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少年と先輩

[1]:06/02(月) 15:35:05 HOST:p3040-ipad502marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp

少年―。
どうして少年なのだろう。
自分は少女なはずなのに。
先輩、いい加減覚えてくださいよ。
自分、この言葉に慣れたくはないです。
というか慣れ始めている自分が嫌です。


[19]:07/17(木) 18:21:52 HOST:p3040-ipad502marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
>2
訂正
・移し終えて
・写し終えて
>10
なんだか変なので一部直します。
×
ああ、男顔ですか、わたしは。
まあ間違えられたこともあるしね。
髪が短いせいかな?

ああ、男顔ですか、わたしは。
確かに間違われたことは何回もあるのだけれど。
きっと髪が短いせいでもあるんだろうな。

>16
こちらもなんだか変なので一部直します。
×
「なんであんたがあたしの部屋にいるのよ」
「俺も愛ちゃん見にきたんだけど終わっちゃったなー。
どうだった、今日の愛ちゃん」
「あーあ、今日見逃しちゃったんだ。
今日は愛ちゃん黒花姫と戦ったんだよ」

何だろう、この光景。
わたしは話しに入り込めないな。
おバカな優花は普通に愛ちゃんの話を徹哉にしているけれど、他に気になることはないのだろうか。
わたしは……

「なんで徹哉が優花の家でわざわざ見る必要があるわけ。
自分の家で見ればいいじゃん」

これが気になる。
優花と徹哉の話を妨げてしまったが気になるし。
優花は少し黙ってから便乗してきた。

「愛ちゃんは優花の家で見るものだろ」
「よくわかってんじゃん、徹哉」
「……優花は納得しちゃうんだ、その答えで」

なんなんだ、本当。

「なんであんたがあたしの部屋にいるのよ」
「いや、俺も愛ちゃん見にきたんだけどさ……。
もう終わっちゃった?」
「終わっちゃった。
今日のは凄くよかったよ、愛ちゃん黒花姫と戦ってた!」
「うっそまじでー!?
最悪、見逃しちゃったんだ俺……パソコンで見よ」

ああ、今の時代は凄いからね。
パソコンでアニメとか見れちゃうわけね。
というかわたし、それ以上に気になることがるんだけど……いいや、話している途中だけど聞いちゃおう。

「っていうかなんでわざわざ優花の家に来ているの。
自分の家で見ればいいじゃん」

普通に、普通に考えたらさ、まず初めにこれを聞くでしょ。 省44

[20]ミイ:07/17(木) 19:35:58 HOST:p1140-ipad28akatuka.ibaraki.ocn.ne.jp
やっぱ、最高におもUろいですッ
更新頑張ってくださいッ
あげ!

[21]:07/18(金) 10:30:49 HOST:p3040-ipad502marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
>20
不規則に更新をしてしまいますが頑張ります!
おもしろいと言っていただけて本当に嬉しいです(´;ω;`)
ありがとうございます。

[22]:07/18(金) 10:50:26 HOST:p3040-ipad502marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
「そう、勧誘。
君、僕たちの部活に入らないか?」
「え」
「いや、部活……というか同好会、かな」

いや、別にそんなことが聞きたかったわけではないのですが。
っていうかなんでいきなり勧誘なんだ。
いや、その前に何の部活なんだ?
わたしが部活名を訊いてみた。

「ああ、部活名!
まだ決めていなかったよ。
どんな名前がいい?
やっぱりかっちょいい名前のほうがいいよね」

え、本当なんなのこの人。
今まだ部活名決めていないって言ったよね。
部活、つくる気ですか……?

「部活、つくるんですか?」
「え? あ、うん」

何平然に答えているのだろう。
説明がたりませんよ先輩。
っていうかわたし入る前提で話していない、この人。
なんだか変な人ばかり現れるな。

「あの、なんでわたしを勧誘、に?」

今更、なんだけど。
いやまだ今更じゃないか。
先輩はわたしの方を見て答えた。

「人数がたりないのと、君おもしろいから」
「……は?」

人数がたりないのとおもしろいから?
ああ、本当に意味がわからない。
だいたい、人数がたりないからっていうのは少し失礼なんじゃないのか?
人数合わせですか、わたしは。

「ほら、部活をつくるには五人以上いなくちゃ駄目だろう?
僕とあと一人いるんだけど、それだけじゃ二人で全然たりない。
だから君入ってくれないか」

だから、なんでわたしになるんだ。
それにわたしが入ったとしても三人であと二人たりないじゃないか。
訊きたいことは沢山あった。
けれどわたしは抑えていとつだけ、訊いた。

「部活内容は?」

先輩はにっこりと笑って答えた。

「まだ決めてない」

「……」

決めてからこいという話でありまして。
決めていないのなら何故部活をつくりたいと思うのか。
ああ、もう。
わからないことだらけ。

[23]:07/18(金) 10:54:27 HOST:p3040-ipad502marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
>22
ああ、また間違えてしまった……。
・わたしが部活名
・わたしは部活名


[24]:07/23(水) 13:12:04 HOST:p3040-ipad502marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
「あの、わたし入らなくては駄目ですか?」
「何か違う部活にでも入っているのかい?」

訊いたのに逆に訊かれた。
まあ、入ってないんだけど……
部活って面倒だから嫌。
だからわたしは入っていない。

「入っていないんならいいじゃないか」
「それはちょっと」
「ちょっと、なんだい?」

あ、そこ最後まで言わなくちゃ駄目なんだ?
わたしは溜息をついてからはっきりと言った。
この人は曖昧な返事じゃ駄目そうだ。
いつまでたっても帰れない。
っていうかはやくチャイムなればいいのに。

「面倒」

それだけ言って逃げるようにして教室に入った。
するとやっとチャイムがなってくれた。
ナイスタイミングというか……今日わたしついているんじゃないか。
先輩もこれで自分の教室に帰らなくてはいけないし。
もう何も言ってこないといいんだけど。
なんて。
まだ幸せだったのかな、このとき。
やっぱり今日はついていない。

「面倒、だなんて先輩に失礼な奴だ」

先輩と呼ばれていた自分物は笑った。

「やっぱりおもしろい」

[25]:08/18(月) 00:43:34 HOST:p7218-ipad514marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
席につくなり優花と徹哉が近寄ってくる。
一人になりたいときにうっとうしい……

「さっきの先輩何ー?」

うんうん、やっぱりそう聞くよね。
それ以外に近寄ってくる理由ないもんね。
わたしは机に頭をつけて答えた。

「なんか勧誘された」
「はあー?」

二人そろって。
まあ、息が合っているのね。

「ちょっと椛壊れかけてない。」
「あ、それ俺も思った」
「ははは、だったら壊れた理由はなんなんだろうねえ」

嫌みでそう言ったのに……わたしとしたことが忘れてた。
この二人には嫌みがきかないっていうこと。
二人は真剣に考え始めた。
……普段ろくに使いもしない頭を使って。

「俺ら酷い言われようじゃね?」
「ほんと。 椛さいてー」
「はっ、なんとでも言えばいい」
「最低最低最低最低最低……」

「うるせえー!」

わたしが怒鳴ったと同時になる本玲。
何このタイミング。
絶対わたしをおちょくってる。

「んなわけねえだろ」
「絶対そう」

珍しく徹哉がわたしを馬鹿にしたような目で見る。

「……言っておくけど少なくともあんたよりはわたし、
頭いいですから」

「俺何も言ってねえじゃん!」

顔がそう言ってたんだよ。

[26]:08/22(金) 23:03:51 HOST:p7218-ipad514marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
そんな感じで今日も一日が終わる。
何故だかとても長いような一日だった。
けれど、そう思うのも無理はないと思う。
いきなり名前も知らない先輩に勧誘されて?
しかも部活をつくるとか言われて?
わたしを誘ったのは人数合わせなのとおもしろいから?
あげくには徹哉に馬鹿にされて。

「俺は馬鹿になんてしてねえー!」
「五月蝿い、してた」
「なんか椛今日はむすーっとしてるねえ」
「太陽が眩しすぎるからだよ」
「意味不明」
「お前等もな」
「等、ってだから俺は何にも言ってねえー!」

叫ぶ徹哉を軽く無視してから鞄を取った。
帰って今日は寝るかな。
教室を出ながらそんなこと考えていた。
後から待ってと後をついてくる優花と徹哉に早くと言って。
階段を下りているとさっきまでむかむかしていたのに窓から入り込む日差しにうとうとして。
いい感じに睡魔が襲ってきてて。
家に帰ったらすぐに寝ようと思うだけで何か嬉しくて。
それなのに

「もみじくーん!」

……

何故かいつも邪魔されて。

[27]:09/10(水) 17:58:17 HOST:p7218-ipad514marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
その声に不覚ながら反応して、声が聞こえた方、つまりは後ろに振り返ってしまったんだ。
今更後悔。
振り返らないでそのまま帰ればよかった……!
振り返った先には思った通りわたしを馬鹿げた部活に勧誘してきた先輩だった。
笑顔でこちらに走ってきているけれど、あれは見ないふりをした方がいいのだろうか。
そう思いつつも先輩を黙って待った。
眠いと少しいらいらしつつ。
その待っている間に優花と徹哉がいろいろと声を掛けてきたけど、無視した。
返事しようと思っても眠くてできなかった。
瞳を閉じると聞こえてくる足音。
だんだんとわたしに近づいてくる。

「もみじくん、酷いじゃないか帰ってしまうだなんて」
「は」

声が聞こえた瞬間に瞳を開ける。
先輩の顔が近い。
とりあえず近かった顔を離した。

「は、じゃないよ、どうして先に帰ろうとしていたんだい」

先にも何も、と思った。
先輩と何か約束をしていただろうか。
考えてみたがそんな約束等をした覚えはない。
わたしは何とも言えぬ顔で首を傾けた。
無言で訴える、何のことですか、と。

「とりあえず、ここじゃなんだから来てくれ」

返事をする前に瞬時にわたしの腕を掴む。
そして走り出した。
わたしはなんのことだかさっぱり分からず、連れていかれたんだ。
遠くで優花と徹哉の声が聞こえる。
返事をしたいけれど、したいけれど……!

「お助けを〜!」

その一言しか言えなかった自分が恥ずかしい。
わたしの一言は校庭中に響いた。

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