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オレが生まれ変わった日

1: 名前:流れ者☆05/24(土) 01:35:07 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
えっと、短く話を書きます。
もちろん完全無欠の妄想=フィクションです。


188: 名前:☆11/11(火) 23:40:10 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

189: 名前:めぐみ (2kk7VChylw)☆11/13(木) 21:54:19 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
ご無沙汰してすいません。久しぶりにあげます。

190: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆11/15(土) 20:02:11 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
>>188>>189
猫さん、あげありがとうございます。
 
めぐみさん、あげてもらえて嬉しいです。


191: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆11/15(土) 20:47:51 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
オレはあの二人の居る病室を目の前にして、相当に気分を悪くしていた。
 
うぅ、気持ちワリィ…… 
オレはその場に片手と両膝を付いて、左手で自分の口を押さえた。
 
「しっかりするだ。」
オレが気分の悪さに苦しんでいると、病室の中からそんな声が聞こえてきた。
 
それはあの親父の声で、その声にはいつものような覇気が感じられ無かった。
親父はそう口にしてオレの身体が横たわるベッドに顔をうずめているお袋の右肩に左手を置いて、お袋の身体を軽く揺する。
 
たが、お袋に反応はなく微動だにしなかった。 
少し前まで、自分の気分の悪さに気をとられて、全く気付かなかったが、お袋はさっきからまるで死んでしまったかのように動きを見せなかったのだ。
 
少しの間をおいてから、オレはゆっくりと立ち上がって、気が付いたら、オレは病室へと足を踏み入れていた。
 
さっきまでは気持ち悪くて、病室の前にいるだけでも嫌だったのに、オレは親父とお袋の居る病室へと入ったのだ。
 
いつもと違った親父やお袋の様子が気になって、自然に病室へ足を踏み入れていた。
何より、この幽体離脱した状態だったから二人に近付けたのかもしれない。
こんな状態でも無ければ、親父やお袋に近づく事すら進んではしなかっただろう。



192: 名前:☆11/16(日) 21:08:47 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

193: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆11/19(水) 21:21:16 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
猫さん、あげ感謝します。
最近はリアルの方が忙しくて、なかなか更新する機会がないですが、これからもよろしくお願いします。


194: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆11/19(水) 22:01:28 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
オレが親父とお袋に近づいて行くに連れて、二人の様子が詳しく分かってきた。
親父は病室の外からは分からなかったが、拳をギュッと握り締めていた。そして、ベッドに横たわるオレの身体をジッと見つめている。
 
お袋の方はオレの身体が横たわっているベッドに顔をうずめているのは、病室の外から見えていたが、身体を小刻みに震わせているのは、近づいて初めまして分かった事だった。
 
何でだ?
この二人は何でギュッと拳を握り締めたり、身を小刻みに震わせたりしているんだ?
 
オレの頭の中にそんな疑問が駆け巡る。
「ごめんなさい……」
突然、オレの耳にそんな言葉が耳に入ってきた。オレは最初にその言葉を聞いた事が理解出来ずに唖然としてしまった。
 
え……何かの聞き間違いだろ。
いや、でも確かに今…… 
オレは混乱状態に陥っていた。
何故ならその『ごめんなさい』と言ったのは、オレの聞き間違いでなければベッドに顔をうずめているお袋だったからだ。 
ごめんなさいって誰に言ってるんだ?
 
まさか、オレに……?
 
有り得ない、あんなにオレの事を避けていたお袋が、間違ってもそんな事を言うはずがない。
 
オレはかなり気が動転していたが、そう結論付けて自分の気持ちを落ち着かせようとした。


195: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆11/23(日) 23:13:48 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
そしてお袋が一言だけ口にしてから少しの間、沈黙が続いた。
その間は病室は異様に静かで親父とお袋の二人は石像のようにその場から動かなかくて、
ただオレの身体に繋がれている医療機器の単調な電子音だけが病室に響いている状態で、何とも息のつまりそうな場所となっていた。
 
オレは助けを求めるように病室の出入り口の方を伺う。
 
美亜と悠斗はまだ戻って来ないのか……
 
オレが今の状況を変えてくれるであろうあの二人が戻ってくるのを心待ちにしていると、
「君のせいじゃないさ。」
今度は親父がポツリと呟くようにそう口にして、お袋の肩に手を置く。
 
その言葉を聞いた瞬間、少しの間だけ忘れかけていた親父やお袋への怒りが沸々とオレの中で再燃し始めた。
 
 
そうかよ、こんな事になったのはオレのせいって言う事だろ。
 
親父やお袋はオレの事なんてどうでも良いんだろ……
 
 
オレがそんな事を思って、怒り狂いそうになりながらもその場からすぐに立ち去ろうとすると、
「これは私のせいだ……」
親父はそう言って、歯を食いしばった様に見えた。
それから親父は何やら話し始める仕草を見せたので、オレはその場に留まって耳を傾ける事にした。


196: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆11/24(月) 21:36:12 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
「昨日、遥がここに運び込まれて、傷付いた遥の様子を見て、君が今のように落ち込んでいた時にも言ったが、遥をこんな風にしてしまったのは、私のせいだ。」
親父はオレが今まで見た事もないくらいの真剣な顔をしていた。
 
何言ってるんだ?親父は……
何が親父のせいだって言うんだ?
 
オレの頭の中にそんな疑問が浮かんだ。
 
オレがそんな事を思っていると、親父はさらに言葉を続けた。

「私が遥の事をもう少し気に止めていたら、中学校に入ってから遥が柄の悪い友達と付き合う事も……こんな事になる事も無かったんだ……」
親父はそう口にしてから口を唇を噛みしめていた。
 
何を言ってるんだ?親父の奴。
訳分かんねぇ……
オレが矢島たちと連んだり、こんな事になったのは親父のせい?
 
オレがそんな事を頭の巡らせていると、
「は、はははっ、ふざけるなっ! 親父のせいな訳ねぇだろ! オレが全部選んだ事だ。 親父は関係ねぇんだよ!」
オレは自然にそんな言葉を届くはずもない親父に向かって吐き捨てた。
 
出来る訳でもってないのに、親父に向かって殴り掛かろうとさえした。
親父のその発言を聞いて、オレの中で言いようのない怒りが込み上げてくるのだ。
オレはもう我慢出来なくなりそうだったが、こんな身体の状態では、何も状況は変えられないのが分かっていたので、
届きもしない拳を親父に向かって振り上げるのを抑えた。


197: 名前:めぐみ (2kk7VChylw)☆11/27(木) 00:20:35 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
age

198: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆11/27(木) 22:26:00 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
>>197
めぐみさん、いつも上げありがとうございます。
 
これから更新しますね。


199: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆11/27(木) 22:58:46 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
オレが親父の発言に気分を悪くしていると、
今度はベッドに顔をうずめていたお袋が顔を上げて、
「いえ、わたしにも責任があるわ……」
お袋はかすれた声で親父に向かってそう言って、ベッドの隣の台の上に置いてあったティッシュに手を伸ばして、そのティッシュで自分の目元をふいていた。
よく見てみるとお袋の目のすぐ下にクマがあり、泣き跡もついていた。
 
何が責任だよ、全部オレが決めた事なんだよ!
 
…………
 
それより、お袋が何で泣いてるんだ?
 
オレがこんな状態だからじゃないよな?
だって、あんなにオレの事を避けてただろ……
最近は、家の中で顔を合わせても言葉一つ交わさなかった。
そんな奴の、そんなオレのために泣くわけないよな?
 
訳分かんねぇよ……
 
オレは自分にそんな事を問い掛けみた。
しかし、軽くパニック状態に陥ったオレの頭にその答えが出せる事はなかった。
 
オレがそんな事を考えていると、
お袋につられたのか、親父の目が潤み始めていた。
 
オレは親父のそんな姿を初めて見た。
いつも無愛想で無表情な親父の顔だったが、この時は顔に表情があったのだ。
頬の筋肉をピクピクとさせて何かを我慢している様だった。
何とも不細工な中年男の顔だったが、普段の親父よりは何か親しみを感じた。


200: 名前:めぐみ (2kk7VChylw)☆11/28(金) 08:48:02 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
age

201: 名前:GV☆12/03(水) 00:53:21 HOST:ser357012018072243
あげ!☆+゚

202: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆12/03(水) 22:27:28 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
>>200
めぐみさん、いつも上げありがとうございます。なんか、いつもお礼ワンパターンですみません……
あと、小説板では一作者と一読者として接していくつもりなので、これまで通り敬語で受け答えさせて下さい。
 
>>201
GVさん、上げて頂いて嬉しいです。
また読みに来てくださいね。


203: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆12/03(水) 22:50:31 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
オレの病室ですすり泣く親父とお袋の姿を目の当たりにして、オレは面食らってしまった。
 
なんで……
オレなんかのために泣くんだよ。
 
オレは……オレは……
親父とお袋が嫌いだ、大嫌いだ!
 
オレはそんな事を思っているのに……
親父とお袋はオレの事が嫌いなんだと思っていた。
普段からオレが何をしていようが、気にも止めずにただ黙ってやり過ごそうとしている様に見えた。
 
でも、違ったのかな?
 
オレだったら、嫌いな奴の為に泣けないよな…… 
親父たちもそうなんだよな、きっと。
 
オレがそんな事を考えていると、
自然と身体は親父とお袋の方へ向かっていた。
 
「少しだけならこの二人の傍に居ても良いか。」
オレはそう呟いて自分の頬に左手を当ててみる。 
頬を何かがオレの手に当たった。
それはとても温かいものだった。
その温かいものはオレの頬から床へと落ちたが、
それは床を濡らしはしなかった。
 
 
あぁ、オレは親父とお袋の事を本当は嫌いじゃないのかもしれない。
 
 
そんな事をそっと心の中だけで言ってみる。
こんな状況でもそれを口に出して言えない自分を歯がゆく思って、
さっき、オレの頬を伝っていたものが落ちたはずの床をもう一度見てみるが、やはり跡など残っている訳もなく。
そんな現実を受け入れたくなくて、オレは唇をギュッと噛みしめた。


204: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆12/08(月) 22:59:07 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
この時、オレは親父とお袋に気付いて欲しいと心の底から願った。
普段のオレならこんな事は願う訳もない。
むしろ、親父やお袋の目に付かないなんて状況をどんな喜んだだろう。
だが、この時のオレはそんな状況にあるにも関わらず少しも嬉しい気持ちにはなれなかった。
 
「すまない、遥……」
「ごめんなさい、遥……」

あの親父とお袋が目に涙を浮かべながら、ベッドに横たわるオレに向かってそう言ってる姿を見たら、そんな気持ちなど微塵も湧いてくるはずがなかった。
 
なんで親父とお袋がオレに謝るんだよ……
関係無いだろ。
オレがこんな態度をとるようになったのも、矢島と連んだのも、こうやって入院してるのも、
親父やお袋のせいじゃないだろ……
オレが全部選んだ事なんだよ!
 
だから、オレになんか謝るなよ……
 
オレはオレ自身がやって招いた事を、まるで自分たちの失敗のように、意識のないオレに向かって頭を下げている二人にオレは何とも煮え切らない気持ちを抱いた。
 
親父やお袋は関係ねぇ。
 
全部自分で決めた事だ。
 
だから、全部自分のせいだ。
 
なのに、親父とお袋は申し訳なさそうにオレに謝る。
 
何でだよ……
 
この時のオレには、親父とお袋の行動が理解出来なかった。
後から考えてみれば、親父やお袋にとっては、保護者として当然の行動だったのだろうが、
この時のオレには全く理解できない行動だった。


205: 名前:めぐみ (2kk7VChylw)☆12/08(月) 23:04:45 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
あげますね。

206: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆12/18(木) 19:18:10 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
>>205
あげ感謝します。
 
久々の更新をしたいと思います。
もう本当にクライマックスが近いです。


207: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆12/18(木) 20:17:11 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
親父たちとお袋のそんな姿を見てオレはある事を思った。
 
生きたい……
 
生きたい、生きたい、生きたい!
 
今すぐにでも意識を取り戻して、親父とお袋に伝えたい事がオレにはあった。
「オレが矢島たちと連むようになったり、こんな風に入院しているのも全部自分で決めてやった事だから……、親父たちが気にする事じゃないんだ。」
オレはその事をオレのために涙を流してくれている親父たちに伝えたくてたまらなかった。
 
だが、そう強く願ったところで今の状況が変わるはずもなく、オレは病室のベッドに横たわっている自分の身体に一度をやってから、今の幽体離脱した状態の自分の身体を見つめる。
 
すると、オレはある事に気が付いた。
 
前よりさらに身体が透けているのだ。
 
オレはもう消えるのか? 
オレの頭にそんな考えが浮かんだが、
 
嫌だ、消えたくない。
 
すぐにそう考え直して、自分の頭に浮かんだ嫌な考えをかき消した。
 
前まで消えてしまいたいと考えていたオレだったが、少しの間にオレの考えは180度変わったのだ。
 
「消えたくない……」
 
オレは自分自身に言い聞かせるようにそう言って、唇をギュッと噛み締めながら拳を握り締めた。


208: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆12/18(木) 21:42:05 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
オレが自分の透明感がさらに増した身体を見て、
この自分の状態をどうしようも出来ない事を歯がゆく思っていると、
 
トゥトゥトゥトゥッ
トゥトゥトゥトゥッ
 
先程まで静かに一定の間隔で電子音を刻んでいた医療機器が突然にその間隔を速めてけたたましく鳴り始めた。
 
オレはその音を聞いた瞬間、自分の身体が横たわるベッドに背を向けてから、その場の床に座り込んだ。
 
オレは特に意識して、そんな行動をとった訳では無かった。
ただ、オレは無意識のうちにそんな行動をとっていたのだ。
 
「おい!遥、しっかりしろ、遥。」
焦った様子の親父の声。
「早く先生を、先生を呼ばなきゃ。」
涙声混じりのお袋のしゃがれた声。
 
あぁ、やっぱりか……
 
オレは心の中でそう思ってから溜め息をついた。
心のどこかで思っていたが、自分の中で確信に変わった。
 
「オレ、消えるのか……」 
オレはそう口にして、無意識に自分の身体が横たわるベッドに背を向けた理由を理解した。
 
あぁ、だからオレは背を向けたのか……
たしかに、自分が死ぬ姿なんて見たくないよな……
 
オレはそんな事を思いながら、出来るだけ身体を小さく丸めて自分の身体の前に組んだ腕の中に顔をうずめた。


209: 名前:めぐみ (2kk7VChylw)☆12/18(木) 23:44:50 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
あげます。


210: 名前:☆12/20(土) 12:33:36 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

211: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆12/29(月) 23:49:33 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
>>209
めぐみさん、あげ感謝です!
 
>>210
猫さん、毎回あげて頂いて嬉しいです。


212: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆12/30(火) 00:27:05 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
「早く、まだ先生は来ないのか?」
親父の声。
「私に言われても分からないわよ……」
お袋の声。
 
トゥトゥトゥトゥッ
トゥトゥトゥトゥッ
 
医療機器の電子音。
 
今のオレには全て遠く感じた。
 
 
あぁ……オレはもう…… 
ボクはもう消えてしまうのか……
 
 
だんだんと意識が遠退いて行くような感じがした。
そして、そのまま意識が消えてしまいそうなオレを呼び戻したのは、あの二人の声だった。
 
廊下を駆けている足音が聞こえたかと思うと、
その足音がオレの居る病室に入って来たて、
「遥、まだ死んじゃ駄目だよ!」
聞き慣れた美亜の声がした。
「遥、目を開けてよ!」
今度はの悠斗の声が聞こえた。
 
オレは自分の身体にうずめていた顔を上げた。
そして、もう今にも消えてしまいそうな自分の身体に、少し目をやってから立ち上がって、
自分の身体が横たわっているベッドの方へ身体の向きを変えた。
 
すると、オレのベッドの周りに顔をうつむかせるようにして、立っている4人の表情がよく見えた。
 
親父は顔を歪めながら、何かを我慢している様な表情だった。
 
お袋は目から涙をボロボロとこぼして、横たわっているオレをジッと見ているようだった。
 
美亜も目から涙を流して、身体に力が入らない様子で悠斗に身体を支えられていた。
 
そして、悠斗は表情こそ変えていなかったが、美亜を支える手が震えていた。


213: 名前:静奈 (Sho.Yhp.Yk)☆01/05(月) 13:29:01 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
あげ。

214: 名前:愛海☆01/06(火) 20:44:18 HOST:p67cbc5.osaknt01.ap.so-net.ne.jp
あげです。

感動的で素敵な内容ですね。

頑張ってください。


215: 名前:& (Qn/HIec2MA)☆01/08(木) 21:50:08 HOST:oyma112232.catv.ppp.infoweb.ne.jp
何で今まで「オレ」って言ってたのがいきなり「ボク」になる訳?
意味不明(。@。)


216: 名前:☆01/09(金) 17:23:29 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

217: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆01/11(日) 09:45:32 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
静奈さん、あげありがとうございます。
 
愛海さん、そう言ってもらえて嬉しいです。
 
&さん、ご指摘ありがとうございます、それは本当に単純なミスです……
本当はオレと書くところを間違えました。
すみませんでした。
 
猫さん、あげ感謝です。


218: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆01/11(日) 10:14:05 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
オレは、そんな4人の様子を見て目から流れ出す涙が止まらなくなり、もう一度強く生きたいと願った。
 
消えたくない!
消えたくない!
消えたくない!
 
オレは生きたい
 
生きたいんだ!
 
オレは心の中で自分自身に言い聞かせるように、
そんな言葉を繰り返していた。
 
だが、そんなオレの願いも虚しく、また段々と意識が遠退いて、オレのかなり透明に近付いていた身体がさらに薄くなった。
 
さっきまで、自分の身体が透明に近づく度に、死んでしまうと思っていたが、この時のオレは、
 
『生きたい』と願った。 
そうオレの身体が消えてしまう最後まで………… 
最後にオレの霊体の身体ではなく、
オレの本当の身体の横たわるベッドを囲む4人に向かって深く頭を下げて、
 
本当にありがとう……
 
ごめんなさい……
 
オレの口から、届くはずもない2つの言葉が出た瞬間にオレの意識は消えていた。
 
トゥトゥトゥトゥッ
トゥトゥトゥトゥッ
トゥトゥ、ピッーー
 
一定のリズムで電子音を刻んでいた、医療機器が突然にその音を変えた。 
そして、その音を聞いた病室に居た4人から
絶望に満ちた悲鳴が発せられた。
 
その悲鳴は病室から漏れ出して、廊下まで響いたという。
 
医者が息を切らして、その病室に来たのは、少し後の話だった。


219: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆01/11(日) 10:23:03 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
[流れ者の余談]
ここで、この『オレが生まれ変わった日』も、
あと2〜3レスくらいで終わってしまうと思うので、一呼吸置きます。
 
この話は当初予定していたレスを超えたり、更新がまちまちで本当に計画性のない作品になってしまいました……
 
ですが、そんな作品にもコメントをくれた読者の皆さま、本当にありがとうございました。
 
一応、この話の続編も予定しているので、書き始めたら、出来ればそちらも応援してもらえると嬉しいです。
 
では、引き続き『オレが生まれ変わった日』をお楽しみ下さい。


220: 名前:静奈 (Sho.Yhp.Yk)☆01/12(月) 21:13:28 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
あげますノノ

221: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆01/26(月) 21:09:16 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
静奈さん、あげ感謝です!
 
ではでは、久々の更新をしますかー


222: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆01/26(月) 22:00:13 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
何もかも終わった。
オレは死んだんだな。
 
オレはそう思った。
 
だが、ふと気が付くと、オレは辺りには人っ子一人、いや、何もない真っ白な世界に一人でポツンと佇んでいた。
 
オレは、ゆっくりと辺りを見回してみた。
やはり、自分の周りには何もない事がよく分かった。
 
オレはしばらく、その場に立ち尽くしていたが、
足が疲れてきて、その場に座り込む事にした。
 
オレは座り込みながら、ふと自分の頭上を見上げてみる。
オレの目に飛び込んできたのは、またしても、ただの白い空間だった。
 
…………
 
オレは少しの間、動かずにジッとしていたが、
 
「オレの周りには何もないか……」
オレはそんな独り言を口にした。
 
そして、オレは自分が幽体離脱してからの出来事を思い出していた。
 
あぁ、そう言えば、矢島たちの口からオレの陰口を聞いた時のオレは、ちょうど、こんな感じだったな。
 
オレは心の中でそんな事を思って、自分の周りに広がる、白く何もない空間に目をやる。
 
 
あの時は、信用出来るものなんて何もないんだ。
このまま消えてしまいたい
 
そんな事を思っていたな。
 
オレは、自分の周りに広がる白い空間と、
あの時の、信用出来るものを全て失ってしまったと思っていた自分とを重ね合わせて苦笑した。


223: 名前:静奈 (Sho.Yhp.Yk) HP☆02/01(日) 00:44:56 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
あげますノン

224: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆02/09(月) 13:00:54 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
>>223
あげ感謝です!


225: 名前:静奈 (Sho.Yhp.Yk) HP☆02/26(木) 21:43:20 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
あげますね。

226: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆03/03(火) 15:39:47 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
しばらく放置すみません(謝)
 
>>225
あげてもらえて嬉しいです!


227: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆03/03(火) 15:55:35 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
「ふぅ……」
オレは空気を目一杯取り込んでから、
深い溜め息をついた。
 
「は、はははっ……」
溜め息をついてから、オレは笑い声をもらした。
 
決して精神的におかしくなった訳ではなく、
そんな悲観的で、自己中な考え方をしていた自分自身を笑ったのだ。
 
オレの信用出来るものなんてないなんて馬鹿げた考えだったのだ。
オレが一人で自分は孤独だと思ってただけだった。
全然一人は孤独ではなかったのだ。
 
オレはその事に幽体離脱をして、初めて気が付いた。
 
ボクの周りには悠斗や美亜、それに親父やお袋、鈴本先生が居てくれたのだ。
 
……………
 

でも、オレはその事に気が付くのが遅かった。
 
オレはもう死んでしまったのだ。
 
なぜ生きている内にオレはその事に気付けなかったんだと自分自信に憎しみを抱いた。
 
 
まだ生きていたかった……
 
みんなの居る所に戻りたい。
 
 
オレは心から強くそう願った。
 
今までの自分の事しか見えてないオレじゃなくて、
違うオレになれる……
いや、違うオレに変わってやる!!
 
オレは今ではもう遅い、その決意をその真っ白な世界でした。
 

オレは両手で拳を作りギュッと握り締めて、唇を噛んだ。


228: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆03/15(日) 22:57:08 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
オレはその決意をするのが遅すぎた自分が不甲斐なく思えて、悔しくて……
思わずそんな事をしていた。
 
そして、オレはただただその場立ち尽くした。
 
ふと気が付くとオレの頬を何かが伝い落ちて行くのが分かった。
オレは右手で自分の目頭を押さえた。
それでもオレの頬伝い落ちて行くものが止まる事はなかった。
 
 
帰りたい。
 
オレはみんなの居る場所に帰りたいんだ!!
 
 
いつの間にかオレは声の限り、真っ白なこの世界で顔を上げて、その世界の上の方に向かってそう叫んでいた。
 
そして、ひとしきり言い終えると同時に下を向いて深い溜め息をついた。
 
それからオレがまた顔を上げ様とすると、どこからともなく、声が聞こえてきて、オレの耳に届いた。
 
オレを呼ぶ声だ。
 
遥。
 
しゃがれて低い親父の声。
 
遥。
 
弱々しく聞こえるが優しさを感じるお袋の声。
 
遥。
 
いつも嫌と言うほど聞いている美亜の声。
 
遥。
 
感情のこもってない様な冷めた呼び方をする悠斗の声。
 
みんなオレの名前を呼んでいた。
 
すると、突然白い世界にヒビが入り始めて、そのヒビから眩しく感じるほどの光が差し込んできた。
 
そして、白い世界が完全に崩れ去って、辺りが光に包まれた時、オレの意識はとんだ。


229: 名前:☆03/16(月) 16:56:38 HOST:05004012879384_md.ezweb.ne.jp
あげ

230: 名前: 0:00☆03/18(水) 16:12:43 HOST:ONI-202-70-248-202.oninet.ne.jp
あげwww

読んでいて、楽しいし、ストーリー展開がおもしろいw

続きが気になるww頑張ってw


231: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆03/22(日) 20:35:46 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
>>229
猫さん、あげ感謝です! 
猫さんには結構この物語の始めの方から応援してもらえて、とても嬉しいです!!
 
>>230
0:00さん、そう言ってもらえて嬉しいです!
この物語も終わりが近いですが、それでも応援して頂ければ幸いです。


232: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆03/22(日) 21:34:50 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
次にオレが意識を取り戻したて目を開けた時、オレは見間違いだと思い、思わず自分の目を擦った。
 
オレが目を開けると、そこには心配そうな表情でオレを覗き込む親父、お袋、それに美亜と悠斗の姿が目に飛び込んできたのだ。
 
「は、遥が目を覚ましたぞ!」
親父が大きな声を上げて隣のお袋の肩をつかんで揺する。
 
「は、遥……、うぅぅ……」
お袋は力が抜けたのか、そう言いながら、倒れ込むようにして親父にもたれかかり、涙を流して始めた。
 
「遥が帰ってきたぁ! 心配かけて遥のバカァ……」
美亜は涙を流すの堪えている様子で、そう言っていたが、美亜の頬を目から出た水滴が伝っていた。
 
そんな美亜の横に、普段と表情を変えずにオレの方を見つめる悠斗が居た。
悠斗はただオレの方をジッと見て、
「おかえり、遥。」
そう一言だけ口にした。 
オレはそんな悠斗の言葉に応えて、寝ていた身体の上半身だけを起き上がらせて、
「ただいま……」
そんな言葉を口にしている自分が居た。
 
「何でお前が泣いてるんだ、遥。」
親父が自分にもたれかかるお袋を支えて、目を潤ませながら、オレにそんな質問をしてきた。
 
オレは親父が何が言っているのか理解出来なかったが、おもむろに触った自分の頬が濡れているのに気付いて、
自分が涙を流しているのを初めて自覚した。


233: 名前:静奈 (Sho.Yhp.Yk) HP☆03/25(水) 16:21:08 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
久々にあげますノン

234: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆03/29(日) 20:58:04 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
オレは少しの間、親父からの質問の返答に悩んだが、ゆっくりと口を開いて
「もうみんなに会えないと思っていたから、泣けてきた……」
オレは自分の頬を流れる涙を手でぬぐいながら、顔を俯かせてそう言った。
 
オレは自分の言ってる事が照れくさくて、親父たちから背けるために、思わず顔を下に向けたのだ。
 
 
オレがそう言ってから、病室が静まり返ってしまった。
オレは顔を少し上げて親父たちの様子を伺う事にした。
 
『何を言ってるんだ?』といった疑念の眼差しがオレに向けられているのだろう。
 
オレはそんな事を考えていた。
 
オレが今まで親父やお袋とってきた態度からすれば、今さっきオレが口にした言葉は決してオレの口から出る様なものじゃなかったからだ。
 
そんな不安を抱えながらオレは顔を上げた。
すると、そこには号泣する4人の姿があった。
 
さっきまで涙を堪えていた、親父と悠斗でさえ涙を流している事にオレは驚きを隠す事が出来ず、
思わず目をまるしくて目の前の光景をマジマジと見てしまった。
 
そしてオレは思わず口を開いていた。
「何だよ、何で親父たちがそんなに泣くんだよ」
 
その時のオレは親父たちが何でそんなに涙を流しているのか理解出来ずにそう質問をした。


235: 名前:流れ者 (khQch9muJo)☆03/29(日) 20:58:59 HOST:05004032495601_ge.ezweb.ne.jp
>>233
静奈さん、いつも上げ感謝です!


236: 名前:静奈 (Sho.Yhp.Yk) HP☆05/06(水) 18:18:23 HOST:g24FSrPvenuuItZV_softbank.co.jp
久々に上げますノン

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