日の授業は終了だというのに…よりによって面倒くさい『美術』。


どうしても面倒くさいんだから・・・たまには集中して終わらせよう。




そう思って、ただただ無言で絵筆を進めた。




 「なんだよお前、真剣にやっちゃって。」


 「ん〜?」


後ろからぼんやりとかけてくる声に、ゆっくり振り向いた。


 「寂しそうだから、矢野君が遊びに来てあげたよ♪」


 「・・・来なくて良いし。」


そこにいたのは…もう面白みも無いが、矢野将史だった。


・・・そういえば最近、席替えをした。


と言う事で・・・前よりも話す機会もなくなった。


で、たまに矢野がワザワザこうして私の隣に、話に来るのだった。


 「どーよ、最近。」


 「何が〜?」


筆を休めることなく、私は返した。


 「恋だ、恋。」


 「恋って・・・そんなモンに縁はナイ。」


そっけなく返した。


・・・じゃないと、真面目に答えてたら…やってらんない。


だって・・・




 『好きって気づいた人には彼女がいて、初恋と初失恋を同時に迎えました。』





なんて、言えるわけがない。


ホント・・・もうそんなの聞かないでほしい。







25: 名前:ハヅキ☆09/29(月) 18:25:39 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp




      + 猫 サマ +

   更新が先になってしまいました =ノ_;)
   更新を楽しみにしてくれている人がいるのは
   すっっごく嬉しぃです☆
   これからもお願いします(^u^○)b




      +*+更新+*+







 「縁ないとか・・・もっと女っぽくすればいいのに。」


 「いやいや…。・・・いいよね、矢野は。」


この際・・・この話題に触れてしまおう。




傷付くなら・・・いっそ深く、傷ついた方がいいな。








26: 名前:☆09/29(月) 18:37:06 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

27: 名前:ハヅキ☆09/29(月) 22:01:16 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp




      + 猫 サマ +

   ホントいつもうれしいです(♡v♡)
   もうお得意サマですね(笑)
   出来るだけ計画的に書けるように
   頑張っていきます(´u`)ノ♪‶




       +*+更新+*+





 「いいよね、矢野は。」


 「いいって、何が?」


矢野はさらっと流すように、しらばっくれた。


 「だから・・・恋だ、恋!!」


自分の言葉で“彼女”なんて言うのは・・・ちょっと辛すぎる。


だから緩和するように、その話へ仕向けた。


 「あぁ・・・恋ね。」


 「あぁ…って。。」


かなりあっけない反応をされたから、なんとなく拍子抜けだった。


 「なんでそんなに不満そうなの。」


 「いや・・・不満ってことも無いんだけど。」


そう言いながら矢野は、私が使っていない絵筆をクルクルと指で回した。


今度は何を考えているんだろう、この男。





 「なぁ・・・誰にも言わない?」


いつもより身のこもった声で言ったその言葉に、ピクッと手を止めた。


 「秘密は言わないよ。・・・何?」


そう言ってしっかり矢野を見ると、口元だけ少し笑って、一言いった。






       「・・・付き合わなきゃよかった。」






 「は・・・?」


 「うん…まぁ俺の心境はそんなカンジだ。」


そう言った矢野は、もって来ていた自分の絵を隣に広げ、私の絵具で塗り始めた。



ホントに・・・コイツは・・・・





・・・なんだっていうんだ。




どうしてこんなにも…彼女のことを適当に言えるんだ・・・




なんで・・・好きじゃないのに付き合うんだ・・・・




私の初恋は・・・こんな簡単なコイツの気持ちに・・・・




コイツが興味本位で彼女作ったことに・・・破かれてしまったのか・・・・









     それからしばらく・・・


              私は“矢野嫌い”になっていった・・・・







28: 名前:☆09/29(月) 22:11:57 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

29: 名前:ハヅキ☆09/30(火) 23:02:20 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp


    + 猫 サマ +

  ありがとうございますっ☆ミ
  ご期待に応えられるように頑張ります(^∀^)





      +*+更新+*+






それから私は、出来るだけ矢野のことを避けていた。


矢野はきっと、私が避けている事に気付いているのだろう。


でも矢野は、何も言わない。


ただただ私から、距離をひらいていくだけだった_____






 「吉澤〜?なにボーっとしてんだよ。」


 「へっ???」


最近の私は、いつもこうだ。


やる気もなく、無気力にボーっとするだけだ。


そして、そんな私に最近いつも声をかけてくれるのは


      中村 大樹[ナカムラ ヒロキ]


だった。


今年同じクラスになって話し始めた。


それまでは話した事など無かったが、大樹のことは知っていた。


大樹は・・・デカイ。


とにかくデカイ。


中学に入学した時、すでに175pを超えていたコイツは、ちょっとした有名人だった。


ちなみに私の身長は152p。


・・・少しは分けて欲しいものだ。






30: 名前:ハヅキ☆10/01(水) 13:13:44 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp





 「おい、聞いてんのか!?」


 「へっ!!?」


結局また、ボーっとしていて聞いていなかった。


 「お、お前は・・・まぁいいや。」


大樹は『はぁー』っと一つ、ため息をついてそう言った。


 「ゴメンて。で、なんて?」


 「だからな、最近吉澤元気ないねって話。」


 「あぁ・・・普通だよ。」


 「ウソつくなー。バレバレだって。どーした?」


 「・・・嘘じゃないよ。」


鋭くつついてくる大樹の言葉がうっとうしくおもえた。


 「ふーん、隠すんだ。へぇ〜・・・。」


 「・・・・」


私たち2人しかいない放課後の教室に、沈黙が走った。





・・・大樹の言葉がうっとうしい・・・



                   ・・・ウソ。




本当はやさしい大樹の言葉が嬉しい。


でも・・・一度甘えると…弱くなる。




 「話してみなさい。」


秘密主義を貫こうとする私に、大樹が言った。


 「・・・色々あるんだよ。・・・言わないけど!!」


 「あははは...さすが吉澤ってカンジだな。」


そう言って大樹は、ポケットをごそごそとあさり始めた。


そして“家の鍵”を取り出した。


 「これ、片方やるよ。」


 「え、鍵くれるの?」


 「馬鹿、キーホルダーの方だ。どっちがいい?」


大樹は鍵にくっついた白と黒のウサギを私に見せた。


 「えー・・・どっちでもいいよ。」


 「なんだよ、喜べよ!!・・・じゃあ白な。」


そう言って、私のカバンに白いウサギをつけた。


 「これあげるから、元気出しなさい。」


 「・・・ありがと。」


 「よし、じゃあ俺帰るから。ばいばい。」


 「・・・ばいばい。」


・・・大樹は帰って行った。


ふと、大樹がつけたウサギを見て微笑んだ。


・・・元気、出そう。







31: 名前:☆10/01(水) 19:57:13 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

32: 名前:ハヅキ☆10/05(日) 12:10:49 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp




     + 猫 サマ +

  いつもありがとぅございますー☆
  たぶん週1くらいしか更新できないと思います;
  すいませんm(_ _;)m
        ・・・でも読んでくださいっ!!





      +*+更新+*+






それから少し、ほんの少したった頃だった。


とある噂が・・・私の周りを取り囲むようになった。






 「ねぇねぇあっきー、聞きたい事あるんだけど〜!!」


 「ん、なに?」





    「中村君と付き合ってるって、ホント〜?」





・・・付き合ってる?


・・・・大樹と?




 「え、いやいや・・・付き合ってないけど!?」


 「えー、そうなの?なんかみんな言ってるよー、付き合ってるって。」


 「なんでだろ・・・?」


 「わかんないけどいいや〜。じゃあねー♪」


 「・・・うん、じゃあね。」





・・・なんでだろ。


大樹となんかあったっけなぁ。


 「明樹!聞いたぞぉ♡″」


 「ん〜、何を?」


 「とぼけなくて良いって〜!彼氏だよ、カ・レ・シ☆」


 「また?・・・彼氏いないって。」


 「えー、だって中村君…」


 「大樹は友達でしょー。まったく。」


 「だって、中村君と同じキーホルダーつけてるじゃん。」


 「あれは、大樹がくれて・・・?」


・・・・あれ?


 「ほら、もらって一緒に付けてるんでしょー?」


 「・・・まぁ、そんなカンジ。」




・・・確かに、少しおかしいのか?この状況。





ふとカバンに目をやると、白いウサギが揺れていた。







33: 名前:カリン糖☆10/05(日) 14:27:09 HOST:i114-189-45-13.s10.a017.ap.plala.or.jp
あげ!! めっちゃ面白いです(´∀`*)
がんばってくださいねー♪


34: 名前:☆10/05(日) 17:19:15 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

35: 名前:ハヅキ☆10/05(日) 19:53:49 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp




    + カリン糖 サマ +


  応援ありがとうございます♪
  めげずに更新するのでー、ゆっくりですが
  最後までお願いしますっ☆





    + 猫 サマ +

  ありがとうございます(^口^*)
  地味に、じみ〜に、頑張っていきます。




36: 名前:ハヅキ☆10/19(日) 11:18:36 HOST:p7221-ipbfp205oomichi.oita.ocn.ne.jp




      +*+更新+*+




ある日の放課後、クラス委員の仕事をしていた。


すると教室の入り口からジッとこっちに視線を感じた。


 「なに?矢野。」


そちらを見てはいなかったが、一か八か、そう言ってみた。


 「なんだよ。気づくの早いな。」


 「やっぱり。」


ビンゴ。


矢野が入ってきて、隣の席に座った。


 「相変わらず、雑用多いなぁ。」


 「雑用じゃないし。仕事仕事。」


 「よくやるよなぁ。」


矢野は、はははっと笑いながら言った。





・・・この笑いを見るたびに、胸が締め付けられる。


悔しくなってくる。


切なくなってくる。


イライラしてくる。



・・・でも、ホントは愛しい。


ホントはもっと笑ってほしい。


ホントは・・・まだまだ大好き。






37: 名前:ハヅキ☆12/27(土) 10:06:57 HOST:p7210-ipbfp402oomichi.oita.ocn.ne.jp




    
          + お詫び +


     長い間放置してしまい、すみませんでした。
     いろいろな事情があったとはいえ、
     突然2ヵ月以上も更新なしで、ごめんなさい。
     これからも、あまり頻繁に書くことは
     出来ないかもしれません。
     ですが、私なりに頑張っていきたいので
     読んでくださる方がいらっしゃれば、幸いです。

              # FROM:ハヅキ #


38: 名前:癒月☆12/27(土) 10:38:24 HOST:p4061-ipbfp403matuyama.ehime.ocn.ne.jp
ハヅキサン!!
更新がんばってくださぃね★
ハヅキサンの小説めっちゃおもしろぃです!!

もし良ければ、ゎたしの小説、
「たった0.1%の奇跡」
も読んでみてくださぃ・・・
初心者なので、全く自信はありませんが・・・。
できたらコメよろしくお願いします!!



39: 名前:ハヅキ☆12/29(月) 23:54:22 HOST:p7210-ipbfp402oomichi.oita.ocn.ne.jp

      + 癒月 サマ +

   ありがとうございます。
   なかなか掲示板自体に来れないので
   いつも読めるかゎ分からないですが;
   今度読みに行きますッ(>‐<)ノ
   コチラもどーぞ御贔屓に。



40: 名前:ハヅキ☆12/30(火) 00:54:03 HOST:p7210-ipbfp402oomichi.oita.ocn.ne.jp



     +*+ 更新 +*+




 「・・・どーよ、最近。」


矢野は何かを気にするようにして、そう切り出した。


確か、前にも聞いたフレーズだった。


 「何が〜?」


資料をあさる手も止めずに、そう返した。


 「恋だ、恋。」


・・・あぁ。


確かに、こんな話をしたこともあったな。


気付かないうちに、まったく同じ言葉を交わしていた。


 「恋って・・・そんなモノに縁はナイ。」


 「・・・ちゃんと有るんじゃない?」


 「えっ…??」


・・・途中までは順調にデジャヴだったのに。


…って、ソコは問題じゃない。


   “ちゃんと有る”     だって???


 「何言ってんの。ナイっつぅの。」


 「じゃあ大樹は?」


少しの間も置かずに、矢野は言った。


 「大樹?・・・何でそんな事言ってんの。」


 「・・・みんな言ってるし…」


 「何よ…矢野らしくないなぁ。噂なんて、信じるタイプだったっけ?」


 「いや・・・だって単なる噂っぽくないし。実際仲良いじゃん?お前ら。」


意外にも引かない矢野に、少し戸惑った。


どこか少し、怒っているような・・・


なんとなく、焦っているような・・・・


 「そんなの、みんなの大幅な勘違いだよ。」


 「そうかな・・・お前はそうでも、大樹は…」


 「やめてよっ・・・」




思わず、少し怒鳴り気味で言った。


どういう意味かは分からないけれど、鼓動は速く、大きく走っていた。


 「どうしたの矢野・・・なんか変だよ?」


 「いや・・・ごめん。」


取り乱していた自分に気付いたのか、矢野は少し息を整えた。


 「別に謝らなくてもいいけどさ。」


そう言って私は、また資料に目をやった。





 「俺、思うんだけどさ・・・」


 「え?…なに?」


資料を一旦片付けながら聞いた。


 「やっぱり大樹は・・・お前のこと好きだと思うんだよな。」


 「なに改めてそんな事言ってんの?そんなわけ…」


 「そうなんだよ、絶対。大樹はお前のこと想ってる。」


さすがの私も、完全に手を止めて


矢野の方を向いた。


 「矢野・・・いい加減にしてよ。何そんなこと勝手に言って…」


 「分かるんだよ、俺には。絶対、な、そうなんだよ。」


 「なんでわかるなんて言うの。それに…だったら何なのよ・・・。」


・・・だったら何なの?


・・・・私は矢野のこと、想ってるのに。





 「だったら気持ちに・・・応えてあげたら・・・



                 いいなと思って・・・。」






・・・・矢野のことが


           全く分からなくなってしまった・・・・






41: 名前:ハヅキ☆12/30(火) 15:02:28 HOST:p7210-ipbfp402oomichi.oita.ocn.ne.jp



 「なによ・・・それ。」


 「えっ・・・あ、いや…そうじゃなくて・・・」


 「・・・私、仕事終わったから。部活、行くね。」


そう言って、逃げるように荷物をまとめる私を、


矢野は何か言いたげな顔をして、見つめていた。






42: 名前:☆12/31(水) 12:54:09 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

43: 名前:ハヅキ☆01/02(金) 09:14:00 HOST:p7231-ipbfp303oomichi.oita.ocn.ne.jp


       + 猫 サマ +
   
       猫サマッ!!!!!!
    まだ読んでくださっていたんですね!
     めっちゃうれしぃいです(;Д;)
  これからも少しずつですがお願いしますm(_ _)m




44: 名前:ハヅキ☆01/02(金) 10:42:52 HOST:p7231-ipbfp303oomichi.oita.ocn.ne.jp






  ・・・夜___




どうにも整理がつかない私の頭は、経験したことのない感覚と痛みに襲われていた。


矢野の言葉が、心に刺さっていた。


 

  「気持ちに・・・応えてあげたら・・・」





応えるって・・・応えるって・・・


・・・苦しいよ。


だって私…矢野のこと・・・







 「・・・ダメだ。」





・・・ふと、呟いた。


 ・・・もう、やめようかな。


矢野を想い続けるのは。


どれだけ私が頑張ったところで、矢野は私のことなんて全然気にもとめてない。


・・・もう…やめようかな。






45: 名前:ハヅキ☆01/05(月) 09:34:38 HOST:p7231-ipbfp303oomichi.oita.ocn.ne.jp




それから、一週間も経たないくらいだった。


矢野と桜ちゃんは、早くも別れた。


まぁ元々、お互い性格も知らなかったわけだし。


仕方ないのか。


でも・・・こうなると気持ちが揺らぐ。


諦める…つもりなんだけど・・・でも・・・








 「吉澤、聞いてる??」


ふと、我に還った。


 「へっっ??」


横を見るとそこには、大樹がいた。


 「お前…また聞いてなかっただろ・・・」


 「あっ・・・いやぁ・・・・ごめん。」


 「最近、ボーっとし過ぎな。なんだよ、どーした?」


 「いや、別に何でもないんだけどね。」


 「ほら、そうやって隠すし。あーヤダヤダ。」


 「ごめんて・・・」


力なく謝った私の頬に、大樹が手を当てた。


 「・・・なに?!」


 「・・・泣き虫。」


 「はっ?!!泣いてないでしょ?!」


 「ウソつけ。・・・一人で泣いてるくせに。」


 「えっ?!!」


・・・ドキッとした。


 「そーいうの、良くないぞー。俺がいるのにー。」


・・・胸が、ざわめいた。


 「はいはい、何バカなこといってんのー。」


そう言いながら、大樹の手をはらった。


そのとき少し心配だった。





・・・はらったその手は、震えてはいなかっただろうか....。








46: 名前:ハヅキ☆01/05(月) 13:57:31 HOST:p7231-ipbfp303oomichi.oita.ocn.ne.jp






       夜・・・



大樹の言葉を、何度も思い返していた。


 


       「俺がいるのに」





  “俺がいる”・・・か。


大樹ってホントに・・・私のこと・・・・?


・・・ダメだ。


そんなことに望みをかけちゃダメ。




私はまだ、矢野のこと・・・





         ・・・・プルルルル...プルルルル...




今の時刻は、夜の12時。


こんな時間に・・・誰だろ...まったく。


今日は両親も留守だから、電話のあるリビングに急いだ。




 「もしもし。」


 『あっ…と…えぇー・・・矢野、と言いますが・・・明樹さんは・・・ご、ご在宅ですか??』


・・・え....えっ!?


っていうか、カタコト??!


 「・・・矢野?…明樹だけど・・・」


 『あっ・・・なんだ、吉澤か。こんばんわ。』


 「何をそんな、ドキドキしながら電話かけてんの〜?」


 『バカッ、そんなことねーよ!!』


あははっ、と笑い飛ばした。


でも正直、ドキドキしていたのは私の方だった。


 「っていうか、なに?こんな時間に。親が居たら大変なことになってたよ、絶対。」


 『いやぁ、居なくて幸いだ。ははは。』


 「あ、そうね。・・・だから何なの!?用事は。」


 『あぁ、用事ね。用事・・・特には…』


 「えぇっ!?意外!!矢野ってそーいう電話するんだー!!!」


 『いや、まぁ。気まぐれだ、気まぐれ。』


 「・・・ふーん___」





____1時間、いや、2時間は経ったかな。


ずっと電話し続けた。


つまらない話ばかり、し続けた。


悩んでることも忘れて、話していた。



 『なぁなぁ』


 「ん〜??」


 『お前はさぁ、どーなの?大樹のこと。』


・・・ドキン___。


 「・・・何よ、突然。」


 『いや、お前は好きなのかなー…と思って。』


無神経にもそんな事を言ってくるから、少しイライラした。


 「・・・さぁね。」


あぁあ・・・苦しいなぁ。


 『好きなら告ればー?絶対オッケイだぞ?大樹は。』


 「何言ってんの・・・そんな気ないし…」


・・・もう止めて…





      『付き合っちゃえ、大樹と。』








      ・・・もう


                   無理だ・・・。







47: 名前:ハヅキ☆01/07(水) 18:17:08 HOST:p7231-ipbfp303oomichi.oita.ocn.ne.jp




 『付き合っちゃえ、大樹と。』


 「・・・はぁ。」


ため息をついた私は…矢野に気付かれないように・・・


静かに泣いていた。


もう矢野は、分かってくれないんだね。


矢野は今まで、私の気持ちをよく分かってくれてた。


だからほんの数カ月の間に、こんなに仲良くなれたんだと・・・


・・・好きになれたんだと思ってた。


・・・・そう信じてた。


でも…分かってほしい気持ちは・・・伝わらないんだね___。




 「・・・本気で言ってるの?」


 『えっ・・・まぁ、お前がそうしたいなら良いんじゃない?』






 「じゃあ・・・そうしようかな。」







48: 名前:ハヅキ☆01/07(水) 18:36:06 HOST:p7231-ipbfp303oomichi.oita.ocn.ne.jp



・・・そう、これでいいんだ。


これで矢野に『がんばれ』って言ってもらって・・・


そうしたら私・・・


大樹のことを好きになろう。


大樹はすっごくいい奴だし。


いつもいつも、優しいし。


きっと大樹と居たら・・・楽しいのかもな。




 『えっ・・・』


 「矢野がそー言うんなら、そうしよっかな。」


 『・・・大樹がお前のこと想ってるから“同情”して、とか…そーいう理由ならやめろよ。』


 「違うよ。違うんだけど・・・」


 『違うけど、なに?』


何って・・・言えないよ、矢野を忘れるためだ、なんて。


 「ううん、何でもない。」


 『じゃあ・・・本気ってことか?』


矢野・・・ごめんね。


少しだけ、あなたにウソをつきます。


ホントはこんなこと…したくないんだけどね___。


 「・・・うん。」


・・・これで良かったんだ、自分。


矢野に、応援してもらおう。


 『・・・』


 「・・・?」


 『・・・・・』




しかし・・・予想外なことに、矢野はしばらく黙っていた。





・・・なぜだろう......






49: 名前:☆01/09(金) 17:32:00 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

50: 名前:ハヅキ☆01/12(月) 16:15:56 HOST:p6007-ipbfp403oomichi.oita.ocn.ne.jp



   + 猫 サマ +

  ありがとうございます❤
 少しずつですが;ガンバリマス(-u-●)



51: 名前:ハヅキ☆01/18(日) 11:08:47 HOST:p6194-ipbfp504oomichi.oita.ocn.ne.jp





5分…10分は経ったと思う。


矢野はずっと黙ったままだった。


・・・どうしよう。


 「・・・矢野?」


 『…あぁ、ごめん。黙りすぎ…だな。』


 「・・・・」


矢野の声がなんとなく、震えて聞こえた。


 『・・・いやぁ、そっかそっか…大樹・・・かぁ…』


明らかに、矢野はおかしかった。


声も変だし・・・矢野…


 「・・・矢野?」


 『・・・・』


 「・・・矢野…」







52: 名前:☆01/18(日) 18:31:17 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

53: 名前:ハヅキ☆01/25(日) 22:53:49 HOST:p6194-ipbfp504oomichi.oita.ocn.ne.jp



   + 猫 サマ +

 ありがとうございマス(^V^●)
   続きどーぞ!!!






        +*+ 更新 +*+




矢野は電話の向こうで、口ごもっていた。


何か言おうとはしているようだったが、何も言わなかった。






 「ねぇ、矢野・・・どうしたの?」


私がそう言うと、矢野は大きく深呼吸をした。


…いや、ため息だったのかもしれない。




 『・・・俺が悪かったのか…?』


 「えっ・・・?」


突然の言葉に戸惑った。


私にはまだ、よくその言葉の意味が分からなかった。


 「何言ってんの?」


 『俺が…イジメ過ぎたからか・・・?』


 「・・・矢野…」


 『俺が大樹のことばっかり…勧めたからか・・・』


 「・・・・」


 『・・・俺がもっと、優しくしてれば良かったのか・・・・俺がっ…』


 「矢野・・・」


矢野は、涙声だった。


なんとなくだったけど…私にも少し、分かってきた。


矢野って・・・まさか・・・


 「矢野・・・」


 『吉澤…黙って聞いてくれるか?』


・・・矢野・・・・






54: 名前:ハヅキ☆02/07(土) 23:37:54 HOST:p6194-ipbfp504oomichi.oita.ocn.ne.jp



 「・・・」


まだ何も言われてはいない。


でも何故か、胸が激しく脈打っていた。


 『・・・理由は、分からないんだ。』


 「・・・うん。」


 『色々と、まだ悩んでるし。』


 「・・・うん。」


 『どうするべきかも、分かんねぇし。』


 「・・・うん。」


 『・・・でもな…』


 「・・・うん。」


矢野の不器用な、たくさんの言葉に


涙がこみ上げていた。




 『でも・・・




          ・・・・吉澤が好きだ』




・・・涙が、止まらなくなった。





55: 名前:ハヅキ☆03/03(火) 09:40:14 HOST:p5160-ipbfp504oomichi.oita.ocn.ne.jp



カーテンの隙間から、薄明かりが入るようになった。


きっともうすぐ朝なんだろう。


時計を見る気力すらない。


ソファーの上に横たわっている。


受話器は、耳に当てたまま。


お互いにずっと、何も喋っていない。


でも…それでも今は、お互いを感じていたかった。





 『....吉澤・・・起きてる?』


 「・・・うん。」


きっと1時間ぶりくらいに話した。


矢野は今まで起きてたのかな?


何を…どんなふうに考えていたのかな?


 『とりあえず・・・気にしないでほしい。』


 「えっ・・・」


 『ほら、みんな…小杉とか、気ぃ遣うだろうしさ。』


 「・・・・」


 『今日のことは…なかったことにして・・・』


 「無理だよ・・・」


 『・・・』


 「そんなの無理に、決まってるでしょ・・・矢野にはできるの…」


 『じゃあ・・・どうしろって言うんだよ....』


・・・矢野...


 『この1時間…考えたんだ、ずっと、真剣に。


  でも・・・この先やっていくには…それしかないだろ?...』


 「でも・・・だって・・・・」


 『…いいか、明樹・・・ちゃんと聞けよ。』




     “明樹”




矢野が呼ぶその名前は・・・どこか心地の良いものだった。





 「・・・うん。」


 『俺たちは、今までどおりに親友なんだ。今までどおりの…矢野と明樹だ。』


 「・・・・」


 『でもな、俺たちは知ってるだろ?お互いの気持ちを。


  俺はそれでいい。十分なんだ。


  きっといつか時期が来たら…ちゃんと二人で寄り添おう?』


矢野・・・


 『ちゃんと覚えててほしいんだ。


            俺はずっと、明樹が好きだ。』




 「・・・うん。」


 『だからな、明樹は明樹の好きな人を好きでいろよ。』


 「えっ・・・」


 『大樹が好きでも、俺はいい。』


 「どうして・・・」


 『俺は“いつか”でいいんだよ。いつか明樹と一緒に居れればいい。』


 「・・・・」


 『でも、いつだって忘れるなよ。俺が好きなのは明樹だ。』


・・・うれしかった。


矢野が私のこと想ってくれてて・・・すごく、嬉しかった。


付き合いたいとも思ったけど…いいんだ。


最初に“大樹に告る”なんて、どうにもならないウソをついたのは私だから。


だから今は、ただ矢野の気持ちを噛みしめていようと思った。





明日からも・・・矢野と吉澤のままで・・・・







56: 名前:☆03/03(火) 20:09:16 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

57: 名前:ハヅキ☆03/16(月) 19:12:54 HOST:p5160-ipbfp504oomichi.oita.ocn.ne.jp



    + 猫 サマ +

ありがとうございます(´∀`)☆
地道ですが…更新するので
どうぞ気長にお願いしますm(_ _;)m




58: 名前:ハヅキ☆04/29(水) 13:43:19 HOST:p5160-ipbfp504oomichi.oita.ocn.ne.jp



    + お詫び +

またしても長期の放置、失礼いたしました。
もう誰も読んで頂けていないかもしれませんが
書いていきますので。
大変すみませんでした。

            #from.ハヅキ#


59: 名前:ハヅキ☆04/29(水) 14:18:09 HOST:p5160-ipbfp504oomichi.oita.ocn.ne.jp





   +*+ 更新 +*+




それからの私たちは


周りから見れば何ら変わりなどなかった。


いつものように馬鹿なことを言い合って


バカみたいに笑って。


案外、平気な顔もできるもんだなと思う。


いや、実は夢だったのか??






   ・・・ある日の放課後____





終礼などとっくに終わり、教室には人がいなくなっていた。


今まで翌日提出の課題を片付けていた。


終わった、完璧☆


私もそろそろ帰ろうかな、なんて思っていた。


今日は部活も無いし、もう日も暮れ始めたし。


 「あ・・・」


後ろから声がして、ドキッとした。


その声は確実に、矢野だった。


 「あっ、矢野。・・・よっす。」


 「おう、吉澤・・・明樹。」


教室には2人しか居なかった。


だから少しぎこちなく、矢野は“明樹”と呼んだ。


・・・なんだか、くすぐったかった。


 「何やってんの?」


 「いや、部活行ってたんだけど・・・」


そこまで言って、何故か矢野は口ごもった。


 「何、どしたの?」


 「いや、何でもない。」


 「・・・なによ!」


 「いやいや・・・」


 「ちょっと、なに矢野!」


そう言ってしつこく聞いていると


少し目をそらして、矢野は言った。


 「・・・教室電気付いてたからさ、もしかしたら居るかなと思って・・・明樹が。」


ボワッと、顔が赤くなるのを感じた。


なんか・・・幸せだな。






60: 名前:ハヅキ☆05/10(日) 14:35:20 HOST:p5160-ipbfp504oomichi.oita.ocn.ne.jp



 「・・・私帰るけど…矢野は?」


ぎこちない自分が、少し恥ずかしかった。


 「そっかそっか。じゃあ俺も帰ろうかな。」


 「うん。」


私の家と矢野の家は、まったく正反対の位置にあった。


だから“一緒に帰る”という事は、まず無い


・・・と思っていた。






     校門・・・・





 「じゃあ、私こっちだから。」


そう言って別れようとした時、何故か矢野は同じ方向を向いた。


 「・・・えっ?」


 「いやさ、もう暗いし・・・な。」





・・・そんなこんなで…


一緒に帰ることになった・・・。





61: 名前:ねこ☆05/16(土) 10:33:16 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

62: 名前:ハヅキ☆05/29(金) 21:46:11 HOST:p5160-ipbfp504oomichi.oita.ocn.ne.jp



   + ねこ サマ +

    ねこサマ?!!
もしかして以前読んで頂いていた
   猫サマですかっ??

 コメント有難うございます(≧∀≦)



63: 名前:☆05/29(金) 23:50:15 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
そうです!
更新待ってますね!


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